KANSAI・四国・元気フェスタ 03.10.12
 1時間ほど経って、駐車場が開いていたので入ってみたのですが、やたらと広い駐車場にはまだ1台しか車は停まっていなくて、ちょっと驚きました。その駐車場の奥にある階段が公園に続いていたので、昇ってみると、公園自体の開園時間がまだ先なため、警備の方が立っていて入場はできませんでした。寒風吹きすさぶ中、この段階で前に5人くらいの人が待っていました。
 やがて、別動で現地入りしていたAさん、Sさん、Cさん、N(t)さん、E(H)さん達も淡路島入りしているということだったので、現在位置を告げて合流しました。
 公園の中に入るとさらにイベント会場に入場する為の門があり、これが開くまでまた1時間ほど待たされることになり、正直ちょっと辟易しましたが、仕方がないのでじっと待って、無事に入場を果たしました。
 イベントスペース(?)となっているエリアに入り、一番奥にあるステージに至る途中に、さらにゲートが設置されていました。今回のイベントが一部を除いて、撮影禁止のため、その検閲とカメラの預かり場所になっていたのです。カバンの中のカメラ関係の占有率が70%近かったので、カバンごと預けてしまうことにしました。
 
KANSAI・四国・元気フェスタ at 明石海峡公園
 会場は本当にだだっ広い公園の1区画にステージを組んだだけといった作りで、割と高いステージの前に柵が設けられていて、最前列に到着したところ、柵がもろい(プラスチック製)ので寄りかからないで欲しいとスタッフの方に言われました。そんな必要もないだろうと思っていたのですが、最終的に寄りかかることは不可能になりました。なぜなら、立つことを禁じられたからです。野外のこれだけ広い会場でスタンディング禁止。いったい何を考えているんだろうと、正直思いました。ステージが低かったりすればそれもやむを得ないことだと思いますが、ステージの高さは優に2mはあるのです。柵に寄って立ったとしても、ステージの仰角を考えれば座っている人の視線を遮断することはほとんどありません。今にして思えば、この辺りの対応から雲行きの怪しいイベントだったと言えましょう。
 最初に吉本興業のタレントが登場して、六甲おろしで踊るという振り付け講座を行いました。主催者の指示で座って見ている私達を見て、「いっしょにやってください」とほざきます(笑)。結局、私も含めてそこそこの人数が立ちあがり、指導に従って振りを覚えました。と、これが練習(?)で、その後R.C.T.、Ace、maybe、金城佑実、MEGUMIも登場して、六甲おろしを歌いながら踊るのですが、誰一人として歌も覚えていなければ踊れてもいません。完全にグダグダです。正直、これはしょっぱいイベントだなぁと思い始めました。
 その後は、しばらく(というか長らく)興味のない催しが続いたので、ステージのあるブースを出て、物販コーナーを冷やかして握手会参加のためにmaybeのCDを購入したり(maybeのサイン色紙のほかに、なぜかAceのポスターを付けてくれました)、前売りを購入していると参加できる抽選に参加したりしました。ちなみに抽選の商品はP's Cardというカード型CD-ROMでした。この抽選に私は当選したのですが、商品として並べられているカード6種類中4種類はすでに購入して持っていたので、どうしようかと思いましたが、maybeのものをもらいました。ちなみにえもさんも当選したのですが、彼は6種類中5種類を購入していて、残りの1種類(MEGUMI)にはまったく興味がなかったので、ここのところ趣旨がえをしたAさんの分として五十嵐結花のものを手に入れていました(笑)。
 結局、目当てのステージまで、約4時間、ひたすら無為に過ごして、直前のイベントが終わる頃にステージ付近に戻ったのですが、全然咎められたり、いやがられたりすることなく最前列を確保することが出来ました。
 
 ステージの開幕はcome on come on come on、R.C.T. with Aceという編成での登場に、ちょっと興奮しました。参加者の幾人かから「tomoちゃんが歌ってるのを初めて見た(聞いた)」という声もあり、あぁ、CDリリースの時期からだとそうなってしまうんだな、と思いました。ちなみにこの時私が考えていたのは、河辺瞳が歌ってるのは初めてだなぁと、ついそっちを重点的に見てしまいました。持ち歌でもないこの曲なのですが、思った以上にフリもしっかりできていて、やるもんだと思いました。
 その後、一旦Aceは退場してR.C.T.がステージに残り、君たちキゥイ・パパイア・マンゴーだねとどうにも止まらないを歌い終わったところで、再びAceの2人が登場したので、入れ替わるのかな?と思ったのですが、R.C.T.もそのままステージに残ったままで曲が掛り始めました。Aceの持ち歌ですらないのですが、聞き覚えのある曲でした。7人掛かりのピンク・レディーメドレーです。これには驚きましたし、何よりも分かりやすかったので素直に盛り上がれました。
 ここでR.C.T.が退場してAceが残り、ゴージャスと狙いうちを熱唱。正直なところ、ライブではAceの方が盛り上がれます(苦笑)。
 その後は金城佑実が登場して、まずメリー・ジェーンを歌いましたが、これがちょっと微妙な仕上がりで、首をひねってしまったのですが、次にカップリングのKodoを歌ってくれました。何度も聞いているのですが、この曲はすごく好みの曲なので素直に楽しみました。惜しむらくはこんどリリースされるマキシ・シングルのタイトルチューンがこちらではメリー・ジェーンなどにされてしまったことです。オリジナルがしっかりしている人にわざわざカバーを歌わせるプロデュースの方向性が良く分かりません。
 次のmaybeは(確か)プレイバック part2との2曲だけだったと思うのですが、特にプレイバックは好きな曲調ということもあって、自分が盛り上がっていることを、最近認識し始めました(苦笑)。実際、ステージのデキについていえば、R.C.T.などよりずっと完成されています。とはいえ、宮原永海や加藤いづみのように積極的に歌を聞きに行こうと思うレベルではありませんが。
 この後は、興行的にはメイン、私達としては出涸らしのMEGUMIの登場。特に手拍子をしたりすることもなく、グタッとして聞いていました。たぶん、3曲くらいは歌ったのではないかと思います。
 この辺りで、えもさんは今日のジャンパラに間に合わせるためにイベントには最後まで残らずに中座。すでにかわいかおりも会場を後にしているようだったので、どちらも大変です。
 最後にかわいかおり以外の出演アーティストがステージに登場して、フィナーレを飾るべく、午前中に行った六甲おろし歌い、踊りましたが、今回もグデグデでした。この曲さえなければ、ステージとしては面白かっただけに残念でなりません。

 これで、ひとまず終了となり、最後にCD購入者を対象とした握手会が催されました。総勢11名との握手会です。最初が金城佑実で「CD発売おめでとう。Kodo、好きだから嬉しい」と言うと「ありがとうございます」と当たり前な反応(苦笑)。でも、喜んでくれている風だったのでよしとしましょう。次が星本香で、「お疲れ様」くらいしか言っていませんが、「いつもありがとうございます」くらいのことは言ってもらえるようになりました(笑)。その次が根本はるみで、「その後PCはどう?」と尋ねると「まだ調整中」とのことでした。YahooBBが一生懸命モデムを配っていたので、「もらって帰ったら?」と勧めてみました(笑)。「ありがとうございました」くらいのことを言われた覚えしかありません。次の小林恵美は「遠いところ、ありがとうございました」と先に言われてしまいました。なので、「ジャンパラ終わっちゃうとやっぱり寂しいね」などと本気で思ってもいないことを言ってみると「そうですね、でも、また乱入しますから!」と陽気に返されました。次は五十嵐結花だったのですが、…まぁ、いつも通りということで、もう諦めましょう(苦笑)。
 MEGUMIは割愛(笑)、maybeの3人は相変わらず素晴らしいリアクションを見せてくれます。ステージ上から気にしてくれているということも、こういう機会にそれを伝えてくれるのも正直、嬉しいですし、悪い気はしません。最初の頃はあまりの盛り上がらなさ加減が不憫に思えて、同情から盛り上げ役を買って出ていたのですが、最近は盛り上げられていると感じるようになりました。ただ、現状、どこまでいってもきっと私は彼女たちのファンではないので(向こうの認識は別としてですが)、せいぜいライブを客として「楽しむ」ことはしておこうかと思っています。
 …とここまで書いて、Aceの2人がどの辺にいて、何を話したのかさっぱり覚えていません(爆)。それはきっと下記の事情によるものだと思われます。
 こうやって文字にすると結構、長時間だったのかなと錯覚しますが、実はこの握手会、ものすごく流されました。片方では、「今から買っても握手会に参加できます」とアナウンスしているのですが、実際は「立ち止まらないでください」とさっさと終わらせてしまおうと必死です。売りさばこうと必死な割に、客の気持ちはないがしろにするそのやり方が端で見ていて気に食わなかったので、2回目とかの参加はせずに終わるのを待っていました。すべて終わって、キャストの退場を見送った頃には公園の閉園時間が迫っていました。
 行きと同じように帰りもJさんの車に乗せていただいての帰京はやはり行きと同様にほとんどの時間を寝てしまっていました(爆)。再び桜木町に到着したのは、翌朝AM5:00過ぎのことで、ものすごいイキオイで雨が降っていました。そこから始発電車に乗って帰宅。運転もしていない私が言うのもおこがましいのですが、本当にクタクタに疲れ果てていました。