パンチ・ザ・アイドル 03.12.07
 起床時間はAM11:50頃でした。日曜日にこんなにのんびり目を覚ますのはなんだか久しぶりです。当然「仮面ライダー555」を見逃していることもショックでしたが、出かける予定があるのにこの時間になったことに焦りを覚えました。

 S(Y)さんに連絡して渋谷で合流を果たして、中野に向かいました。今日の目的地はなかのZEROホール。私とS(Y)さんの関係を語る上で外せないメモリアルポイントです(笑)。
 さて、ホールの場所は分かるのですが、今日の会場である「視聴覚センター」の場所が分からなくて、ホールの前をさ迷うはめになりました。建物の地下にあることに気づくのはもうちょっと後のことでした(苦笑)。
 地下に降りてみると、入口のドアの前に15名程の蛇行した行列が出来ていました。A(N)さんは2番にいます。何時から来ていたのか気になりましたが、聞きませんでした。他にいつもの面々もいて、むしろ私達が遅れて来たというくらいの順列になりました。整列の中に各地のR.C.T.関連イベントでお会いしたことのある人がいて、お互いにビックリしました。この日初めて、Iさん(本名)という方であることを知りました(ちなみに目当ては類家明日香とのこと)。
 さらに時間が経ってからD-ERIOLさんも到着して、これにはもっと驚かされました。

 それから待つこと10数分を経て、扉が開き、入場の運びとなりました。
 会場はステージなどはなのですが階段状のイスがあるホールになっていて、何やら妙なカンジです。
 先に入場した方に席の確保をお願いしておいたところ、最前列に席を取っておいてくれたので、何の迷いもなくそこに座りました。

パンチ・ザ・アイドル Vol.05 at なかのZERO視聴覚ホール
 村山ひとしという芸人が中心になって開催しているイベントで、コントのにおいが全開だったものですから、先日の「胸キュン」を思い出して、ちょっとしょっぱい気持ちになりかけたのですが、そんなコトはありませんでした。
 最初は村山ひとしとタレントのトークで、観客から事前に集めたアンケート用紙の質問をするというものでした。
 一人目は木下鈴奈で、主な質問内容は「クリスマスのイチバンの想い出は?」とか「今日のいっぱいいっぱい具合は?」などでした。一つ目は両親(サンタさん?)からプレゼントにもらった大きなぬいぐるみを1日中抱きしめて過ごしたことで、二つ目は「かなりいっぱいいっぱい」とのことでした。これはもういつものことですね(苦笑)。
 二人目は類家明日香で、ガンプラ好きで売っている彼女へは「好きなモビルスーツは?」とか「ガンダムでイチバン好きな台詞は?」といった、およそ年頃の女のコには尋ねない質問でした。ちなみに回答は「ガンダムMk-�U」と「作品はあんまり好きじゃない(よく見てない)ので、特にありません。話、暗いよね」と予想外の返答をしました。
 三人目は山本理恵。Oさんがものすごく贔屓にしてるので、どんなコかという興味はありました。ビジュアル的には佐藤江梨子の若い頃に似ているという印象です。喋り方もハキハキしていて、かなりの好印象でした。
 質問内容は「今日の衣装のポイントは?」といった、普通のモノでしたが、「(服にかけられた)リボン」と答えながら、「昨日の撮影会で着ちゃったんですよね」などちょっと笑いを起こします。

 三人の質問タイムが終わったところで、今度はコント「サンタ学校」になりました。村山ひとし、ダッシュマンともう1人、計3人の芸人が生徒に扮して、タレントを先生として質問を投げかけ、タレントがそれに答えるというものでした。
 最初はやはり木下鈴奈で、衣装はサンタルック。主にホワイトボードにイラストを描かせられるものだったのですが、これは得意分野ということもあり、かなり上手に描いていました。おもしろいかどうかは難しいですが、優秀なコという印象で終わりました。
 次は山本理恵で、このコはやはり面白い、というかいいキャラを持っています。やりとりの中で「山本先生は怖いんですよ〜」と脅してみたりするところなどは秀逸だと思います。
 最後は類家明日香で、絵を描くのは苦手な様子。ガンキャノンを描いてましたが、両肩のキャノン砲以外はサッパリでした(笑)。
 
 ここまで終わったところで客席にプレゼント。ジャンケンで勝ち残ると3人のタレントに似顔絵を描いてもらえるという企画です。
 結局、勝ち残ることは出来なかったのですが、見ているだけでも面白かったです。というのも、普通、描いている最中は無口になってつまらないのですが、山本理恵が「お、コレは」とか「アタシうまいかもしれない」とか言いながら描いているのです。先ほどのコーナーで、特に“うまい”という腕前ではなかったのですが、こういうコメントがあると、完成品がどんなオチをつけるのか楽しみになります。
 そして披露!となった段階で、当然、山本理恵は最後になります。ということは木下鈴奈のモノが先に発表されるわけです。木下鈴奈の画力はかなりのモノでして、デッサンさながらに、少し美化した顔が描かれていて、モデルになった方も満足気でした。これを見て、山本理恵はあからさまに「ヤバイ!」と思ったようでしたが、最後まで、「よく描けてる」と言い張っていました。確かに特徴は捉えられていて、充分に描けていたのですが、いかんせん、相手が悪かったようです。

 続いて、村山ひとしにもプレゼントということで、会場からはブーイングが起きたのですが、タレントが村山ひとりに向かって投げるボールがプレゼントということで、村山ひとしはそれをキャッチすることになります。
 最初は木下鈴奈だったのですが、企画の主旨を把握しきれておらず、かなり易しい、取りやすいボールを投げていました。
 次は山本理恵でした。このコはとてもカンがいいです。まずゆるい球を放って、村山ひとしが受け取ろうとしたところに、速球をぶつけるという非道な行いをします。しかも笑いながら(笑)。なんてバラエティ向きなんだろうと思いました。
 最後は類家明日香で、体つきもいい上に、元水泳選手というキャリアの持ち主なので、かなり期待していたのですが、遠慮があったらしく、イマイチな投球でした。
 最後に3人が一斉に投げることになって、山本理恵は相当やりたい放題な投げ方をしていました。木下鈴奈も主旨を理解して、強めに投げていましたが、客席の声に載せられて、撮影をしていたチーフマネージャーのHさんの顔面にぶつけたのが面白かったです。

 そして、ここまで痛めつけられていたというのに、村山ひとしにさらに追い討ちがかけられます。どういう流れかは、ちょっとグダグダしてたので、端折りますが、村山ひとしがゴム紐をくわえて立ち、タレント3人がクイズに答えて、その答えが間違っていると、ゴム紐のもう片方を持った人が間違えた数だけ下がって行き、ゴムの限界が来たところで、村山ひとしの顔面を痛打するというものでした。
 出題の例は「げんえんしょうゆ」を漢字で書け、「万有引力」を発見したのは誰か?、「ザクとはちがうのだよザクとは!」と言ったのは誰か?などでした。正答率はかなり低く、結果、村山ひとしの顔面は4、5回ゴム紐を受けることになり、終盤は素で痛そうな顔をしていました。

 ちょっと、険悪な空気が漂ったのですが、この後はライブコーナーになりました。最初は木下鈴奈が登場してFight!とMAJIで恋する5秒前を歌いました。Fight!は見るたびによくなっている気がしますので、ぜひ繰り返し歌って、上手くなってほしいものです。
 続いての登場は山本理恵で、このコの歌は、正直かなり上手かったです。ステージ慣れしていることもあるのか、とにかく楽しそうな姿は見ているこちらも楽しくなってしまうというカンジで、ファンが多いのも頷けます。ちなみに歌った曲は亜麻色の髪の乙女とラストキッス。後者など、ヘンな話ではありますが、もう本家を聞くことができなくなってずいぶんになりますが、今もって好きな曲なので、とても嬉しかったりしました。
 木下鈴奈には申し訳ないですが、この日のイベントは山本理恵のひとり勝ちだったように思いました。
 イベントの最後に客席からタレントにプレゼントをしましょうということで、会場に雪を降らせることになりました。実際には配られたポケットティッシュを前方で立っているダッシュマンのカゴめがけて投げることなのですが、先ほどの村山ひとしの姿が目に焼き付いているので、ついついダッシュマン本人を狙ってしまいました(笑)。あまりに立続けに、しかも的確にヒットさせていたら、本人からクレームがきました(苦笑)。

 撮影タイムを挟んでロビータイムとなったので、まず木下鈴奈のところで、サンタ帽を被った木下鈴奈をチェキに収め、サイン帖と合わせてサインをもらいました。
 混んで来ていたので、そこを離れ、山本理恵のトコロに行きました。物販をしていたので、CDを1枚購入。2種類あったのですが、旧い方をチョイスしたら、「判ってる!こっちはあるだけだから貴重なんだよ」と言われました。ラストキッスがよかったというあたりの感想を伝えながらCDにサインをもらい、チェキでも撮らせてもらって、それにもサインをもらいました。
 最後にもう人がいなくなって、撤収しそうになっていた類家明日香のところでしたが、チェキで撮らせてもらい(ちなみにツーショット写真で500円くらい取っていました)、サインをお願いしました。いずれも快く応じてくれたのは最後の最後で印象がよかったです。

 終了後は渋谷に出て、アニメイトに寄り、野川さくらのラジオCDを購入。イベントの整理券を受け取って、にむさんとも合流しました。Sさんと3人でファミレスに行き、約4時間、いつものような話をして、帰宅しました。