ちょっぴり秋の風
昨夜は、遊び疲れて眠っていた主人を次女が夜勤の為起こしていた。
喧嘩をしても親子、眠い眼をこすりながら彼は午前0時に送って行った。

私は、その二時間前に次女が持って行くお弁当のご飯を炊いて置く。
次女が我家に来てから時間が不規則になり、

早寝をする事は滅多にない。
今朝は、寝坊をして7時過ぎまで眠ってしまい、

階段を走って下り朝食の支度をする。
プラ包装容器を表通りに出す時、今迄とは違う涼しさを感じた。

西から移動性高気圧に覆われているため、
ちょっぴり秋を思わせる涼しい風が吹いていた。

首を垂れた稲穂もざわざわと風に揺れ、
もう夏も終わりに近づいた事を肌で感じて、秋は寂しくて嫌だわ!

そんな事を思っている間に、帽子が川の傍まで飛んでしまった。
あらっ帽子が!と走って帽子を掴んだ時は川に落ちる寸前だった。

朝は、通勤車等で道が込み合い冷や汗をかいて我家に戻る。
日中の暑さは真夏日の厳しさに台所で汗をかきボーッとしても、

夕暮れになれば再びちょっぴり涼しさを思わせ、
海沿いを歩けば風が潮の香りを運んでくれ、人ごみで賑わっている。