氷上恭子ミニライブ(?) 02.10.05
 AM6:00に一旦起床して、今日から旅行に出かける母を少し遠い駅まで車で送りました。
 休日のそんな時間に目を覚ましても、起きつづけていられるわけもなく、あえなく陥落。次に目を覚ましたのはAM10:00過ぎでした。
 仕事着、というかスーツがよたってきたこともあり、近所の紳士服店で吊るしのものを2着購入して、本当はもっと早く行こうと思っていた神保町へ向かいました。

 神保町といえば書泉(笑)。これが事実なだけにどうしようもないですね(苦笑)。
 その書泉で、絶対に貼られることのない来年度のカレンダーをサイン入り。という理由だけで購入。今日が入荷日ということだったので、わざわざ電話して在庫確認までしての購入です(ちなみに私の心配を他所にたくさん残ってました/苦笑)。

 そこからもたもたと秋葉原に向かって歩いて移動したのですが、その途上でCDを1枚、DVDを1枚購入しました。
 向かった先はゲーマーズ本店1号館。いつも通り店の裏手に回ってみると人影がありません。開場時間の30〜40分くらい前でこの状況はおかしいな、と思っていたのですが、非常階段の下に着いたところで原因がわかりました。列はすでに階段を上っていたのです。会場は7Fにあるのですが、外から見たカンジでは5F辺りまでは上っている様子です。ちょっとスゴイな。と思いつつ、いっしょに参加するKくんの到着を待ちました。
 Kくんを待っている15分足らずの間にもどんどん人が増えていき、列の最後尾から余裕を持って座っていたというのに、幾度も移動しなければならない始末です。
 Kくんが到着した時点で列に整列しましたが、その段階で100人くらいは並んでいたものと思われます。程なく開場時間といつも通りに階段を上り、7Fへ通されました。

氷上恭子「vicino」発売記念ミニライブ at ゲーマーズ本店1号館
 開演時間になったところで突然(?)、女の子が2人登場しました。何者なんだろう?と思っていると、自己紹介。G.G.F(ゲーマーズ・ガーディアン・フェアリー)の町田店の娘と、本店2号館の娘でした。
 前説に出てきたようなのですが、緊張しまくっていました。ことに氷上恭子の呼び込みに関しては、彼女たちの呼びかけの後に客が「恭ちゃん」と声を出して登場。という段取りになっていたのですが、最初の練習ではそのタイミングが中途半端で不発。もう一度、という練習でようやく揃ったカンジでした。そして本番ということでキレイにまとまって氷上恭子の入場です。
 「こんにちは〜」と挨拶をしながら入ってくる氷上恭子を、ステージで迎えた2人でしたが、次の「それではさっそく1曲目を歌歌っていただきましょう」ひと言に会場は大苦笑でした。さっそくすぎるってば。
 そのさっそくすぎる展開に、ちょっと戸惑いつつ歌った1曲目は新曲のSea Blue。ゆったりしたテンポの曲で、静かに聞くのがふさわしいのですが、始終、手拍子を打っている連中がいて鬱陶しかったのが少々残念でした。
 歌い終わったところで2人が再びステージに戻り、曲の感想を氷上恭子に伝えてそこからはトークとなりました。
 トークの内容はCDに関することが多かったのですが、ところどころで2人がすっとぼけた話をするので、かなり笑えました。
 ひとしきり話が終わったところで、2人の口から「それでは最後の曲になります」という衝撃的な言葉が飛び出しました。
 !?えっ、だって2曲目なのに!
 そんな想いの人ばかりだったのでしょう、会場中から「え〜!」という大ブーイングでした。しかも終演予定時刻までまだ30分近くあります。とりあえず、氷上恭子の口から「歌のあとで時間があったらトークをしましょう」という言葉が出て、いったん客もおとなしくなりました。
 2曲目にして最後の曲はBeautiful days。これまたしっとりした曲だというのに手拍子をする方々に辟易しながらの鑑賞となりました。

 終了後、約束どおりにトークコーナーとなり、会場から質問を受け付けました。
 最初は「アルバムタイトルの意味」で、これはイタリア語で【近くに・そばに】。【親密な】といった意味だそうです。
 ほかにもいろいろあったのですが、スマッシュヒットだったのは「今、天使のドロップスを歌うとどんなかんじになりますか」という質問でした。これには「うっ、仲々キツイ質問がきたなぁ」みたいな応え方をしてから、まずミニアルバム「PureLove」について説明。曰く、「まだピチッとしてた頃の歌(さすがにピチピチッではなないですが、とも)」とか「氷上バブルの頃でダラスレコーディングなんかもしちゃいました」とか「松田聖子の再来とか言われてたんですよ(事務所の中だけで)」などのおもしろいコメントが聞けました。会場からの手拍子に応えて1、2フレーズ歌ってくれたりもして、ある意味一番嬉しかったかもしれません。
 締めの挨拶では今年は音楽に力を入れているという話や、その延長でソロライブもやりたいといった意欲的なコメントもありました。
 
 そんなカンジで歌の量に関してはものすごく不満は残るものの、トークの内容はとても面白くて、結果的に参加してよかったと思えるイベントになっていました。もっともミニライブなんて銘打たれていなければ不満も感じなかったのですが。

 終演後、店の外で原チャリと車の事故があったらしく路上は少々慌しかったようです。それを横目にジョナサンへ向かい、石丸であった別のイベントに参加していたEさんと合流。軽くお茶程度の時間を過ごして別れました。