雨続きの師走
私は、横殴りに降る雨の中を外出先からバス停方向に歩いた。
あれこれ立ち寄っているまに日没が早い。

夜の長さが一番長い冬至が一週間後の24日頃、
関東では4時35分頃になると夜になってしまう。

沖縄では内地より日の出日の入りが1時間遅い。
夕方は午後6時迄は明るい。

南国に降る雨はさほど冷たさを感じないはずなのに、
昨日の雨はとっても冷たく肌に突き刺す感じだった。

明けて今日も土砂降りの雨が降るなか
私は髪をカットする為に行きつけの美容院に行って来た。

この雨ではお店が空いていると思い行った所、満席だった。
以前住んで居た近くにある美容院のスタッフは顔見知りの人ばかり。

そのお店を出て過去に住んでいたマンションをそっと眺めた。
9回建てのマンションに住む人はまばらだった。

辺りの広い通りを観光バスが4台私の前を通りすぎた。
冬は観光客で賑わう沖縄は観光地で有る事と温暖な為だと思う。

昨日ショックな事が有り主人に話せば、
「お前がどうなろうが俺には関係ない!」主人の冷たい言葉。

事あるたびに「お前なんかどうなってもいい。」が口癖。
何度も何度も離婚したいと思いながら14年が経とうとしている。

望まれて一緒になったはずが結婚した時から、
彼の心には私は住んで居なかった。

人生には様々な事が有るし好き嫌いだけで生きては行けない。
私だって彼を愛せないし同じ空気を吸っているだけ。

愛が無くても喧嘩をしても会話だけは途絶えない。
こんな夫婦は嫌だと思いながら年月は過ぎてゆく。

今夜もざあざあ雨の降る生暖かい風が吹いている。

編集 sakura1205 : ハルさん、何時も有難うございます。私も嫌で何年も手もにぎった事なく、お風呂も身体を見られた事はないの。他人より遠い仮面夫婦です。
編集 ハル : さんのこと嫌いじゃないと思いますが。上手を言えない方じゃないですか?夫婦は他人だから 長年一緒にいると 色んな事があると思います。憎まれ口ばかり言ってても、一人になると寂しいんじゃないでしょうか?何も知らないくせに 何時もすみません。
編集 ハル : “釣った魚に餌はやらない”ですね。精神的にお辛いでしょうが、会話が途絶えなければ ご主人はsakura