1日目 02.01.26
 何の?
 というツッコミは承知の上なのですが、他に書きようがなかったんです。
 
 改めてご説明申し上げますと、野川さくら2ndマキシシングル発売記念イベントの1日目なのです。昨日引き取りまくったMシングルはすべて同一タイトルのコレです(苦笑)。
 本当は始発での参加を考えていたのですが、身体が言うことを効きませんでした。先日の轍を踏むのがイヤだったので睡眠の大切さを噛み締めてAM7:00に起床。大急ぎで準備を終えて、原宿に着いたのはAM8:00頃でした。
 今日は朝から冷え込みの厳しい日で、夜には雪が降るという予報が出ていたにも関わらず、すでに20人近い人が並んでいました。その過半数どころか大多数が顔見知り、という状況もいかがなものかと、考えてしまうのですが、あちらにしてみれば私も同じなのでしょうね(苦笑)。
 時間の経過と共にどんどんと人が増えていくのですが、それは知った顔が増えるのとまったく同義で、たちまちの内に路上で井戸端会議です。通行の邪魔になるとわかっているのですが、状況を打破できない自分が情けない気もします。
 AM10:00前にIさんと二人で、いったん朝食を摂るべくマックへ行き、およそ1時間、温かい場所で過ごしてから再び寒空の元へ戻りました。
 人数もさらに増えていましたが、さすがに会場の人間による整列が開始されていましたので、多少は混雑が緩和されました。

 中に入ってみると、昨夏の「そよ風のロンド」の発売記念イベント同様、前4列程度にはイスが用意されていて、それ以降は立ち見という形式です。ここはステージがとても低いので、後ろの人にはまるで見えないというおそれがあったのですが、今回は一段分高くしてありました。良い配慮だと思います。私は早めに入場できたこともあって、2列目の座席を確保することができました。
 最初にお馴染み、事務所の社長が本日発足のファンクラブについて説明を行いました。開演を5分引っ張らなければならなかったようです(笑)。ファンクラブについては、当日配布された仮申込書の作成段階でのミスもあったので、必要な告知だったのですが、それだけで5分も引っ張るのはさすがにムリがあって、客いじりに走ったり、妙な質問が飛んだりしてややもすると横道に逸れそうな場面もありましたが、ほどなく、野川さくらを呼び込んで開演となりました。

野川さくら ハートのパズル発売記念イベント at 原宿ZIGZOO
 舞台袖から登場した野川さくらの今回の衣装は、CDのジャケットと同じ衣装でした。上は白のノースリーブ。胸元には羽をかたどったパーツが付いていて、下はピンクを基調にした3色(トリコロール風)のプリーツスカートでした。
 舞台上から観客に挨拶をして、自己紹介。「初めての方いますか?」という問いかけに、何度も足を運んでいるにも関わらず手を挙げる、声優系イベント定番のウソツキも見かけるようになりました。本人はタレントからの自己認知度の高さを誇示してでもいるのでしょうが、本当に初めての人間にとっては折角のコミュニケーション機会を遮断されて不快でしかないので、個人的にあのリアクションはキライです。

 その後、野川さくらのイベントでは、ほぼ恒例になりつつある本人の緊張緩和ための儀式(?)を行い、気持ちを新たにCDの楽曲について説明を始めましたが、緊張はまったく解けておらず、やはりいっぱいいっぱいでした。前回のCD発売キャンペーンでは、まったく初めてのイベントでしたから、回を重ねるごとに上達してく様は端で見ていて感心もしましたが、自分の口で、「イベント回数を重ねれば上達しますので」と言ってしまうのはちょっといただけません。
 1曲目はハートのパズルを歌いました。先日の「アニメソング大集合2002」でも1度聴いていましたし、昨日、ムリヤリに引き取りを済ませて手にしていましたから、私にしては珍しく、購入直後にしっかりと曲を聴いていました(苦笑)。
 作詞を野川さくら本人がしているバラード調の楽曲で、個人的にはかなりツボな展開の曲なのですが、今日は高音域のパートであからさまに音を外していました。CDのテイクはもちろん、先日のイベントでも気にはならなかったのですが、歌詞が飛んだ云々よりも気になりました。
 歌が終わると再びトークになり、今度は今日行われる握手やサインの際に名前(PNやHN)を教えてくださいということ(顔と名前が一致するとミニ感激するそうです)やカップリング曲のことについて話して、2曲目のwhite songを歌いました。
 こちらは1曲目ほどはメロゥな楽曲ではないのですが、ミディアムテンポの耳触りのよい楽曲です。今度は音を外したりすることもありませんでした。
 2曲歌い終わって、ようやく少しは緊張もほぐれたように見えました。ここで、本人の口から花粉症でノドを痛めているということを聞かされました。それはこのキャンペーン中、ミニライブの「ハートのパズル」は壊滅的であるという宣言にも聞こえました。こればかりは如何ともしがたいと思いますが、今後、この季節に開催するイベントには付き纏う問題ではないかと思いますので、花粉症の症状に左右されない強いノドなり発声方法なりを身に付けてくれることを願うばかりです。
 この後は今後のCDリリースに関すること、FCに関することなどの告知を本人が行ったところで、レコード会社のスタッフが登場、「アーケードゲーマーふぶき」のキャンペーン告知をして、一旦終了となりました。

 準備が整ったところで、再び野川さくらが登場してサイン&握手会となりました。野川さくらのサイン会はほとんどの場合、タメ書きをしてくれるので、なんと書いてもらうかで迷うのですが、今回は事前に「ひらがな」でとアナウンスがありましたので、極めてオーソドックスにしました。
 今回はあらかじめサインをしてある色紙にタメ書きの部分だけをその場で書くスタイルだったので、これまでのサイン会よりもずっと早く開店していました。しかし、さすがに10回近くも握手会に参加していると、すでに話すネタも枯渇しています。こういう機会にそれほど慣れている訳でもありませんし、ネタになることを積極的に収集する性質でもないので、平静を装って話をするのが精一杯です。きっとあからさまに感動してみたり、気の利いた話のひとつもできれば印象も違うのでしょうが、それは私の性格上、いつになってもできないでしょう。

 色紙を受け取り、握手も済ませ、会場を出るところでFC仮申し込み書を事務所社長に提出しました。同紙には限定販売のジグソーパズルの申し込み欄もあり、空欄にしておいたところ、「買わないの?」と尋ねられたので、「今日は」と答えたところ、「買わない。に強く○しとくな」と言われて、うろたえるという一幕もありました(苦笑)。

 地下の会場を出て、すぐに外にできている列の最後尾に並びました。
 ハイ、今日だけで2回回しです(苦笑)。
 とりあえずカバンを置いて順番を決め、D-ERIOLさんのお買い物に付き合いました。何を買いに行くのかと尋ねたら、野川さくらの花粉症を気にして、対策グッズを買ってプレゼントするということでした。D-ERIOLさんやちおさん達のこの心遣いにはしばしば感心します。私はタレントにプレゼントなんて、まずしませんから(笑)。お目当ての対策グッズ群から、ベターと思われるものを選んでD-ERIOLさんが購入して店を出ました。ここで同行したにも関わらず、一銭も出そうとしないあたりに私の妙なポリシーが窺われます(苦笑)。
 会場に戻る際に、S(M)さんのいでたちが私とD-ERIOLさんにはヒットだったので、値段の安さも手伝って、それに拍車をかけるグッズを1点購入しました。こういうことにはお金を払うんですよね、私は(笑)。

 2回目の開始までにもまだ少し時間はあるので、やはり井戸端会議状態になりました。今回はあらかじめ並んでいたので、その周囲にいる人を中心に、今日は1回目のみ参加の段田男さんも交えてD-ERIOLさんや弐夢さんたち(他多数/笑)と話していました。30分ほどで開場時間となり、段田男さんと別れて、私たちは再び地下へ潜っていきました。

野川さくら ハートのパズル発売記念イベント at 原宿ZIGZOO その2
 歌に関しても、トークに関してもサイン&握手に関しても、1回目と大差ないものでしたが、ひとつ、これ以上はないほど大きな違いがありました。
 知人、Gさんの格好です(笑)。

 先に少し触れている「アーケードゲーマーふぶき」というOVA作品が来月からリリースされます。その発表事態は昨夏、すでに行われていて、バンダイビジュアルのイベントでは野川さくらもその主題歌を披露していました。その際、野川さくらは主人公のコスプレをしているのですが、それと同じ衣装(上着のパーカー)が市販されているのです。D-ERIOLさんもこれは持っているので見せてもらったことがあるのですが、フツーに着ていても、知らなければ分からないようなごくごくありきたりなものです。もちろん野川さくらが出演するイベントでこれを着ていれば、すぐに認識してもらえる、というものではありますが、Gさん(男)のすごかったのは、スカートまで履いていたことです。さすがに作中のようなミニのプリーツスカートではありませんでしたが、見せられた時はビックリしました。しかもその格好でここまで来た。と言うのです。飛行機に乗って。
 幸い、そのまま。ではなく上に白いベンチコートを着ていたので、それさえ脱がなければ周囲に気取られることはなかったと思いますが、まったくスゴイことをします。

 そんな格好をした人間が最前列に座っていたのですから、野川さくらの驚きようたるやスゴイものでした。会場が暗かったせいか、Gさんがピンクの帽子を被っていたせいか、始めは女の子だと思っていたらしく、近くで男性だと判った時は転んでしまうんじゃないかと思うくらいにバランスを崩して驚いていました。
 すぐさまステージに呼んで会場中の人に紹介。1回目の時に、そういう人がいたら舞台に上げたいという話しをしていて、図らずも叶ってしまった瞬間でした(笑)。舞台に上げられても飄々とし続けていたGさんもすごかったです。
 Gさんは遠方からの参加で、お土産を袋いっぱいに持ってきていて、サイン会の際に渡していたのですが、野川さくらがその袋に「ふぶきちゃん」と書いていてこれにも笑ってしまいました。

 そんな具合に、本日2回の発売記念キャンペーンは終了、私もまた明日(苦笑)。という挨拶をしてサイン会を終えました。

 再び地上に出てみると、やはりよく知った方がすでに並び始めていました。
 ハイ、今日だけで3回回し、ではなくて先月も同じ会場で開催された、アニぱら音楽館エキストラライブに参加するためです。
 並び始めてすぐに入場整理券の配布が始まり、開場時間まで3時間近くあったので、D-ERIOLさん、弐夢さんとともにファミレスにでも行って時間を潰そうと考えたのですが、11組待ちという現実をつきつけられて、あえなく断念。近くのスパゲティ屋で追加オーダーをしながらゆっくりとした時間を過ごしました。
 そろそろ開場時間も近くなったので、店を出てみると、なにやら冷たいものが空から降ってきます。雨かな、と思ったのですがどうやらただの雨ではなく、みぞれ交じりのもののようでした。店を出てすぐは小雨程度に感じていたのですが、目的地に近づくにつれて激しくなり、たどり着いたときにはすっかり大雨の様相でした。人影がないので、一瞬、入場済みか?と思ったのですが、さにあらず。雨を避けるために地下階段に避難していたようです。
 開場となり、本日3度目となる原宿GIGZOOになだれ込みました。ライブの性質上オールスタンディングなので今回は2列目センター辺りに場所を確保して、物販コーナーへ向かいました。購入したのはサイキックラバーのビデオクリップ&Tシャツ。基本的にTシャツやタオルといった“布モノ”コンサートグッズは買わないことにしているのですが、セット販売だったため、止むを得ず購入したのですが、周りがあっというまに背中に「鯖」と書かれたTシャツの一団と化したので、私もそれに参加してしまいました。
 B'zや布袋の場合、自分の中に「買いたい。着たい」といった欲求はあったのですが、それは押さえ込んだのです。にも関わらず購入・さらには着衣というのは前代未聞の珍事でした。やっぱり値段も一因でしょう(セットで3000円。儲けなんかなさそうです)。

アニぱら音楽館 エキストラライブ at 原宿GIGZOO
編集、できるのか?

 終演後、前にあった二つのイベントを考えると相当な人数がいると思われたので、幾人かの人間に声を掛けてからD-ERIOLさんと今日の勇者(笑)・Gさんと共に早々に会場を後にして渋谷に向かいました。
 渋谷駅で弐夢さんと合流。お察しの通り、呑みに行きました(笑)。ここでもGさんは例の格好です(当然、上着は着ていますが)。
 だいたい2時間ほど、いつものように愉快に飲んでPM11:00頃にお開きとなりました。明日はAM11:00までに会場に着けばよいので、このくらいまで飲んでいても大丈夫なのはありがたいです。