2008年12月の記事


大晦日
「お爺様、お婆様、奥様、一年間、お世話になりました。
天国で仲良く暮して下さいね!」

お墓の緩やかな坂を下りると、その先には荒波が押し寄せる海がある。
海風は強く、立っているだけでも身体がふらついてしまう程、

私にぶつかってくる。冬の海は人影もまばらだが、
元日の「初日の出」を見に来る人達が結構いる。

真っ白く雪化粧した富士山が青空よりも更に青く、
美しい姿で立ちはだかり、私を優しく見つめてくれるような感じがした。

ざぶざぶと海へ流れる川の水を、そっと手ですくってみた。
手が千切れそうなくらい冷たい水。

その水のほとりには、黄色い菜の花が次々に咲きはじめて
春を思わせる感じはしたものの、風の冷たさは春まだ遠い。

あの冷たい風の中に、菜の花は我慢強くずっと春まで咲き続けて
いるのだから、私も冷たい風の中に穏やかな春を持とう。
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夢の人
カモメのように羽があるならば、貴方の住む町に飛んで行きたい。
貴方の住んでいる町から、冬風に乗って柚子の香りがしました。

うーん、いい香り、貴方の優しい香りが漂いました。
私から、貴方に三ケ日みかんを送りましたね。

三ケ日みかんを私の香りと思ってね。
もう、貴方と会話が途切れて四年になり寂しいけれど、

元気で居ればきっと会える時が来ると思いたい。
春になったら、お花見に行きたいけれど、

貴方は何時でも心の中で私を元気付けてくれるから
それだけで十分幸福よ。

こんな寒い夜は、貴方に会いたいけれど、私は家庭の主婦だから、
会うなんて出来ないの。

今月に撮った写真を送りますね。
貴方からは、新しい写真はもう二度と届かないわね。

だって貴方は、遠い遠い夢の国の人だもの。
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 枯れ木
夜の風は冷たくて身体の芯まで沁みてくる。
お風呂に身体を沈めても、最後に入浴すれば温まらない。

夜の風は、雨戸をぱたぱた揺らし、大暴れしていた。
今年の年末は、昨年、一昨年よりも寒さが厳しいと思う。

宵っ張りをして午前0時過ぎに、
ボーッと聞えていた大きな船の汽笛、強い風の音をうるさいと

思いながらお布団に入り5分くらいで眠った。
今朝も冷え込みが強く、少しでもお布団から出るのが勿体無くて

朝寝坊し、走って階段を下りた頃は、7時を過ぎてしまった。
朝寝坊一家は、誰も起きては来ないので気兼ねはなかった。

田園は、すっかり枯れ野となり、桜並木は枯れ木ばかりが立ち並び、
曇り空の間に富士山の中腹が雪で真っ白に見える。

可燃ゴミを出す頃は、水溜まりに氷もはらずさざ波の様に揺れていた。
年末になっても氷が張らないという事は、温暖な土地だと思う。
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 雀 
昨日は、買物2回、洗濯2回、部屋の片付け、3度の食事の支度を
手抜きせずにしていたので午前0時前後に睡魔が襲ってきた。

眠る前、天国の両親に、「幸せに暮していますか、私を守って下さいね!」
語りかけた後、眠った。

今朝も冷え込みが強く、暦を見れば二日後は冬至になる事を知った。
寒いのは当然の事だと思いながら朝食後、可燃ゴミを出して来る。

太陽の眩しい青空の下、遠くに眼をやれば枯れた水田の細道で、
カモメ、カラス、雀が一匹ずつ一緒にいた姿を見て思わず微笑んだ。

白鷺も2匹水辺で遊んでいる。
日の当たる枯れ草の上に雀達が舞い降り、数え切れないほどの大群となり、

餌を求めてきた光景は、まるで不気味な感じさえする。
雀は、一匹だけ見ればお腹が丸くて可愛い。

しかし、群がってくれば可愛さよりも、うるさい感じがしてならない。
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冬晴れに 
昨夜は、眠気を我慢して家事をしている間に午前0時を過ぎてしまった。
お布団に入ると5分くらいで眠ったと思う。

今朝、カーテンの外が少し明るくなった事に気付き、
目覚まし時計を見れば6時を廻っていたので急いで6時10分起床。

雨上がりの朝は空気が澄み、とても清々しい。
玄関先に出れば、太陽が眩しくて富士は真っ白に光り輝いている。

大きな川の水はざぶざぶと流れ、小川は静かに流れ、海へと向かう。
太陽の光りをいっぱい浴びて美味しい空気を吸いストレッチを庭でする。

庭の樹木の枝、草花には雨の雫が残っている。
季節はずれの綿毛を付けたタンポポが黄色いお花と並んで咲いている。

なんとなく春がきたようで嬉しくなって思わず微笑んだ。
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冬大根 
 夜の風は冷たくて、日中の暖かさがまるで嘘のように消えてしまった。
赤い椿がぱらぱら玄関先まで舞い降りて、

月も星も見えない真っ暗な夜、風音だけがカタコト小窓を揺らし
何て寂しい夜だろう。

お友達から、蕪、大根、水菜、ほうれん草等のお野菜を頂いたが、
何かお返ししなければと考えてしまう。

風に乗って船の汽笛の音が耳に残って一晩中、起きていた。
又、誰も居ない居間で気遣いなく呑びりして居たかった。

昨夜、帰宅した伴侶の汚れた顔等見たくはなかった。
株の話等、聞きたくはなかった。昨夜からずっと無視をして

あれこれしている間に夜が明けてしまった。
比較的暖かな朝になり、低気圧が本州の南の海上を北東に進む為、

今日は雨になるとの予報。家事を早めに済ませて少し休憩を取り
自分の部屋で趣味に没頭しよう。
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 冬の星
普通なら、来年定年退職するはずの主人は、「今の仕事は生き甲斐がない!」
そう言って早期退職をした。

一緒に退職した人達は、年金を貰いながら会社勤務をしている。
主人は、経理事務等の仕事は得意だと思う。

「俺は人に使われたくない!」今も年金を受給しないうちに
9ヶ月になろうとしている。

安いお給料でも、堅い事務職を例え3日でもして貰いたかったが、
本人の考えが余りにも、私とはかけ離れていた。

人前で落語を披露したり、司会をしたり目立ちたがりの性格で、
今日も、日帰りで帰ると聞いていたが、明日帰るとのメール。

最初から、「今日帰る!」と嘘を付いていた事は判っていた。
何故、帰らないのかも判っている。

そして来週も東京へ行く事は判っている。彼の夢は長続きはしないと
思う。心の中で反対しながらも、一緒にいる限り、協力をしている。

次女が、寂しがらないように詳しい事は言わずに好物を作ると、
「有難う!」お礼を言ってくれた。

暗い夜空に光る星を見つめて、私の頬を悔し涙がぽつりと落ちた。
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定年後の夢 
今朝、急に主人が「東京へ研修に行く!」と言いだし、5時起床。
急いで朝食の支度をして7時に最寄の駅まで車で外出して行った。

昨夜、言ってくれれば慌てずに色々な準備が出来たと思う。
何故、外出直前に言うのか、又、私が眠っていれば

無断で外出する事は判っている。
行ってらっしゃい! 機嫌よく笑顔で見送ると本人も、

お喋りをして「生き甲斐を持つ為に頑張らないと!」張り切っていた。
定年になって夢、生き甲斐を持つ事は良い事だと思う。

例え、結果がどうなろうと、本人が好きで選んだ道ならやるだけやればいい。
趣味を兼ねたバイトの為に、毎日、調べながら勉強をしていた。

プラ包装容器を出す頃は、太陽が光り輝き、快晴になり、
富士も真っ白に光って眩しさで辺りは、何も見えなかった。
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田園は枯れ野となり
昨夜は、珍しく三人が午前0時迄、起きていたので
私は、0時過ぎに寝室へ行き、0時20分くらいに眠ったと思う。

昨夜は、星がきらきら輝く綺麗な夜空を洗濯物をたたみながら見ていた。
雨が降り始めたのは多分、深夜未明かも知れない。

今朝は、ざあざあ降る雨音に気付いて6時半起床。
私に続いて主人が起きてくるので直ぐに朝食の支度をする。

外に出れば、真っ赤なモミジが雨風に打たれ半分位散ってしまった。
散れども散れども蕾が出てくる椿、金柑も少し黄色くなってきた。

遠くに眼をやれば、田園は青葉がなくなり、黄ばんだ場所が残り、
すっかり枯れ野と化してきた。

雨が降っても、差ほど寒いとは思わない。
雨の中を小鳥が素早く飛び回っている姿を見て、

餌を探して必死で生きていると、私なりに考えた。
黒い雲が空全体をおおい、日が当たらない分、

何もかもが夜明け前のように見える。朝からずっと電灯を付けて
家事をしている。雨は、しばらく止みそうもない。
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 静かな休日
青い空の下でじっと海を見つめていた。
今日の富士の色は、空と同じに見えるので雪化粧した富士は見えない。

波は静かに海岸に打ち寄せて、海周辺のホテルは、既にイルミネーションが
所々に飾ってあるのが目に付く。

あゝもうクリスマスがくるんだわ!
私は、クリスマスらしい事を経験していないけれど、

主人は、昔、子供達の為にクリスマスの真似事をしてあげたと聞いた。
鎌倉の鶴岡八幡宮では、すす払いをしている光景をテレビで見れば

まごまごしているとお正月がきてしまうと、焦ってしまった。
私はクリスマスが来る度に、中学、高校の頃に、バイトをしていた事を思い出す。

「いらっしゃいませ!」北風の吹く店頭で店主の恐い顔を気にしながら
他の高校からも来ていた生徒と、売り上げを増やす為に必死だった。

同じ年頃の少女とその親が、クリスマスケーキ等を買っている姿をみる度に
羨ましくて、貧しくても早く母の待つ温かな家庭に帰りたい気持がこみ上げた。

私はクリスマスが来る度に、毎年バイトをした事も悪い経験ではなかったと思う。
そんな昔の事を思えば、普通の暮らしができる今に感謝をしている。
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 地域医療問題
今日も、温暖な日中に、主人が格子戸を、大、小、二個作る作業を
していた。

私は、台所仕事や洗濯等の家事をしていたが、
やっぱり3人で同じ部屋にいるのが嫌で、健康診断を受診しようと

外出の支度をした。ところが運悪く今日は、休診日と聞き中止した。
今年は、県内の市立病院の様々な科が診療を閉鎖して

急を要するような大きな病気で倒れた時等は困ると思う。
医師不足で県内の主な病院が閉鎖をしたり、科が次々になくなっている。

航空外科も、病院なら安心感がある人も多い中、
私は、個人の医院で間に合う場合は、個人医院でガン検診を受診したいと

思うものの、胃ガン検診等は6年も受診せず、大腸ガンは10年以上も
受診しない。歯科の治療も治療の途中で中止してしまう程の医者嫌いである。

主人には、ガン検診等を受診してね!と言いながら、自分は受診しない。
今の地域医療は、何十億円、多い病院は百億円もの負債を抱えている。

病院の借金を市町村からの税金を投入して経営している状態である。
医師、看護師不足の病院経営は、色々な対策を打たなければならない。
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あの夏の日のように 
これほど温暖で過しやすい日は滅多にない位、11月中旬並みの
晴れの日中だった。

一人で家事をしていたので、友達が家庭菜園で取った大根等を
持参して1時間程度で帰って行った。

すっかり葉も落ちてしまった桜の樹木の枝には、
細かい枝が沢山付いて、雀達がまるで夏の時期に鳴いた蝉のように

大勢で集まり群がって、うるさいと思うほど鳴いていた。
あの夏に蝉がうるさくて堪らなかった事が、もう遠い出来事のように

季節の移り変わりの早さに驚いてしまう。
暑い、暑いと言っていた人達が、秋が過ぎて冬がきた途端に

寒い、寒いという師走を迎えて既に10日になってしまった。
師走は気持だけでも慌しく、何をしても捗らない感じがしてならない。

夕暮れ時になっても、全く風もなく雲が広がっている間から
夕焼けが綺麗に見える。この頃は何処へ行っても

ひと冬咲く山茶花が目に付く。山茶花と椿は少し似ていると思う。
玄関先の真っ赤なモミジも雨風に打たれ、四方八方に散っている。
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 冬の雨 
静かに雨が降る中を午後1時に我家を走って出て行った。
毎日のように外出もせずに、室内で座っている人から離れたくて

買物がてら外に出た。「お父さん、××さんは何故、降りて来ないの?」
「いいんだ!」父娘の会話が聞えたが静観していた。

私の足は、知らぬ間に友達の自宅に向き電話もせずにお邪魔してしまった。
コーヒーとロールケーキを頂き、姉のような友達に甘えて夕方に帰宅すると

再び、自分の部屋に入って暫くした後、居間に降りて来た。
静かな雨は、やがて土砂降りとなり、大地を潤し樹木を潤してくれる。

主人は、昨日から、スノコを作ったり寸法を測りながら大工仕事を
していたので、心の中で謝りながら夕食の支度をする。

深夜になると、雨はぽつり、ぽつりと静かに降る雨音に変わり、
入浴した時、お風呂場の上から雫が私の頬にぽつりと落ちた。

二日前に大雪に入ったが、今日の雨は暖かく冬らしさを感じない雨だった。
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絶景のベランダで 
今朝から、家族と顔も合わせず、ベランダから一人でじっと海を見つめていた。
晴れて風もない穏やかな陽気だったので、お布団を干したり、

毛布を干したりする時は、必ずベランダに上がり、
南側の田園風景、カラフルな家並み、海、松原等を見ている。

昨夜、主人と取っ組み合いの喧嘩をしてしまい、何時も後で後悔をする。
痩せていても男性の方が力はあり、私は左足を引きずって歩いている。

考えてみれば何も言わずに居るよりも、言いたい事を言った方がいい
場合も有る。こんな生活を始めて8年が過ぎた。

今の私にとって喧嘩ができる相手は主人しか居ない。
心の底にある物を言葉にすれば、ストレス解消にもなり、

お互いの本心が少しは判ると思うけれど、取っ組み合いの喧嘩は
女性として凄く惨めで悲しい事だと判っている。

幼い頃からの勝気な性格が出てしまう、大人げない自分を反省するばかり。
只、言葉の暴力、彼からの足蹴り、隠し事は私の性格からして許せなかった。

不倫等は、男性なら仕方ないと大目に見ているが、軽蔑される言葉は
許すことが出来なかった。軽蔑されても仕方のない睨む顔つきが、私の心の表現と受けとられたと思う。

自分が悪いと反省をしながら、夕食の支度にかかる。
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真白き富士の根
♪真白き~富士の根~緑の江ノ島~仰ぎ見るも~今は涙、、、、。
この頃の寒さで真っ白になった富士を見て、ふとこんな歌を口ずさんだ。

逗子開成中学校の生徒12人を乗せたボートが転覆し、
全員が死亡した事件を歌った明治43年に作詞作曲された歌謡曲との事。

歌謡曲という感じはしなくて唱歌だとばかり思っていた。
朝から夕方迄ずっと青空よりも更に真っ青な富士山を見ながら

海岸を少し歩いたが、夕方の海は散歩をする人もいない。
今日は寒さが厳しく、何時も海岸を午前7時頃に犬を連れて散歩をする人、

二人ずれで散歩をしていた人達も、真冬の洋服をしっかり着込んで
歩いていたと近所の方に聞いた。

朝、晩に冷たい海へ仕事に出る漁師さんは、立派だと感心しながら
「漁師さん、頑張って下さいね、美味しい魚貝をとってね!」

心の中で激励し、感謝をしている。たまに我家に来てくださる漁師さんもいる。
カモメだけは、キーキーと賑やかな鳴き声で海にもぐったり

青空を飛び回り、寒さに強く元気なカモメ。しかし姿は美しいが、
肉食性が強くて荒々しく巨悪な面を持っている。

それでも、カモメの飛ぶ姿は一抹の寂しさを思わせるので嫌いではない。
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落葉舞い散る山道で 
山道を歩いていたら、黄色い葉、茶色い葉、赤い葉がぱらぱらと
雪が散るように舞い降りて、思わず両手で落葉を掴もうとした。

枯れ落ち葉は、ひらひら風に揺れてふわふわと山の谷底へ落ちて行く。
昨日は、連泊できる宿を探す為、二箇所の観光協会に立ち寄り、

10件前後の宿に行き、色々な様子を聞いて廻った。
山の頂上に差し掛かった時、車を止めて崖下を見た時は、

眩暈に襲われ、耳にもふわっと違和感を感じたほど急カーブだった。
ホテルにチェックインした時は、既に5時半を過ぎてしまい、

6時の食事に間に合ったくらいホテル探しに時間を費やした。
急な山道を運転していた主人も、一日中、歩いたりした為か

温泉に2回入浴した後、大いびきをかいて眠っていた。
夜、色々なパンフレットを見ながら、何処に泊まっていいのか判らず、

決断ができない。来年の事なのでゆっくり考えればいい。
一人旅の下見をする事も楽ではなく、旅行気分にはなれなかった。
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お洒落とは 
最近は、手のあれ、お肌や髪もかさかさになった事が気になる。
思い起こせば夏の強い紫外線を浴び、冬は、暖房等による空気の乾燥で、

身体の皮膚までかさかさになり、お化粧等より、皮膚を大切に
しなければと痛感した。

20代の若い頃とは違い、年齢とともに骨密度は測った事はないが、
低下しているかも知れない。

私の髪は、太く本数も多いと思っていたけれど、何のケアーもせず、
これからは、ケアーをしようと思う。

根本からのケアー、それは髪内部だけではなく、髪を作り出す頭皮にも、
マッサージトリートをしたいと考えるだけで実行はしていない。

毛穴に詰まった過酸化脂質を取り除けば清潔になり、
毛細血管や表面からの栄養が吸収されやすくなると思う。

顔も、化粧水をしみこませ、お化粧した上からも化粧水を何度か、
顔にふいてあげればお肌の乾燥が防げると思う。

これから冬は、お肌も髪も何か、対策を打たなければと気付いた。
今迄は、風に吹かれた髪もぼさぼさのまま、写真を撮ってしまい、

写真を撮る時くらいは、何故、櫛を通さなかったのかと余りにも、
自分が、何の気配りもしなかった事を痛切に感じた。

本当のお洒落は、お化粧するだけではなく、清潔な下着を着たり、
素肌を清潔に保つ事ではと心がけるようになった。

今朝も晴天の朝を迎えているが、この晴れは今日迄との予報。
今日は、用事を兼ねて外出し、一日でもこの家を離れられて嬉しい。
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 穏やかな晴れ
昨夜は、23時20分になっても起きない次女を静かにそっと声をかけ、
続けて主人を起こし、45分に車で職場まで送って行った。

今朝は、寝坊をして6時半起床し、二人でゆっくりと朝食とする。
暖房器具も要らないほど温暖で11月並の陽気だった。

最近は、雀達が群がり物凄く数が増えた感じがし、
不思議に思いながら見ていたらカモメも6羽仲良く空を飛んでいた。

午前中は友人宅に行き、無花果のワイン煮を頂いたが
思っていたよりずっと美味しかった。

海もざざぁーと静かな波音をたて、穏やかだわ!と
♪海は、ひろいな~大きいな~鼻歌を歌って海沿いを通って

我家に帰ると、主人が又、古典落語を夢中で暗記している姿を見て
笑ってしまった。毎日、同じ落語ばかりを一つ一つ意味を理解しながら

ぶつぶつ声を出して、少し慣れたのか、棒読みではなく、
感情を込めて話すようになってきたと思う。

私は、今日のような穏やかな晴れの日が続く時に外出し、
美しい自然と向き合い、のんびり過した。
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にわか雨そして朝
晴れていた日中だったが、夜になって静かに雨が降り出した。
空き地から蛙の鳴き声に似た生物の声が聞えたのは錯覚だろうか、

今頃、蛙が生存している訳がない。急な雨に誰もが降るとは思わず
傘も持たずに散歩に出かけて行った。

目立ちたがりの主人は、円楽さんの落語を暗記すると、PCに落語の
内容を打ちこみ、うるさいくらいにぶつぶつ落語を話している。

退職してから年をとった感じがして、きりっとしき締まった勤務中の頃が
頼もしく見えたが、本人は、仕事がくればバイトをすると意気込んでいる。

退職後の人生は、自分の趣味を兼ねたバイトをすればいいと諦めているが、
余りにも大変な仕事を選んだので心配をしてしまう。

今朝、外が暗くても自然に6時前に目覚め起床した。
どんどん日が短くなり、6時15分頃辺りが少し明るくなる。

時間が経つのは早く、あっという間に7時になってしまった。
出勤する人も主人も7時になっても起きては来ない朝寝坊一家である。

誰もいない間に可燃ゴミを表通りまで出す頃には、太陽の眩しい朝となり、
可愛い小学生達が、「お早うございます!」元気に登校して行く。
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白い椿
 昨夜は、大きな船の汽笛を聞きながら0時頃お布団に入りすぐに眠った。
畑で重労働の真似をした後、自宅に戻り隅々までお掃除をし、

身体を動かしていたので倒れるように眠ってしまった。
今朝は、6時起床し朝食の準備をしても誰も起きて来ないうちに

PCを開けたまま、プラ包装容器をゴミ置き場まで出して来た。
太陽に光った富士が、真っ白に輝いていた。

山々は濃緑の中に赤、黄色い葉と色づき、山肌はベージュ色にはっきり見える。
高気圧が張り出し、風もない比較的暖かい朝を迎えている

川沿いに咲く白い椿の花びらが散りはじめて、
まるで桜の花びらが散った時の花いかだを想像していた。

12月は、平年並みより気温が低いとの予報を聞いたが、
今朝のような温暖な日が長続きするとは思わない。

辺りに漂う空気は、なんとなく冬めいている。
師走となれば、寒くなるのは当然の事、早く冬支度をしなければと焦る。
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