地震の恐怖
昨夜は、台風9号が太平洋沿岸を通過するため、
午前2時、4時と二回起きてテレビに眼を傾けていた。

その後、眠くて熟睡していた所、ぐらぐらと家が揺れ、
身体がドーンと飛び上がった感じがする大きな地震が起きた。

この瞬間、私はもう死んでしまうかも知れないと思った。
津波がきたら逃げ切れないので諦めていた。

衣装ケースは崩れ落ち、棚の物は落ち、余震も続いていた。
滅多にない大きな地震に驚いたが、動かない方がいいので

テレビのニュースを聞いていた。次女だけが大騒ぎをして
防災用具の他、沢山の物を用意して逃げる準備をしていた所、

「落ち着いて家の中から出るな!」と主人に注意されても、
汚れたバケツに水を溜めたり、走り周っていた。

台風の雨、雷も鳴り、震度6の地震と重なってしまった。
明け方の事もあり、外に出れば屋根瓦が壊れていたので

主人が業者に頼んだけれど、依頼人が多く中々来ては貰えない。
そこで彼が自分の出来る範囲で、瓦屋根の修理をしている。

産まれて初めて体験した眠っている時の地震、これでも
東海地震なら震度8以上、大きさもメカニズムも違う。

再び、同じような地震が起きたらと思えばぞっとする。
様々な場所で被害が出ているが、本当に疲れる一夜だった。