福井裕佳梨、ACEそしてSHIBUYA BOXX(やっぱり長っ) 03.04.29
 起床後、準備をして東京ビッグサイトに到着したのはAM10:00頃でした。駅を降りてみると、やたらと長い人の列!(汗)一瞬コレに並ぶのか?と目を疑いましたが、幸いにしてこれは私が参加するのとは別の即売会の列でした。
 その長大な列を尻目に先へ進んで行くと、目的のイベントの他に2つのイベントが併催されているようでした。その中で私が選んだイベントに並んでいる人の数は入場1時間前の段階では、先程のものの10分の1以下…。心底ホッとする瞬間でした。K(H)さんと2人で並んで過ごしていると、どんどん人が増えて、最終的には4倍強の人数になりました。客観的に見てもイチバン客の集まりが悪いと思えたこのイベントでさえ、この人手になるのかと、ちょっと驚きました。

福井裕佳梨サイン会 at ワールドホビーフェスティバル

 ほぼ時間通りに入場が開始されましたので、係員の誘導に従って中に入りました。入場するなり目的はサイン会のブース(笑)。呆れるほどに人気のないブースで福井裕佳梨サイン会の参加券を購入しました。それからさらに1時間近く待たなくてはいけなかったので、場内を見て回ったのですが、正直なところ、目の毒です(苦笑)。
 サイン会の開始時間の10分前に集合ということでしたが、することもないので30分ほど前からずっと待っていると、15分前くらいに福井裕佳梨が到着して、私達の前を通って控え室へと入って行きました。何でも事故渋滞があって遅れたそうで、係の方から開始が10分ほど遅れますというアナウンスがありました。また、そのために本来はサイン会終了後の予定であった撮影タイムを先に取るという予想外のことになりました。この後、予定があって撮影タイムには参加できないと思っていた私にとってはまさに天の恵みでした。

 ということで、予定から遅れること10分。福井裕佳梨が登場して、簡単な挨拶のあと、早々に撮影タイムとなりました。時間は短めではありましたが、撮れないと思っていたので、何も文句はありません。

 その後、整列してサイン会となりました。順番は5・6番目くらいのところにいたのですが、いつものようにいつものごとく、サインをしながらゆっくり話すので、私の順番に来るまでに悠に10分以上は経過していました。かくいう私も後ろに並んでいるKさんともう1人から「(時間を)引き伸ばせ」と言われたりしました(苦笑)。
 それはさておき、私の番になりまして、福井裕佳梨の前に立つと、なんというか悪戯っぽい笑顔で迎えてくれました。
 今回は本人縁りのものを持ちこめば何にでもサインをしてもらえるというサイン会で、先日の撮影会の折に事務所の社長から、「重くなければ(3月発売の)写真集を持ってきてほしい」という風に言われていたので、それを持ちこみました。ただ、ソフトカバーの写真集なので、遊び紙がなく、どのページにしてもらうかを考えた挙句、見開きのページにお願いすることにしました。
 私のイメージでは片側のページいっぱいに書いてもらって、余白やもう一方のページにイロイロ書いてもらおうという目論見で、「いっぱいに使って」と言ったところ、見開き2ページをいっぱいに使ったサインを書かれました(笑)。
 それから日付を入れてもらう段で、明日が誕生日であることを伝えると、「えっ、ホントですか。おめでとうございます〜」と拍手で祝福されました。宛名を入れてもらうときは名前を聞かれることなく書いてくれたので、そのやりとりがなかったことから、逆に係の方が何を書くんだろう?という顔をしていましたが、ちゃんと名前・顔が一致して覚えていてくれてることがいよいよハッキリして、かなり嬉しかったです。他に「ばーすでーイヴおめで10ゴザイマスル」というメッセージも添えてもらいました。そんなやり取りをしているとさすがにスタッフの方に「そろそろ…」と制止され、それからいつも通り、どっちが手を離して終わるんだ?というくらいに長い握手(やがてこれもスタッフに制止されました/苦笑)をして終了、十分満足したので、手を振って別れ、Kさんに挨拶をして、すぐにダッシュで会場を離れて駅に向かいました。
 
 りんかい線の駅まで走り、東京駅でもひた走り、向かう先は秋葉原。石丸電気ソフトワンです。

Yellowgirls ACE DVD「de la bura」発売記念イベント at 石丸ソフトワン
 秋葉原到着時刻がPM1:10。すでにイベントは始まっている時間です。にも関わらず、イベントフロアの3階には直接向かわずに一度2階に寄ってDVDを追加購入。W購入特典のための処置です。
 それから3階に到着して会場に入ると、なぜか電気が暗くなっていて、歌が終わったばかりなのかな?と思うと、質問コーナーが終わりを迎える頃でした。ACEの2人の衣装はそろそろ見慣れた感のある銀ラメの衣装でした。どことなくピンクレディーを想起させる気がするのは私だけでしょうか?
 その後、すぐにじゃんけん大会となりました。最初の賞品は3ショットポラロイド撮影でした。参加者数、およそ30人強の参加者数に対して10人がその権利をゲットできます。そして、これに勝ち残ってしまいました。順にステージに立って、2人の間に立っての撮影となります。走ってたどり着いてからまだ5分かそこらしか経っていないので、息が上がっていて、とても見苦しいものになりそうな気配がしました。息を整えながらステージに上がると、私の顔を見た北川友美が「あっ」と一声。MCを務めていた小椋ケンイチが「なに?知り合い?」と問い掛けます。すると、北川友美が「いつも来てくださるんですよ」と言ってくれました。こうやって覚えていてくれるのはやっぱり嬉しいですね。この時はホントにもう1人の河辺瞳には目もくれずに撮影終了後、ステージを降りました。
 10人分の撮影が終わった後、このメーカーのイベントでは恒例になっている負け残りじゃんけん大会になったのですが、これはさすがにムリでした。
 それから撮影タイムとなり、1グループあたり1、2分程度と短めではあるものの、小人数での撮影で、慌てずに撮ったので、枚数こそ少ないものの楽しんで撮影ができました。
 最後に2人から今日の感想と、この後行われるライブイベントの告知があってから握手会となりました。
 握手会は河辺瞳、北川友美の順番で行われ、最初に河辺瞳の前に立ち、挨拶をしたところ、私が「初めまして」と言うのとほぼ同時に「いつもありがとうございます」と言われてしまいました(爆)。これは先ほどの北川友美の発言を受けてのものなのか、はたまたライブへの参加で覚えていてくれての発言なのかは不明ですが、正直、焦りました。とりあえず、こういう風にお会いするのは初めてですね。という話しをしてから、幸いちゃんと見ておいたDVDの感想として率直に「カッコよかった」と伝えると照れていました。「この後のライブ楽しみにしてますね」と言って、「がんばります」と返事が返ってきました。
 続いて北川友美との握手で、まず「いつもありがとうございます」と言われた後、唐突に「今日、暑いですもんね」と言われてしまいました。一瞬、何のことだろう?と思ったのですが、この日の私は5月も初旬だというのに、半袖のシャツで参加していたからでした。何で半袖だったかといえば、今日はここに来るのに確実に走らなければならないからだったのですが、そんなことは北川友美の知ったことではありません。なのに私は「走ってきたんですよ」とこれまた脈絡のない返事をしてしまいました(爆)。それから、遅刻してきたこと、歌が聞けなくて残念だったことなどを伝えると、「いいんですよ、来てくれただけで嬉しいです」と言ってくれました。ちょっと考えればどのタレントさんも同じように言ってくれるのは分かりきったことなのですが、それでも嬉しいものです。こちらも最後に「ライブがんばってくださいね、新曲楽しみにしてます」と伝えて終了。後で考えてみると河辺瞳と話したことより内容が薄い気がしました。どっちを目当てに参加したんだか(苦笑)。
 
 終了後、当然参加しているEさんに、R.C.T.関連のイベントに参加して会う内になんとなく集まるようになってしまったCさん、pさん、Jさんn(t)さんにAさんでぞろぞろと会場を後にしました。このうちpさんは探し物があるというので、ここで別れ、他のメンツは渋谷へと移動しました。
 渋谷に着いてから次のイベントの開場時間までずいぶんあったので、ファミレスで時間を潰すことにしました。それでも開場時間の1時間前には会場にたどり着くように店を出ました。

 会場であるSHIBUYA BOXXにたどり着いてみると、前のステージに参加していたらしい方々の姿が見えました。また、会場脇のスペースに仮設テントがあり、コンパニオンがチラシを配っていました。よく見ると、そこここに貼られたポスターと同柄で、R.C.T.のメンバーが刷られています。B-UPという商品のパンフレットで、nさんによると今日のPM3:30からここで記者会見があったらしいのです。先述したようにR.C.T.のメンバーがイメージキャラクターを勤めていますから、出演していたはずです。ファミレスでまったりしている場合ではなかったと一同天を仰ぎました。たぶん、nさんもオープンスペースで開催するとは思っていなかったのでしょう。
 落胆しながらも未練がましく仮設テント脇に佇んでいると、アナウンスが響き、この後、ここで記者発表を行うということでした。このアナウンスに一同生気を盛り返し、静観を決め込んだEさん以外は全員手に手にカメラを構えて時を待ちます。
 結果から申しますと、やはりその仮設テントにR.C.T.のメンバーは登場し、記者団に囲まれるカタチで記者発表も行われました。私達はその外側から記者の隙間を縫うようにしてなんとか撮影ができるといったカンジでした。とりあえず余っていたフィルムを使いきることはできましたし、退場して行く際、根本はるみに声を掛けたところ、「イェイ!」とピースももらえたので、よしとしましょう。
 それからさらに1時間ほどの待ち時間を経て、ようやく開場となりました。中に入ってみると、案の上、普通のライブハウスでした。ステージ前に鉄柵があり、オールスタンディングです。私達の前に10人前後の人がいたので、最前列は取れませんでしたが、それでも2列目のセンター辺りを占めることができました。

THE YELLOW BOXXat SHIBUYA BOXX
 会場にスモークが立ちこめ、客電も落ちると、いよいよ開演です。
 今日のMCは小椋ケンイチと井坂綾。出てくるなり盛りあがってるか?と客をいじる井坂綾は仲々に異質です(笑)。
 小椋ケンイチの「お待ちかねかしら」という紹介でのっけからR.C.T.です。いつもならもっともったいつけて終盤の登場なのですが、今日は初っ端でした。MCの2人が退場して、スポットの当たらないステージ上、壁面のスクリーンにR.C.T.の文字とメンバーの幼い頃から現在までの写真が投影され、それにかぶさるようにメンバー同士のトークが重なります。そんな中、ステージ袖からそっとメンバーが登場して、それぞれの立ち位置にスタンバイします。
 イントロが流れ、ステージをライトが照らし出していよいよスタートです。最初の曲はおあずけ坊やのテント村で続く2曲目はcome on come on come onでした。
 ここでメンバーの自己紹介がありました。順番は立ち位置の通りで、まずは五十嵐結花。Cさんの「せーの」の統制に乗って、私やEさんが「イガラシー」と叫びます。あとの流れは一昨日と同様ですが、五十嵐結花がこの「せーの」をいたく気に入っていて、他のメンバーの紹介でも「せーの」と声が掛かるのを煽るゼスチャーをしたり、ステージ上で「せーの」と言っていたりしました(笑)。
 R.C.T.のステージは次の曲で終わりということで、新曲Feel the Diamondでした。この曲の振りつけは五十嵐結花が担当したということでした。トランス調のハイテンポな曲で、ステージの演出効果ももちろん影響していますが、見ている分にはカッコいいステージでした。
 これでR.C.T.の出番は終了、記者会見を行うらしく、バタバタと撤収していきました。
 どうやら外から見えるスペースで記者会見を行っているらしく、Cさんはじめ数人はそれを見に行ったようでした。私も興味があったのですが、2列目のしかもセンターにポッカリと人のいないスペースがあったら、出演者の方に失礼だと思い、居残ることにしました。
 続いての登場は大村梨佳でした。歌った曲は先日と同じくLook back againとReset meの2曲に加え、川本真琴の1/2でした。私は最初の2曲も元を好きなので、盛り上がっていたのですが、Eさんは3曲目で墜とされたようで、大サビのところはいっしょに「愛してる」と叫んでいました(笑)。
 その後で松岡由樹が登場して、燃えろブンブンの他に2曲歌いました。何が印象的だったかといえば、盛りあがる客席にビックリして歌詞を飛ばしてしまいそうになったことよりも、「大村梨佳ちゃんのときみたく盛りあがってください」と言わしめたことです。この辺は選曲とパフォーマンスの勝利、加えてオールスタンデシングのライブハウスという地の利を大村梨佳がガッチリ掴んだということでしょうか(笑)。
 そして、次はKirariの登場です。今回は1曲目にアコースティックギター一本をバックにLet It Rainを歌い、次いでone piece、Toy Soldiersを歌いました。本人も野田社長もしつこいくらいに2年のブランクで声が出ないことを口にします。それでも他の出演者よりは圧倒的に歌えているのですから、これで自身が要求するレベルに達したときはどうなるのだろうと思ったりしました。
 また、彼女の応援には女性の方も駆けつけていて、その方がKirariのTシャツを作ってきていて、それを会場の3名にプレゼントしてくれました。最初はじゃんけんで。ということだったのですが、結局場内に投げ込むことになり、最後の一着を掴み取りました。
 この後はACEの登場です。衣装は石丸電気のソレと同じものでした。最初に歌った曲はゴージャスでした。これを聞くのは今回で3度目、しかもスタンディングで臨んだこともあり、腕を振りまわしてかなり盛り上がりました。次の曲はRosa。前回聞いてはいましたし、知っている曲でもあるのですが、どう盛りあがるかが難しい曲です。しっとりしているかと思えば激しいところもあるので、うまく盛り上げたいなと思う今日この頃です。そして、もう1曲歌ったのですが、何だったか忘れてしまいました(苦笑)。
 トリを務めるのはやはりmaybeでした。最初はsurbiver、次いでHot stuffでいつものように一度は退場して行ったのですが、すぐに再登場してプレイバックPart2を歌い、これで全出演者の歌が終わったことになります。
 最後に出演者が全員ステージに登場して、今日の感想を言う場面では、北川友美がR.C.T.のメンバーに「R.C.T.の時より生き生きしてる」とか「R.C.T.とACEどっちが大事なの?」と言われて困惑する場面や、Kirariの「ここに来てる方は他の人のファンだと思うんですけど、Kirariのことも好きになってください」といったコメントが印象に残っています。

 終演後はEさん、Cさん、pさん、nさんと連れ立って食事をして、また週末と謎の挨拶を交わして解散となりました。1日中が慌しい1日ではありましたが、とても楽しい気分で20代最後の日を過ごすことができました。