2009年08月の記事


愚かな私
昨夜未明、総選挙結果で騒いでいた頃、
主人は目覚まし時計を午前4時に合わせていた。

静観していれば良かったものを、
取っ組み合いの喧嘩をしてくたくたに疲れ果てゝ眠ってしまった。

今朝、気付けば彼の姿はなく雨音と風の音だけが聞こえていた。
風がひゅーひゅー吹き荒れても旅に出て行った彼。

私は、身体中の力が抜けて呆然と佇み惨めさだけが心の中に残る。
過去に何度も何度も取っ組み合いの喧嘩をしても反省できない私。

何処に居るのか、明日帰るか、4日後に帰るか見当も付かない。
何時も遊びに行く事を判っているなら、知らぬふりをすれば良かった。

台風の雨風が遠ざかる頃、買物に行き帰りに桜並木を歩いてくれば、
青葉が殆ど風に吹かれて飛んでしまい、木枝だけになっていた。

幸い稲穂が落ちずに済みほっとし、
灰色の空を眺めれば、自分の愚かさに涙が止めどもなく落ちた。
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総選挙投票日 
今日は、いよいよ衆議院議員総選挙投票日がやってきた。
毎日のように選挙演説やNHKの時論公論で政治の説明を聞いて

いたにも関わらず今朝からずっと迷っていた。
主人に勧められていた候補者は、私には同意できず

我家で一番遅い時間帯の昼下がりに投票を済ませてきた。
午前中は、非難訓練があったが集合場所が遠いため電気自転車を飛ばして

町内の人達と合流し、主人も自転車で非難訓練に参加した。
一時間で訓練は終わり炎天下を再び、我家に帰ったが物凄い暑さを感じた。

昼下がりに選挙投票に行った帰り道、わざわざ遠回りをして
稲田の畦道を歩いた時、稲の葉がざわざわと音をたてゝいた。

まだ蒸し暑い日中に涼しい風が吹く畦道を夕日に向かって
歩くのも清々しい感じがする。

太陽が照りつける道路を歩いたのが嘘のように、
台風の影響か、少し風が強く吹きはじめてきた。

快晴の空から夕方に買物に行けば急に雨が降ってきたので
纏め買いはせずに一日分の買物を済ませ、急ぎ足で帰宅した。
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 親友との休日 
昨夜午後6時、夕食を作り終えた頃、勉強会から次女が帰宅した。
食の細い彼女は何時迄経っても食べる気配もなく

PCでチャットをしながら「どうせ私の食事等無いんでしょ!」
その言葉に「残り物で作ったけれど三人分作ったから食べてね。」

私は一言だけ言ったが、彼女が食べ始めたのは深夜10時だった。
「私、疲れているのよ!」疲れているなら食べなければ力が出ないと

思ったが、何もかも知っているいい年をした女性にそれ以上は言わなかった。
主人に注意をされていたので私はお風呂のお掃除に居間を出て

再び居間に戻れば午後23時になっても座ったまま動かなかった。
それでも、亡き奥様の誕生日の為豪華なお花を買ってお仏壇に飾り、

主人に亡き奥様との恋愛当時の事を楽しそうに話していた。
前の家庭の事を時々耳にしているが、私には関係のない事で静観している。

今日は、蒸し暑い日中だったが親友の美容院に行き、できる事を手伝って
楽しい時を過ごしてきた。

肌が日焼けしても日光に当たり歩いて我家に帰る途中、
稲田が黄金色に染まり首を垂れ、案山子が立っていた。

台風11号が来ないで欲しいと願い、好きな歌を歌いながら帰宅し、
夕食の支度にかかる。
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さようなら夏 
寝心地の良い涼しい今朝、6時起床。
表通りに可燃ゴミを出しに行けば、夏の名残の陽光が光り輝いていた。

青い楓の葉も上の部分から赤く紅葉し始めて、
眩しい太陽の日差しの間から微かな風にひらひら揺れていた。

今夏、何度も何度も摘み取ったミニトマトの後から、
今朝も黄色い花が咲き、

今度実るトマトが最後のミニトマトになるかも知れない。
紫色の花が咲いている茄子も今夏、最後に実る茄子になるかも知れない。

蝉の声も聞えなくなり、秋の虫の声に変わってきた。
何時もなら玄関先に出れば海も富士も山々も見えるのに、

夏の晴れた日は見えにくい。
昨年の夏はお芝居を数回観に行ったが、今夏は事情があり行く暇がない。

予定通りになれば、主人と遠隔地に数ヶ月間、住む約束になっている。
しかし、何らかの事情が出来れば中止になる場合も有る。

遠隔地に数ヶ月間住む事は、無理な話ではと半分諦めている。
一家の主が数ヶ月、家を空ける事等できないと私は思う。
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8月27日 ベランダで
夜と昼の長さが同じ今朝5時に目覚めた。
もう少し眠っても十分間に合うのに主人が起きた気配がしたので

遅く起きたくないと思い、5時過ぎに起床。
朝の空気は少し涼しくなり窓を全部開ければ

ノースリーブを着ていたので冷んやりする。
洗濯器が回っている間、朝食の支度をする頃は東の空が茜色に染まり、

やがて太陽の眩しい晴れの朝になる。
PCを使用しながら洗濯物を干したり台所の片付けをしていた。

その後ベランダにお布団を干した時、
今迄見ていた海が見えなくなってしまい、がっかりした。

3階建てのアパートが建つため建物が邪魔になり海が見えない。
カラフルな家並みもベランダからは見えなくなってしまった。

ベランダの角に来て北側の風景は見えるのでほっとしたが、
この時期は、富士山がはっきり見えなくても冬は綺麗に見える。

朝は秋の風、日中は真夏日の暑さ、気温の差が大きくてそろそろ
夏バテが出てくる頃、何でも好き嫌いなく食べて秋を迎えたい。
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8月26日 百日紅
バイトの帰り道、バス停で素敵なお爺ちゃんが椅子に座っていた。
「こんにちは。お爺ちゃん、あの河津桜みたいに綺麗なお花は?」

見知らぬ優しそうなお爺ちゃんに尋ねると
「あれは百日紅の花と言うんだよ。」親切に教えてくれた。

其の後お爺ちゃんの話を聞いている間にバスがきたので
先に乗って貰い、私は駅で降りて電車に乗った。

日中の暑さの中を歩いた為か我家に着いた頃は6時を過ぎ、
日が短くなり辺りが薄暗くなっている。

こういう日は、簡単な料理で食して貰う事にしていて、
秋刀魚、大根おろし、ブロッコリー、お吸い物、茄子の煮付け、糠漬けで

夕食とする。
今日も、父娘で喧嘩をしているので疲れがどっと出てしまった。

今朝は、5時に起床し眠くてたまらない。
自分のするべき事を早く済ませて早寝をしよう。

こんな事を言いながら何時も宵っ張りをするのが私の悪い癖である。
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あれから二週間 
あの地震から今日で二週間になる。
静岡市駿府城の崩れた石垣が何箇所か崩落したままの状態になっている。

四百年も歴史のある駿府城、来年1月から工事にかかるとの事。
我家も主人が眠っていた上の本棚の板が三枚壁にぶつかって

落ちたが、壁に穴が開いても主人に怪我はなかった。
「怪我をしなくて良かったわね。」本当に運が良かったと思う。

今日も晴れの日差しが降り注ぎ、蝉の声も聞えぬ朝6時起床。
からっとした涼しい風が吹き、寝心地も良くなってきた。

日中は、29度前後の暑さでも、夕方になれば少し涼しくなり、
朝晩と日中の温度差が大きく夏と初秋の間かと勝手に判断をする。

昨夜も、秋の虫の音が賑やかに聞え始め、もう夏の終わりが近い事を
自然や虫達が教えてくれた。

深夜、眠る頃に夜風がガラスをカタカタ揺らし、
窓の隙間から微かな風が入ってくるような中古の我家。

近所で一番古い建物みたいな我家は耐震補強をしなければならない。
築30年の家は多いと思うけれど、海風で傷んでしまう。
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ちょっぴり秋の風
昨夜は、遊び疲れて眠っていた主人を次女が夜勤の為起こしていた。
喧嘩をしても親子、眠い眼をこすりながら彼は午前0時に送って行った。

私は、その二時間前に次女が持って行くお弁当のご飯を炊いて置く。
次女が我家に来てから時間が不規則になり、

早寝をする事は滅多にない。
今朝は、寝坊をして7時過ぎまで眠ってしまい、

階段を走って下り朝食の支度をする。
プラ包装容器を表通りに出す時、今迄とは違う涼しさを感じた。

西から移動性高気圧に覆われているため、
ちょっぴり秋を思わせる涼しい風が吹いていた。

首を垂れた稲穂もざわざわと風に揺れ、
もう夏も終わりに近づいた事を肌で感じて、秋は寂しくて嫌だわ!

そんな事を思っている間に、帽子が川の傍まで飛んでしまった。
あらっ帽子が!と走って帽子を掴んだ時は川に落ちる寸前だった。

朝は、通勤車等で道が込み合い冷や汗をかいて我家に戻る。
日中の暑さは真夏日の厳しさに台所で汗をかきボーッとしても、

夕暮れになれば再びちょっぴり涼しさを思わせ、
海沿いを歩けば風が潮の香りを運んでくれ、人ごみで賑わっている。
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処暑
今朝4時半過ぎ、辺りが少し明るくカーテンが少し揺れていた。
昨夜、宵っ張りをして余りの眠さに窓を二箇所開けたまま

眠ってしまった事に気付き慌てゝ閉めた。
睡眠時に夜風を吸うのは良くないと聞いた事がある。

今日は、二十四節気の一つ処暑。
暑さがまだ停まっているという意味なのか、

午前中から30度も上がる暑さだった。
連日の真夏日に皆、体力が落ちて夏バテも出る頃だと思う。

太陽黄経が150度の時で、暑さが峠を越えて後退し始める頃との事。
この暑さの中、今日は、町内の親睦会で近くの名所に行き、

食事等をして雑談を交わし帰って来る。
一軒にひとり行くので我家は主人に出席して貰った。

夕方になれば弱々しい蝉の声が聞え、鈴虫のような声も聞える。
様々な虫の音が聞えても私には虫の名が判らない。

夕方の山々を見ながら、今夏も東京に帰れなかった事を悔やみ、
帰った所で実家がある訳でもないけれど、親しい人達の事を思えば涙ぐむ。

主人と次女が喧嘩をしているので、亡き奥様のお母様から
電話がきても、私は何も語る事はできない。

孤独な休日に川沿いを歩いても、寂しさばかりがこみ上げて
東京の空を眺めては、流れ落ちる涙も拭かずに畦道を歩いて来た。
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夏が好きだから 
昨夜も熱帯夜だったが、熟睡して気付けば自然と午前6時に目覚め、
起床した時には沢山の汗をかいていたのですぐに着替えた。

陽光の日差しが強い中で主人が汚れた池の水を綺麗な水に戻していた。
家事を済ませた私は、池の手入れが終わる頃に、

「ねえ、ご飯を食べに行きましょうよ。」私は、久しぶりに
主人を誘った。

真夏日の日中外出し、駅前商店街を通った時なんとなく嬉しくて
あら、何時もシャッターが閉まっているお店が開店しているわ!

三分の二のお店が開いていたので思わず喜んでしまった。
これから少しずつでいいから個人商店に活気が戻って欲しい。

そんな事を思いながら昼食を済ませると「すぐに家に帰る!」
彼が帰りたいというので、私が雑貨品を買う事を諦め自宅に戻った。

彼は、買物をする場合は一人で行動するので、私と買物する事は余りない。
私の買物は時間が掛かるため、気短な彼は待ってはいられない性格。

パソコンショップ等の買物には相当な時間を使うのでお互い様だと思う。
私は、彼に迷惑をかけないように衣料品を買う場合は一人で行く。

暑い暑いと言っている間に夏は駆け足で過ぎてしまう。
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無花果
太陽が眩しい晴れの朝、6時起床。
蝉の声が僅かに聞えた表通りへ可燃ゴミを出した時、

隣のお宅を見れば、樹木の間から降り注ぐ陽光に黄色い向日葵を見つけ、
まだ、夏なんだわ。嬉しくなってしまう。

水田を通れば、稲穂は頭を垂れ緑の葉がざわざわ
さざ波のように揺れていた。

午後から急に曇り空と化し、時々小雨がぱらぱらふっていた。
見事に実った柿も知らぬ間に崩れるように落ちてしまい残念で仕方がない。

静かに小雨が降る夕方、買物に行く途中無花果畑を見れば、
無花果がたわわに実り、あの独特の香りが漂っていた。

山へ行けばコウロギが今月上旬からずっと鳴いていた事に今更気付いた。
前線の影響で今日は33度の暑さ、エアコンも使用せず扇風機だけを

フル回転させて家事をしていた。家族は夏バテして座ったまま動かない。
これから急いで夕食の支度にかかる。

一雨ふって少し涼しくなった感じがする。小鳥達が、そして
カモメが急ぐように空を飛んで行く。
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姫!と呼ばれた日が懐かしい 
友人のお店に着いた頃は、15分遅刻したが
「良いのよ、暑い中を有難う!」笑顔で迎えて頂き、ほっとした。

3時の休憩中にコーヒーを飲みながら、
私はふと数年前にデパートで働くコックさんの事を思い出した。

会社の休みの土曜日曜をコックさんの手伝いをしていた時、
素人の私が作る料理はゆっくりとマイペースだった。

そんな姿を見てコックさんは、「姫、早くしないと夜が明けますよ。」
「姫、料理を作りながらお皿の片付けも早くしないと。。」

物凄い忙しさだった。
あの頃、昼食を頂くのは何時も午後3時過ぎだったと思う。

それに比べ、今はとても気楽で普通に動けば充分間に合い、
「お料理作るのが早いわね。」彼女に言われて、「とんでもないドジなのよ。」

日の暮れが早くなったと思いながら午後7時我家に帰って来た。
主人と二人で頂き物のお惣菜で夕食を済ませた。
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残暑
強い日差しがふり注ぐ今朝、寝坊して7時起床。
この頃はずっと晴れの真夏日が続いている。

明日から来週の間、4日くらい午後のみ友人のお店に手伝いに行く為、
今日は、早めに家事を済ませておく。

朝から晩までアパート工事の騒音が大きくて電話がきても
相手の話し声も聞えない。

私は、話し易いのか近所の人達は話しかけてきたり、
持ちきれない程の茄子やトマトを「食べて下さいね!」と

持参してくれ、後で家族に内緒でお礼をしている。
主人も次女も人に頂き物をしてもお返しする事は殆どない。

買物帰りに稲穂を見れば頭が重そうに下を向いていた光景にほっとした。
稲刈りが終わるまで如何か台風が来ないで欲しい。

夕方になれば山々は濃青く、富士山と空の色が同じに見える
青葉になった血潮紅葉が、微かな風にかさかさと揺れていた。

今夏は、相変わらず蝉の声が余り聞えなくて寂しいと思っていれば、
カモメがきいきい鳴きながら水辺で遊び、少し短日になってきた。
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 朝風 
夏だというのに蝉の声が弱々しく聞える。
梅雨が長かった為か、蝉の声が例年より静かな感じがする。

夏はやっぱり賑やかな蝉の声で目覚めなければおかしい。
晴れの朝、5時起床し、

6時にポリ袋いっぱいの可燃物をゴミ置き場に出す時、
ちょっぴり秋めいた風がすーっと吹いて、あゝもう夏も終わってしまうわ、

そんな事を思う間も無く、太陽の眩しい暑い日中になる。
お布団や洗濯物を干しながら、暑い!と呟いてしまう。

お盆も過ぎ、朝と昼の温度差がはっきりした訳ではない。
ほんの僅か、真夏の峠を越した事を朝風を受けて肌で知った。

隣のアパート工事をする大工さんの金槌の音、
電気ドリルの音が大きくて、まるで我家を工事しているように耳に響く。

夕方になれば工事も終わり静寂さが戻り、前のお宅のご主人に
ばったり出会った。

その時、「奥さんは、毎日仕事に行く訳でもなくPC等をして幸福だね!」
そう言われた。その瞬間、「幸福、不幸は私しか判りません。」と答えた。

これで幸福だと決めている人がいるだろうか。幸福には終わりがない。
人は、生きている限り悩みもあれば幸福な時もあると思う。
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真夏日続き 
衆議院総選挙は8月18日に公示され、
8月30日に投開票されるとの事をニュースで知った。

どの党がいいとか、人気のある党で決めるのではなく、
国民一人一人が、良く考えて一票を入れる事かしら。

例えば、様々なマニフェストをどの人が本当に実行できるか、
日本経済が最も苦しい時に、どの政治家が国を、人を救ってくれるか。

無能な私には、全く見当も付かない。
お話しを聞いてじっくり考え、この人ならばと思う方が居れば

いいけれど、難しくて判らない。
今回は、総選挙がある為に投票する人を決めなければならない。

長年、地方公務員をしていた主人は、候補者の事や政治等には詳しいが、
「政治に関与するな!」私は、何度も忠告されている。

そういう私も主婦業が忙しく政治に余り感心は持っていない。
食いしん坊なのでお仏壇にお供えした果実がいたんでしまうのが心配。

何時もよりは立派なお仏壇のお花が枯れないように栄養を与えたり、
塩素系のものを入れたりして、お水をまめに取り替えている。
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盆送り火
今月13日に迎えた祖先の霊を送り出す、
焚いた送り火の煙に乗って祖先が帰るといわれる盆送り火。

以前は二人で焚いたけれど、今回は泊まり客の接待等があり、
地震で屋根瓦がずれたり落ちているため、送り火は中止とする。

主人が、簡単な場所に昇りずれた屋根瓦を並べると言うので
危険な事は止めて!と何度も忠告をしている。

長女も心配をして同じ事を言っていた。午後5時前、「着きました。」
主人が長女の電話を受け取り喜んで短い会話をして切る。

長女は、働き者で教師と家庭の両立を上手にこなし、
細かい点に気のつく優しい性格で、正しいと思えばはっきりと主張する。

今日も蒸し暑い真夏日になり、玄関先に打ち水をまいた。
命短い蝉もバタバタ倒れてしまい、向日葵も枯れはじめ、

白百合が大きな花びらを咲かせ、飛行機が頭上を飛んでいった後の
青空を、私はずっと見つめていた。
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 真っ青な空 
夏の強い日差しがふりそそぐ今朝、7時起床。
長女、次女が昨日の昼帰郷すると思い、

私達は昼食も食べずに待っていたが主人だけ残り物を食して貰った。
夕食時になっても、何時もなら連絡をくれる長女が

何の連絡なしに午後10時過ぎに帰ってきた。
次女が盆踊りをしていたので待っていた事を後で知る。

今日は、お墓参りをしてから主人の車で長女次女は亡き奥様の実家へ
私に無断で行ってしまった。

主人の携帯に「今、どこにいるの?」聞いて初めて亡き奥様の実家に
3人でいる事が判った。午前9時から夕方になってもまだ帰らない。

主人の机の上には、亡き奥様の元妹さんの次男に「入学祝い5万円」と
書かれ、ビニール封筒が置かれてあった。

主人は何故、自分の親戚以上に仲良くするのか、おかしいと思う。
家庭内では粗食を食べて、あのお宅だけは相当な金銭をあげている。

4月に入学したのに今頃お祝いを持って行くには、迷った末の事と
私にも判る。

次女が長女に長電話で何時も、主人と私の事を話しているので
長女が遠慮をして黙ってきたと考えれば辛くなる。連絡は必ずする人だった。

嫌な感じがしていたけれど、立ち直りの早い私は、親友宅に行き、
「漬けたての梅ね、美味しそう!」と言い、図々しく頂いて来た。

親友が一所懸命に漬けた梅、「誰にもあげないでね。」そっと手渡してくれた梅、
親友だと思い、無駄にしないで大切に味わいたい。

蒸し暑い日中、雲ひとつない青空に、涼しい風がすーっと通り抜けていった。
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花は巡りて咲くものを
昨日、お盆のお墓参りに行った時、ぐらぐらっと余震がきて揺れた。
その時、主人が涌き水を汲みにお墓の傍にある川へ行き、

私は石塔のお掃除をしていた。あらっまた地震だわ!
恐くて墓石の土台につかまってしまった。

大きな地震がきた後は余震が続く場合が多い。
最初に起きた地震を本震といわれるが、あれから毎日余震が起きている。

お盆も二日目に入り、遅くても今夜には長女が泊まりに来ると思う。
明日は、皆で二回目のお墓参りになると予定しているが、

この家の仏様は、お正月、命日、春彼岸、お盆、秋彼岸と
お墓も徒歩20分と近い事もあり、必ず供養している。

こんな時、自分の両親は墓地が遠いため中々お墓へお参りできない事を
何時も心で「ごめんなさい。」とお詫びしている。

只、いつでも両親は私の心の中に住んでいる。そして死別後の年月も
ずっと忘れずに大切に胸にしまってある。

昨日の酷暑とはうって変わり、今日は曇り空で日差しがない分涼しい。
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お盆、お墓参り
 お盆は、インドのお釈迦様が語在世の頃、お弟子さんの中で
神通力第一といわれた木蓮尊者が亡き母が餓鬼道に落ちて、

非常に苦しんでいた事を知った。それを救いたいとお釈迦様に尋ねれば、
雨期にある安居の終わった時に、大勢のお坊さんに布施行をする様に

教えられた。そして木蓮尊者のお母様が餓鬼道から救われたとの事。
餓鬼道という所は、いくら沢山の食物があっても皆火になって燃えてしまう、

いわゆるこの世の煩悩の事。美しいもの、名誉等はみな煩悩が元である為に
求めても求めても、きりがないものとの事。

その解決方法としてお釈迦様は、いかにして大勢の人々に布施が出来るかと
考えた。お盆の事を調べればもっと長くなるので、これ以上調べるのは辞める。

真夏日の暑い日ざしがふり注ぐ中、主人と盆棚を組み立て、提灯を飾ると
何時もより豪華なお花、お供え物を買物して帰って来た。

すると丁度、お坊さんが来て5分くらい拝んで頂き、お布施を渡した。
お布施とは、高いものだと私はお坊さんがくる度思う。

余りの暑さのため、少し休んでから二人でお墓の掃除をしながら、
お参りをして来た。「お爺様、お婆様、亡き奥様、天国で仲良くね!」

三人が成仏できる様にお花やお線香を炊いて小声で拝み両手を合わせた。
潮の匂いが漂う海辺のお墓は、涼しい風が汗を流してくれる。
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 お盆の支度も進まず 
静岡空港や広大なお茶畑で有名な牧の原サービスエリア近くの
高速道路が地震で崩れ落ち、徹夜で工事を進めている。

あの高速道路は私がよく通る道、地盤が悪いのか、他にも地割れしている。
昨日も今日も小さな地震は時々、きている。

明日からお盆だというのに私一人では、勝手な事はできない。
次女は長女のお宅に遊びに行き、主人と居ても会話も合わない。

先日旅行に行った場所が判り、憎しみがつのるばかりで顔も見たくはない。
こんな状態で暮すより、どちらかの道をはっきり決めたいと思っても

彼は外の人と別れたくない、私と離婚はしたくないと優柔不断な性格。
私は、こういういい加減な暮らしが大嫌いなため、ずっと苦しんできた。

お盆の時くらいは家にいる事は当然だと思うけれど、
日にちが経てば再び、彼女と旅行に行ってしまう彼を信用等できない。

「旅行に行きたければ連れて行くぞ!」彼は何度か私に言ってくれたが、
「誰が、貴方なんかと行くものか!」男勝りの口調で答えてしまう。

一緒になった10年近く、ずっと苦しめられた思いが脳裏から離れず、
私はどんどん気の強い人間になってしまい、人間て悲しいなと思う。
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 地震の恐怖
昨夜は、台風9号が太平洋沿岸を通過するため、
午前2時、4時と二回起きてテレビに眼を傾けていた。

その後、眠くて熟睡していた所、ぐらぐらと家が揺れ、
身体がドーンと飛び上がった感じがする大きな地震が起きた。

この瞬間、私はもう死んでしまうかも知れないと思った。
津波がきたら逃げ切れないので諦めていた。

衣装ケースは崩れ落ち、棚の物は落ち、余震も続いていた。
滅多にない大きな地震に驚いたが、動かない方がいいので

テレビのニュースを聞いていた。次女だけが大騒ぎをして
防災用具の他、沢山の物を用意して逃げる準備をしていた所、

「落ち着いて家の中から出るな!」と主人に注意されても、
汚れたバケツに水を溜めたり、走り周っていた。

台風の雨、雷も鳴り、震度6の地震と重なってしまった。
明け方の事もあり、外に出れば屋根瓦が壊れていたので

主人が業者に頼んだけれど、依頼人が多く中々来ては貰えない。
そこで彼が自分の出来る範囲で、瓦屋根の修理をしている。

産まれて初めて体験した眠っている時の地震、これでも
東海地震なら震度8以上、大きさもメカニズムも違う。

再び、同じような地震が起きたらと思えばぞっとする。
様々な場所で被害が出ているが、本当に疲れる一夜だった。
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 白百合 
昨夜、作業ズボンを履いた主人が堂々と帰宅した。
うつろな眼をしてぼーっと座ったまま、暫く動かなかった。

私は、何も言わずにお風呂掃除をして彼に入浴を勧めると
直ぐに入り用意して置いたパジャマを着て午前11時頃眠ったと思う。

私は複雑な心境で疑いや憎しみがわいて中々寝付けなかった。
「どこに行っていたの?」等と聞けば聞くほど

答えない性格は判っているので黙して語らず、
熟睡できないまま午前5時起床。

雨が降っていた今朝、台風9号が四国沖を北上していた。
東海地方は、深夜未明から明朝に海沿いを通過するかも知れない。

出たばかりの稲穂は大丈夫だろうか、その他何の被害も無く
通過して貰いたいと空に向かって願った。

玄関横に植えたはず無い白百合が満開に咲誇り、
嬉しくなって、♪白い花なら何の花、咲いて寂しい白百合よ。。。
自作の歌を口ずさんで喜んでいる呑気者の私。
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稲穂
彼のしている事を静観していても許せず、悔しくて中々寝付けず
深夜1時まで起きていた。そして寝坊し気がつけば7時半起床。

昨日から次女と二人で暮しているので食事を作っても会話もなく
息苦しい二日間を過ごした。

整形の看護師なら腰痛の痛さは知っているはず、でも何も語ってくれない。
テレビを占領してごろごろしている。

今日は、腰痛が知らないうちに楽になり湿布を止めて買物に行って来た。
只、重い物を持てば少しは腰に異常を感じる。

気にしないようにしているので、その時はその時と思い動いている。
買物帰りに田んぼを見れば、遅まきながら稲穂が出ていたのでほっとした。

日照時間が少ないためか、穂が出ないので心配をしていたけれど、
稲穂が真っ直ぐ伸びていた光景を見て、とっても嬉しかった。

白いカモメが水辺に下りて遊んでいたので、近寄れば遠ざかってしまう。
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 海鳴り
昨夜は、海の方から水と水とが衝突するような
賑やかな音が聞こえていた。あれは海鳴りだろうか。

そんな海の波音を聞きながら眠り、
今朝、5時20分起床。

立秋に入り少し夜が長くなり、夜明けが遅くなった感じがする。
今朝も朝食後、主人が鞄を持って無断で旅行に行ってしまった。

「いつ、帰るの?」とメールを出せば3時間後に「明日の夜帰る。」と
主人から返事がきた。今回は一泊旅行をすると判っていた。

相手の女性から何処かへ行く場合は頻繁に「ヒツウチ」電話がくるので
近いうちに旅行に行くのかと思っていた。

今迄に何度も、「一緒になっても良いのよ、私も一人が気楽でいいわ。」
彼に何時も言っていた。

こんな生活に慣れてしまい、何も無かったように振舞っている。
人の遊びを憎むよりも、自分の為にするべき事をして時間を大切にしたい。

友達にヘアーカットをして貰った帰り道、富士山が青く綺麗だった。
しかし、富士山の前に帯状の雲が流れて日中の眩しい晴れとは違い、

青空から灰色の雲等と不安定な空模様になる。
山々から吹いてくる涼しい風がとても清々しい。
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立秋 
夏らしい強い日差しが降り注ぐ今朝5時半起床。
蝉達の合唱も賑やかになり、夏らしくなった。

汗ばむ真夏日の日中でも、暦を見れば二十四節気の一つ立秋。
1年を春夏秋冬に4分割して割り出したものだから

実は、まだ真夏の真っ盛りで秋の気配など感じられない。
熱帯夜、台風、夕立が鳴り本格的な夏がきた感じがする。

しかし、今夏は梅雨が長引いたため、夏があっという間に
終わってしまいそう。

蝉達が、短い命をぎらぎらした日差しを受けて鳴いていたが、
夕方、楓の下に夕涼みに行けば蝉が二匹倒れている。

それでも蝉達の声は、夜になっても鳴き止まない。
こんな夜は、川のせせらぎの音を聞きながら夕涼みするのも良い。

お盆が近いのでお盆過ぎに、この短い夏を楽しみたいなと思う。
花火が、遠くでなって「立秋」には似合わず夏らしい夜になる。

静岡は来週はお盆になり、泊まり客の事等を考えれば焦ってしまう。
私は、我儘なためお正月とお盆が一番嫌いな時節と思っている。
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ひまわり 
大型台風8号が沖縄の南海上を西へ進んでいるため、
東海地方は、南から暖かく湿った空気が入っている影響か、

蒸し暑い空気が部屋を漂っている。
今朝は、月に一度の不燃物を公民館に6時から8時迄に出す日だった。

主人にお願いして出して頂き、其の後朝食とした。
雨上がりの水田の稲が青々と鮮やかな緑色で美しく、

満開の向日葵が夏盛りを思わせてくれ、
向日葵には、真夏のぎらぎらした太陽が似合うのに曇空だった。

家の二軒先の道路の角には、沢山の向日葵が並んで咲いている。
向日葵は、近くで見るよりも少し距離を置いて見るほうが、

曇空をぱっと明るくさせ綺麗に見える。
向日葵は一つの花に見えるが、多数の花が集まって一つの花の形を作っている。

太陽の動きにつれてその方向を追う様に花が回るから向日葵と
聞いた事がある。ただし、成長が盛んな若い時期だけとの事。

盛夏のこの頃、蝉の鳴き声が例年より少ない感じがするのも、
日照時間が少ないからではと想像してしまう。
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真夏日 
8月になっても梅雨対策の商品が販売されているのは異例、
昨日、梅雨明けしたばかりで、既に3日後は立秋。

今夏は日照時間が少なく根野菜やお米の収穫が心配される。
今日も主人の車に乗せて貰い、

近所のスーパーへ買物にお願いして
駐車場までショッピングカートで買物品を乗せて歩くと

昨日よりずっと楽な感じがし、「お父さんが居ると本当に助かるわ!」
「感謝してます!」とお世辞を言えば喜ぶと思い試してみた。

案の定、「そうだろう!」なんて喜んでいる顔を見て、
男はなんて単純なんだろうと笑ってしまった。

腰痛が治る迄は、彼を怒らせないように誉める会話をするように
心がけている。

湿布を貼りながらゆっくりした動作で、洗濯や炊事、片付け、
お風呂掃除等、最低限の事はしている。

真夏日の日中になり、夏らしい海を見れば海へ行きたい気持ちにかられる。
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梅雨明け
東海地方も今日梅雨明け宣言され、心がぱっと明るくなった。
平年より14日も遅い梅雨明けとの事。

昨夜、PCを見ながら洗面所中に溜まった洗濯物を
1回だけ回し、干している時に腰痛がひどくなった。

それでも途中で止める訳にはいかずに干していた。
主人と次女が座っていても、知らん顔している素振りを見て

「腰が治る迄たまには干して頂戴。」と心の中でいらいらしていた。
主人が後で気付いて「痛いなら娘の洗濯物等しなくてもいい!」

言ってくれたが、本人が何もしないため洗濯物が気になり
室内を何度も行ったり来たりしていた。

今日は、梅雨明けして快晴になり蝉達の鳴き声が賑やかに聞えて
夏らしくなる。

しかし、明日は気圧の谷や南からの湿った空気が入り雨になるとの事。
どうして今夏は雨が多いのだろうか。

もっと晴れの日が続かなければ、お野菜が取れなくなり高価になる。
夏は、夏らしく暑くなってほしい。
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 雨の日曜日
昨夜は、宵っ張りの私も午後23時過ぎにお布団に入ったと思う。
一晩中、雨が降り続け「何時になったら梅雨明けするのかしら。」

そんな事を思いながらNHKの「時論、公論」を聞いてから
すぐに眠った。

今朝は、主人が早起きしたので寝坊する訳にもいかず6時起床。
土砂降りの雨がざあざあ降り、風も強く柿やトマトが落ちてしまいそう。

玄関先に出ればパタッと音がした所振り向けば蝉が倒れていた。
もう蝉が倒れるとは何と早いのだろうか。

雨が降る中でも蝉が鳴き、雨音と一緒に聞えて賑やかな合唱になる。
夕暮れになれば本降りの雨は小雨となり

夏とは思えないほど涼しい。
夕暮れの風が小窓を叩くように、カモメが一声鳴いて飛んでいく。

うっとうしく長い長い梅雨も、もう直ぐ終わると思う。
梅雨明けすれば暑くなり、人は暑い暑いと必ず言いたくなる。

暑さに強い私も暑いと言うものの、夏が大好きで常夏の国が羨ましい。
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 葉月 
今日からあっという間に8月、陰暦で葉月ともいう。
葉の落ちる月「葉落ち月」が転じて「葉月」になったとする説。

稲の穂が張る月「穂張り月」から「葉月」になったとする説。
北方から初めて雁が来る月なので「初来月」「初月」から「葉月」になった説。

「葉落ち月」の説が有力に思えるが、
必ずしも漢字がそのまま残るとは限らず、

当て字の可能性もある為、正確な語源は未詳。
深く考えずに私が8月を漢字で表わすならば、

「硬葉月」と言いたくなるほど濃緑の葉がかさかさと硬い。
黒く虫が喰い顔に当たれば突き刺すような感じさえする。

もう葉月に入ったというのに梅雨明けせず、ぱらぱら雨が降ったり
止んだり鬱陶しい天気が続いている。

雨水を僅かに含んだ柿の木から青い柿がぽつんと落ちれば
次々に柿の実が落ちてしまい、がっかりする。

腰痛が治らないため、主人の車で買物に行き、レジから車庫迄
痛みを我慢して車に乗せて貰い帰宅した。
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