NEO-SEASON撮影会 04.02.29
 どうやって無事に起きれたのかさっぱり記憶していないのですが、たぶん、S(Y)さんに起こしてもらったんだと思われます。
 渋谷経由で井の頭公園に向かいました。公演の敷地内を歩いていると、Tさんに遭遇したので、同道して集合場所に到着しました。

 公園の管理事務所の前に集合して開会の(?)挨拶。今日の出演者は、木下鈴奈、田嶋紗羅、奥村友美、MIYA、水谷春香の5人です。今回は前半と後半で出演者の入替があるようで、私としてはこのメンバーで4部通していただいても一向にかまわないというカンジなのですが(笑)。

NEO−SEASON撮影会 第1部 at 井の頭公園
 最初のセッションは木下鈴奈、MIYA、水谷春香の3名でした。撮影場所までタレントさんといっしょに移動するようなカンジだったので、この時に奥村友美にピグレット(大)を渡しました。そうしたところ、これは奥村友美本人がゲームセンターで取ろうとして取れなくて、再挑戦するために友達とゲームセンターに行く約束をしている程に欲しかったものだったらしくて、すごく喜んでくれました。
 …と、そこまではよかったのですが、「名前をつけてください」と言われました。「ピグレットはピグレットなんじゃないの?」と尋ねると、それぞれに「ピグ〜」とか、「〜レット」という名前をつけているんだそうです。ゲームをしている時などに時々、必要に迫られて困るのですが、私は「名前をつける」という行為がものすごく苦手です。過去において、ロクな名前を思いついたことがありません(このHPにしても、「NON TITTLE」ですよ)。何とか勘弁してくれと言うのですが、許してくれません(笑)。結局、第4部が終了するまでに考えておくという宿題を出されました。
 
 撮影場所に移動して、木下鈴奈を撮影しようとカメラを構えて、ファインダーを覗きこんだ時に、いきなり、何の前触れもなくこう言われました。
「(私)さんって、ゆかりんのファンなんですよね?」
 一瞬、硬直しましたが、素直に「うん、そう」と応じました。そう応えるまでの僅かな間に、「東京大学物語」における村上の妄想ほどに葛藤があったと言っても過言ではありません。
 今、目の前にいる応援しているタレントに、今、ここにいない応援しているタレントのことを言われるのを指摘されるのはものすごくキツイです。ここで「そんなことないよ」とか答えるのは簡単なことなのですが、やはりそれはできません。実際にイベント出演が被ったとしたら、どっちに参加するかは明白なのですから。それが今、目の前にいるコの気分を阻害するものだと言うことは理解していますが、この時期にそれを言われたら、「そんなことないよ」とか「さぁ」とかごまかすこともできやしません。福井裕佳梨って、私にとってはそういう存在ですから。
 ということで、今年1発目のかなり大きな自爆イベントが発生しましたが、それを私以上に気が多いSさんに揶揄される謂れはないので、ちょっと腹を立てたことはナイショにしておきましょう。
 その後も「昨日は(葉里)真央ちゃんといっしょの仕事だった」と言われて、「いや、別に真央ちゃんのファンじゃないよ」と否定する羽目に陥ります。木下鈴奈もちょっと慌てた様子で、「いや、そうじゃなくて真央ちゃんは有名だから」と言ってましたが。この発言をナーバスに受け止めすぎた私が悪いのでしょうね。  
 ただ、私がタレントを応援するのに有名・無名は全然関係ありません。むしろ、有名になってから応援してる人はものすごく少ない気がします。
 その後も、休憩前に「福井裕佳梨ちゃんって撮影会とかはしないですよね?」と尋ねられたので、Milkywayのボーリングの話をしました。木下鈴奈はボーリングは苦手だそうですが、この質問にはどんな意図が隠されていたのでしょうか?(笑)
 このセッション、MIYAはYさんが一生懸命に撮影していたので、時間切れ直前に少しだけ撮りました。水谷春香も申し訳程度に撮影したくらいです。そういえば、この時、水谷春香の信奉者のTさんが側にいなくて、MIYAのところにいたのが不思議でした。

 後半のセッションに入る前にMIYAにはマリーのぬいぐるみをプレゼントしたところ、これまた取れなかったものだったらしく、喜んでくれました。水谷春香には前回、写真が欲しいと言っていたので、紅葉を背負って撮影したものをハガキサイズに出力したものをプレゼントしました。拙い写真ですが、「かわいく撮れてる」と喜んでくれたのは幸いでした。木下鈴奈にはピーターラビットのフィギュア4つとちょっと時期はずれになりましたが、ナーゴの手帳をプレゼントしました。どちらも喜んでくれたので、嬉しい限りです。

 後半の入れ替えに当たって、奥村友美と田嶋紗羅がやってきました。奥村友美が先ほどプレゼントしたぬいぐるみを抱えていて、ちょっとマズいと思いました。小道具キライを自認する私としては、自分の渡したものがそういう風に使われてしまうと、自分のこともそうですが、他の参加者の方が同様に考えていた場合に迷惑を掛けてしまうからです。幸い、上着と一緒にマネージャーのTさんが預かってくれたので、ひと安心でした。
 その奥村友美の撮影ですが、何だか落ち着きがなくて撮りにくかったです。とにかくカメラを意識してくれないのです。何だか、動物園のオリの前でシャッターチャンスを待つような根気を要求されました(笑)。とにかく身体を動かしたいらしく、切り株の上に立ちたがったり、CURRENTのタレントの証明(?)のように木に登りたがったり、サボテンダーのポーズを取ったりと、見ている分には飽きません(苦笑)。
 今回は久々の参加ということで、ついつい奥村友美を中心に撮っていたため、田嶋紗羅はほとんど撮れなくて、ちょっと申し訳ない気がしました。髪を染めた田嶋紗羅は甘えた仕草を見せるものの、ビジュアル的には浅川悠のようです(笑)。
 第1部が終了したところで田嶋紗羅には猫関連のムック本をプレゼントしました。CURRENTは猫好きなタレントさんが多くて、誰にプレゼントするかで悩んだのですが、猫を飼っているのは田嶋紗羅だけだと思ったので、このコにしました。正直、「プレゼント」というようなシロモノではないのですが、内容には自信がありましたし、案の定、とてもよろこんでくれました。

NEO−SEASON撮影会 第2部 at 井の頭公園
 第2部は公園の奥にあるグラウンドの方に移動しました。懐かしいトラックを尻目にさらに奥へと向かうと、「サッカー禁止」の看板が立った広場へでました。僅かですが桜の花も咲いていたので、これはもう桜の花を入れて撮影するしかない!というイキオイでスタートしました。
 前半は木下鈴奈と水谷春香だったので、必然的に木下鈴奈ばかりを撮影していました。木下鈴奈の衣装は白いセーターにフレア気味の白いスカート、上に着ているコートも白で、本人曰く「ホワイトバランスも取れる格好」だそうです(笑)。今回はDISPYを携行しているという安心感も手伝って、かなりの枚数を撮影しました。
 合間に水谷春香も桜に絡めて少しは撮ったのですが、出来は期待できなさそうです。この時点でTさんが帰ってしまっていたことは知っていたのですが、どういうことがあったのかを知るのは、もう少し先のことでした。
 桜の周りというロケーションを少し離れて、木下鈴奈を撮影しました。並木道に佇む姿を撮影しました。抜けのある画を撮ることができたのが少し嬉しかったです。
 私の撮る写真はどうしてもアップばかりになってしまいがちなのですが、本当は少し引いて、風景まで含めた、いわゆる「作品」的な写真を鑑賞する方が好きなので、その辺の技術と、自分にとって楽しいことと好みのギャップには毎度、悩まされます(主に終了後)。
 後半に突入する時間だったのですが、後半に出演するタレントさんが最初の集合場所が控えになっていたため、撮影場所に来るのに時間がかかってしまい、ちょっとしたタイムラグができていました。そのため、休憩がてら木下鈴奈を囲んで話をしていましたが、マネージャーのHさんが職権を濫用して(笑)、木下鈴奈にマフラーを編んでもらっているらしく、木下鈴奈はせっせとマフラーを編んでいました。
 マフラーを編む姿がかわいかった。というのは、ちょっと置いておいて、正直、お客さんを前にして内職をするのはどうだろう?と思いました。休憩時間ですから何をしても構わないのですが、お客さんの前ですることではないのではないでしょうか。もうひとつ引っ掛かったのは、「編み物をしながら会話をしていた」ということです。基本的に、何かをしながら人と話すというのは、その人の相手を本気でしていない、ということで、もっと端的に言うと、相手を見下していると受け取れる行為です。話を続けたかったという気持ちもありましたが、あまりいい気分ではなかったので、その輪からそっと離れました。
 
 後半はやっぱり奥村友美を中心に撮影しましたが、どうにも落ち着きがないのは、相手が私だからですか?と思うほど、他の方が撮っている時とは態度が違うような気がしました。他の人には緊張していて、私相手では緊張していないから、なんて考えるのは自意識過剰というものですね(苦笑)。桜の下で撮影している時に、蜂に怯えてしゃがみ込んでしまう姿がかわいかったです。
 田嶋紗羅を桜の近くで少し撮りましたが、枚数は数える程度でした。MIYAに関してはこのセッション、多分撮影していませんね(苦笑)。
 第2部が終了すると今回、田嶋紗羅は撤収してしまうので、サインをお願いしました。それを描いてもらっている間に出演していたタレントさん、お客さんは元より、スタッフまで一人残らず移動して行ってしまいました。もちろん、引き止めていた私がイチバン悪いのでしょうが、タレントを置き去りにしてスタッフが全員いなくなってしまうというのはちょっと問題があると思うのですが…。正直、こちらが不安になりました。
 サインを描いてもらい終わったところで、最初の集合場所へ移動することになりました。必然的に2人きりで歩くことになります。その間にイロイロな話をしていたのですが、進行方向からYさんが走ってきます。一脚を置き忘れたことに気づいて引き返したようです。そのうち捨てられた一脚は私の手にあったので、手渡すとすごく感謝されました。…が、そこから3人で戻るハメになってしまい、台無しです。「感謝してるなら先に行ってくれ!」と思ったり、思わなかったりしました(苦笑)。

NEO−SEASON撮影会 第3部 at スタジオぴあ阿佐ヶ谷
 移動と昼食を挟んで、第3部の会場はスタジオぴあ阿佐ヶ谷でした。生まれてはじめて参加した「撮影会」の会場はこのスタジオでした。その時は小林真富果というモデルのおかげで楽しむことができたのですが、今はどこで何をしているのでしょうか…。

 昼食をのんびり食べてしまったので、集合時間におよそ10分ほど遅れての到着でした。しかし、予想通りに準備が押していて、まだ始まっていないようでした。カメラの準備を終えてちょっと寛いでいると、MIYAが登場しました。具志堅温子と斎藤朱莉もいたのですが、2人は2階で撮影していたので、このセッションはずっとMIYAを撮っていました。室内がちょっと暗かったので、最初はストロボを焚いて撮影していたのですが、結局、露出補正をかけて、シャッタースピード優先の設定で撮りました。1/35はちょっと苦しかったです(苦笑)。撮影している時にMIYAから「かわいいカンジとセクシーなカンジ、どっちがいいと思いますか?」と聞かれたので、セクシー系と答えました。これはかわいいと思ってないわけではなくて、以前にも書いたように、私がかわいく撮れないだけのことなのです。撮れるものならかわいい表情も撮りたいと思っているのです。

 後半のセッションはまず1階で奥村友美をほどほどに撮影して、2階へ移動しました。まず、ベッドルームで原なつみを撮影しました。体調が悪いということだったので、気にしていたのですが、一見した限りではいつもと変わらないような気がしました。これを撮影して、隣の部屋に移動しました。やはりベッドの上にいた木下鈴奈を撮影、というカンジで3人のトコロをグルグル回っていました。結果としてあまり会話をせずに進行してしまいました。気が多いのはよくないですね(苦笑)。
 第3部が終了したところで奥村友美にチェキへのサインしてもらいました。

NEO−SEASON撮影会 第4部 at スタジオぴあ阿佐ヶ谷
 前半は出番のない奥村友美がダイニングのテーブルにいたので、そこで話をしている時間が長かったです。ついでにサイン帳もお願いしました。どうしようかとウロウロしている時に廊下で木下鈴奈にバッタリ出会ってしまいました。第4部の衣装に着替え終わって、鏡でチェックしていたようでした。髪形は左右に分けていて、チェックのシャツの上から紺色のセーターを着ていて、グレイのキュロットという格好で、ちょっと小学生みたいだと思ってしまったことは胸の中に収めておくことにしました(苦笑)。こんなところでしたが、チェキを撮らせてもらい、その上、こんなトコロでサインを頼んでしまって話し込んでしまいました。
 話の内容は新宿にある喫茶店のおいしいケーキのこと、歌のレッスンのこと、デザイナーさんのこと、「聖闘士星矢(新作劇場版)」のこと、「ダイの大冒険(主にヒュンケルについて)」のことなどです。本人も自覚しているように、マンガに関する話をする時はホントに生き生きして見えます(笑)。と、そんなことをしているうちに前半のセッションは終わってしまいました(苦笑)。

 後半は木下鈴奈を中心に撮影しました。最初は2階のベッドルームで私とS(Y)さん、それにマネージャーのTさんという4人だけで、とてもリラックスした雰囲気で雑談をしながら、その合間にちょっと撮るといったカンジでした。その後、ライトを設置して少し本気で撮り始めたあたりで、SさんやA(N)さん、Yさんがいらっしゃって、少し混みあってきたので、奥村友美のトコロへ移動することにしました。奥村友美は隣の部屋のベッドの上で「サボテンダー」をやっていました。私はおもしろく感じるのですが、普通に撮影しようと思っていた方は面食らったことだろうと思います(苦笑)。その後、再び木下鈴奈のトコロに戻りました。ベッドの上にいる木下鈴奈を上から覗き込んで撮影していると、またストラップを引っ張られました。S(Y)さんに「うまいなぁ」と言われて、ちょっと反抗してみたのですが、Sさんは手に巻きつけて、邪魔にならないようにしていました。そうやって処理するものだということをこの時初めて知りました。ですが、どうやって巻きつけるものなのか分からなかったので、やっぱり垂らしっぱなしで撮影していました(笑)。その部屋にずっとピグレットのぬいぐるみが置いてあって、私が奥村友美にプレゼントしたものとまったくいっしょだったので、そんなこともあるんだ、と思っていたら、実はそのものズバリであることが判明して、Aさんが奥村友美の元に届けに行きました。そんなこともあって、ゲームセンターのクレーンゲームの景品について少し話をして、木下鈴那に「パペットマペット(牛くんとカエルくんのハンドパペット)」をリクエストされました。何度かトライしたことがあるのですが、取ることができなかったので、「アレは難しくてムリ」と断えあると、チワワ(クゥちゃん)が欲しいと言われたので、これを承ることにしました。ここで時間になって、第4部が終了となりました。

 全員リビングに戻ってサイン会となりました。まずは木下鈴奈に描いてもらって、それからMIYAに頼んだのですが、その間に木下鈴奈がS(Y)さんのサイン帳に描いた“みにすず”という自画像チックなイラストがとてもかわいかったので、「それも描いて」とリクエストしました。描きあがったものを受け取りながら、カバンの奥に入れてあった白いカバーのかかった小箱を木下鈴奈の目の前にちょこんと置きました。リアクションが見たかったので、「開けていいよ」と促して、目の前で開けてもらいました。カバーを外すと、ちょっと彫刻の施された木の小箱が出てきます。それを見て、「かわいい」と無邪気な笑顔を見せてくれましたが、本当のプレゼントはその中身です。中身はシルバーのリングです。それを見て、一瞬ビックリしたのか、私の方を見ました。そのまましまわれてしまったらどうしようかと思ったのですが、その場で指に嵌めてくれました。デザインはリングの径に沿って中央に溝が彫られていて、それと交差するように縦にも1本、溝が入っています。その交差するところに極小ですがダイヤがおさまっています。クロスが好きだという木下鈴奈が気に入ってくれれば、と思い購入したもので、特に意匠については口にしなかったのですが、気付いてくれたのは何よりでした。
 他のタレントさんや参加者の方の目の前で行ってしまったので、ちょっと揶揄されたりもしましたが、木下鈴奈が喜んでくれればそれでOKです。
 体調不良で第4部は不参加になっていた原なつみも姿を見せたので、声を掛けて、「ピンクと白、どっちがいい?」と尋ねました。何のことだか絶対に分かってないと思いますが、「ピンク」と返事があったので、赤いハンズの袋をプレゼントしました。これも開けてごらんと促しました。中身は昨日購入したブタのぬいぐるみです。欲しいと言っていたのが先週のことなので、喜んでもらう自信はありましたけど、控え室に戻って、ほかの出演タレントに伝えてる声が、相当に喜んでくれているのを教えてくれました。
 スタジオの撤収ということで、タレントといっしょにスタジオを出て、機材の搬入が終わるまで、しばしの歓談を楽しむことができました。
 この時点でようやく奥村友美に白いブタ(の入った袋)を渡すことができました。出る前に原なつみが見せていただろうことから分かっているのではないかと思っていたのですが、気付いていなかったようでした。その場で開けるように促すと、これまた大喜びしてくれました。どうやら欲しいものだったようです。

 奥村友美、MIYA、原なつみとそれぞれが私のプレゼントしたぬいぐるみを抱えて嬉しそうにしてくれていました。MIYAにあげたマリーを小原かおりがちょっと羨ましそうにしている気がしました。MIYAがバッグに着けていた小さなマリーのマスコットにも反応していたので、それこそ処遇をどうしようかと思っていたMIYAにプレゼントしたものとは比較にならないほど小さなマリーのぬいぐるみをあげたら、喜んでいました。寂しそうに見えた顔が少しほころんだので何となく安心しました。
 そんな私の脇でKさんが木下鈴奈と話をしていたので、Kさんには悪かったのですが、割りこんで会話に加わりました(苦笑)。そのタイミングではCDのレコーディングの話や、その曲をいつ頃、イベントなどで歌うことになりそうか、次の曲はどんな状況かなどを聞かせてくれました。最初はKさんとマンツーマンで話してたハズの木下鈴奈の身体の向きが、私の方に向いていたのは、背後でで盛りあがるMIYAの腕に抱かれたマリーを撫でた後のことだったと記憶しています。
 ほんの少し、マリーを欲しがっているように見えたので、「鈴奈ちゃんが(マリーを)好きなんだったら、鈴奈ちゃんのために取ったのに」と言うと、「ううん、もらってるから」と先ほどプレゼントした指輪をかざして見せてくれました。それから、「(欲しいとか)言ってるけど、本気じゃないから気にしないで」と言ったあとに、「(私から)いろいろいただいちゃってるし、みんなにもあげてて、大丈夫なのかなぁって」と気遣うように言ってくれました。私の返事は当然、「気にしないでいいよ、ムリはしてないから」というものです。累計してしまうとどれくらい掛けたかということは分かりませんが、好きなコの喜ぶ顔が見られるのなら、安いものです。
 
 その後、木下鈴奈の口から、意を決したようにあるコトに関するお詫びの言葉がこぼれました。どういうことがあったか、どうしてきたか、そして、どうしたかったか、どうなったか。そんな告白でした。まるで怒られることを覚悟しているようにうつむいて、ちょっと声が震えているように感じられました。
 細かいことを端折ってしまっているので、閲覧されてらっしゃる方には、何のことだかは絶対に伝わりませんが、こんなことをタレントさんの方から言ってくれるなんて思ってもいなかったので、ビックリしました。当然、とがめだてするような事柄ではありませんから、木下鈴奈の希望をかなえられる努力をしてみようと思いました。それを口にすると、ちょっと安堵したような表情を見せてくれました。こんなことが胸のつかえになっていたのだとすると、逆に申し訳ない気にすらなります。

 そういうやり取りをしている内に荷物の積みこみが終了したので、タレントが車に乗り込んで帰って行くのを見送って、私達も帰途につきました。


2月のコミックス
 HUNTER×HUNTER 19
 魔砲使い黒姫 3
 餓狼伝 15
 餓狼伝 BOY スーパーガイド
 ツバサ豪華版 4
 ツバサ 4
 RAVE 26
 ×××HOL�@C 3
 藤田和日郎短編集 2
 犬夜叉 34
 からくりサーカス 31
 聖闘士聖矢エピソードG 3(初回限定版)
 聖闘士聖矢エピソードG 3
 アガルタ 7
 ガールズザウルスDX 2
 愛迷宮 仮面の魔女
 爆音列島 3
 いばらの王 3
 バキ 21
 ホーリーランド 7
 ルナハイツ 2