孤独な日々
先週、旅から帰ったばかりの主人が、朝食中に無断で居なくなり、
大きな旅行鞄が無い事に気付き、慌てゝ探したが

彼の姿は何処にも見えなかった。
こんな生活は慣れているはずなのに、長旅だと思いショックを受けた。

長旅になる事は、大きな旅行鞄がそれを物語っていた。
何時ものように携帯にかければ電源が切ってある。

午前11時にPCを開けた時、「旅」「暫く旅に出る19日帰る予定」
たったこれだけの短文だが、次女と暮す6日間は余りにも長すぎる。

この2年間、一度も台所を手伝おうか?と言った事もなく
座っているか、昼寝をしているかの毎日で心打ち解ける時もない。

僅かな生活費を主人から貰っている私の家計簿を見た次女は、
家事の全てを任せるのは当然だと考えている。

友達のお宅に行き、採れたてのキャベツ、にんにく等を頂き、
田植えも始まらない水田を歩いて我家に帰って来た。

今日も、日差しは強いものの、からっとした陽気になり、
これから一週間近く、どうして暮そうかと不安が胸をよぎる。

今迄の私なら、彼が突然に消えた日は泣いていたけれど、
涙どころか、家事、町内の事、アパート等の対応に追われている。

編集 十六夜  : SAKURAさま 家のこと、いろいろ忙しいですよね。 わたしも今、病院・実家・自分のオフィスとの往復で忙しいです。。 ^^;