R.C.T.、福井裕佳梨、仲根かすみ 02.12.07
 朝からシトシトと鬱陶しい雨空でした。
 そんな日だというのに今日も今日とてイベントに参加です。しかも3ヶ所ハシゴというオロカさ加減です(爆)。

 そんなわけでまずは新宿はサブナードの福屋書店に赴きました。気合が入っていたのか、はたまた只の空回りか、会場となる福屋書店に到着したのは集合時間の実に30分前でした。
 しばらくしてEさんが来てからは待ち時間もつらくなかったのですが、ひとりきりというのは時間を持て余しがちです。

 いつもですと、イベント会場はオープンになっていて、見るだけならば誰でも外から観覧できたのですが、今回はちょっと様子が違っていました。イベントスペースと思しきところはパーテーションで外部から完全に覆われていて、中の様子はまったく見えません。今回のイベントタイトルが「お披露目会」というなんとも抽象的なものになっていることも気になります。

『キューティーハニーR.C.T. with MEGUMI』発売記念お披露目会 at 福屋書店新宿サブナード店

 一ケタの整理券だったので、整列の段階で問題の(?)ブースの中に入れました。中は通路で仕切られて、その奥にR.C.T.の五人と永井豪先生が並んでいました。衣装はウワサされていたキューティーハニーのそれではなく、皆私服のような格好でした。
 ご存知の方は少ないようで案外多い(苦笑)ハナシなのですが彼女たちの所属事務所「イエローキャブ」はとある事件(?)以降、原則として握手会自粛を掲げていました。そのため、今回のイベントも握手会はないものと考えていたのですが、ありました。むしろ今回の珍妙とも思えるブースの設置は、どうやらそのためだったようです。

 まず、ブースの通路からタレントの前に行く前に荷物を奪われます(笑)。こうすることで隠しカメラなどでの撮影を防止する狙いがあるようなのですが、そんなことを考えていない私にしてみれば邪魔な傘もカバンも預かってくれるのですから言うことなしです。
 その後、整理券1枚について1回、サイン入りのオリジナルプリントが当たるクジ引きを行いました。自慢ではありませんが、この手のクジ引きで当たりを引いた記憶はまったく皆無です。ただ、今回は何故だか頭が回転していて、ハズレ券数百枚の中に当たりが数枚。ということは、キレイに並んでいないものが当たりである可能性が高い。と判断して、序盤のため、まだ混ざりきっていない箱の中から、これかな?と思えるものを引き抜き、係の方に渡して開封してもらいます。
 三角クジを開いてみると、中には「当たり」の文字がありました。ただ、係の方はこんなに早い段階で当たるとは思っていなかったのでしょう「すいません、当たりです」と申し訳なさそうに告げたあと、その違和感に気づいて「おめでとうございます」と言い直しました(笑)。

 握手の順番は、北川友美→五十嵐結花→永井豪→根本はるみ→小林恵美→森ひろこの順番でした。北川友美は確実にこちらを覚えていてくれるので、なんというか安心して話ができました。続く五十嵐結花はこれといった話題もなかったのですが、不思議と長めです。次の永井豪で一瞬、思考が停止してしまいました。ここで
先ほどの当たり券を賞品のサイン入りオリジナルプリントをもらいました。
 そして根本はるみ、握手をしての第一声はフツーのトーンで「手紙届きましたよ」でした。なんだか、そんな風に先制されてしまうと、途端に頭の中が真っ白になってしまいます。次いで「返事ができなくてごめんなさい」と言われてしまうともうダメです。なにがダメかというと、そうして気に掛けてくれている事実が嬉しいのですが、じゃあ何て言えばいいのか?というのが分からなくなってしまいます。基本的に返事など当てにはしていないので、まったく問題ないのです。結局、「そんなこと気にしないでください」とか言って終了(チーン)。あまりに不甲斐ないです。
 続く小林恵美には「あ、当たったんですね、おめでとうございます」と言われ、また「いつもありがとうございます」的なことを言われて、覚えられてることを認識しましたが、彼女は目の前にいる人物が、半年ほど前に奇しくも同所で行われた最初の握手会で開口いちばん「ごめんなさい、買ってないんです」と言ったことはきっと記憶していないんだと思います(笑)。
 最後は森ひろこで、やはり「おめでとうございます」と言われて「こういう抽選で当たったりするのでまた来て下さい」と言われました。きっとこの人には覚えられていないんだなぁ、ということが分かりました。リーダーなのに(笑)。
 終了後は、次の予定のためにすぐに移動しました。

山岸伸写真館 スペシャルオーディション at 音楽の友ホール
 会場に到着してみると、すでに始まっている時間だったので、照明の落ちたホールの中にそっと入り、後ろの方で立って見るハメになりました。
 内容は写真家・山岸伸とゲスト出演者が山岸伸の作品を見ながら、撮影にまつわるトークをするパートと、山岸伸のサイトで写真のモデルとなるコを選ぶオーディションでした。福井裕佳梨が出演するということで参加したのですが、あまり出番はありませんでした。ただ、審査員としてのコメントは相変わらずで、笑いを誘うというか、場の空気が和むので、審査うんぬんは別にしても、出演者はホッとするんじゃないかな。と思いました。
 優勝者も決まり、終了したあとで抽選会がありました。さすがに私ははずれましたが(賞品に根本はるみサイン入り写真集があったので、悔しかったです)、Eさんは当日のゲスト千尋のサイン入り写真集をゲットしました(笑)。
 これも終了後すぐに次のイベントのために移動しました。今日の掛け持ちは結構タイトなスケジュールなので、移動に次ぐ移動といった具合です。

仲根かすみ「20 Vasy」発売記念握手会 at 芳林堂書店 池袋店
 池袋の書店にたどりついてみると、店内にはすでに長蛇の列が出来上がっていました。店員に尋ねてみると、「最後尾に並んでください」ということだったので、階段を昇っていくとkomoさんを発見しました。ひとことふたこと交わして、私はさらに上を目指しました。結局7階まで昇らなければならず、エレベーターを使えば良かったと息を切らせながら考えました。
 握手会自体は1階で行われているので、かなり時間が掛かることを覚悟したのですが、意外とスムーズに進んでいきます。これは流されるのか?と思いました。
 徐々に階下へと進んでいるのですが、後方の人の列も途切れません。相当な人数が並んでいる模様です。そして、いよいよ私の番となりました。
 今回はフォトエッセイの発売記念イベントだったので、その感想と収録されていた詩の中でどれが好みだったかや、今日の衣装のこと(淡いピンクのワンピースで、ホントにすごく似合ってました)などを話し、手紙を渡して別れ際に「映画も楽しみにしてます」と伝えると「ありがとうございます」とあらためて
ギュッと握り返してくれました。キレイだとかかわいいだとかも、もちろん彼女を好きでいる理由ですが、こういうトコロが一番の魅力だと思います。
 終了後は、Eさんと軽く食事をして帰宅しました。今日も盛りだくさんな内容の1日だったのですが、明日はもっと楽しみなイベントが控えているのです。