Stages 5thLive 01.10.08
 今日はStages(夏樹リオ・浅川悠の自主企画)のライブが高田馬場のPHASEというライブハウスで行われまして、それに参加してきました。
 日中に少し部屋の片付けをして、PCラックとPC本体を部屋に持って上がりました。これで、CD−Rが使えるというところなのですが、メディアはまだ荷物の奥底です。またHUBとLANケーブルを購入してこないことには部屋で接続できないので、これも課題ですが、とりあえず大きなものがひとつ片付きました。
 さて、開場時間の30分ほど前に高田馬場についてみると天気は生憎の雨。マックで軽くおなかを満たして会場に向かいます。
 PHASEの場所は、同店のHPに地図が載っていたので、迷うことなくすんなりたどり着けました。まんがの森本店のちょっと先です。
 ライブハウスでの生バンド演奏のあるライブ参加はLamuse−miuex以来、しかも両名のライブは初めてなので実はけっこう楽しみにしてたりします。整理券の番号は早くなかったのですが、割と前の方に陣取ることが出来ました。よくよく見ると、最初から後方にいる人たちもけっこういるので、5回目ともなると各々のポジションがあるということでしょうか。

 ほどなく開演、オープニングから前方の一団は飛んでました。やがて、浅川悠、夏樹リオの両名がステージに登場。ふたりの「y'know」で幕を明けました。1曲歌ったところで、浅川悠は早々に掃けてしまって夏樹リオひとりで4曲くらい歌いました。声質、あるいは声域のせいか正直ライブハウス向きとは思えませんでした。声が細い上に声量があるとも思えないのでイマイチ、バンドとしっくりこないように思えいました。せっかく昨日、唯一のアルバムまで購入したのに知らない曲ばかりだったのが原因かもしれませんが。それでもコーナー最後の曲は「デジモン」のOPかなにかで盛り上がりましたけど(笑)。歌は、イマイチに思いましたけど、トークは大笑いでした。
例えば、火曜日PM6:30からWOWOWで放映予定だった出演番組が放送延期とか、出演しているこんなゲームも今のところオクラ入り(「カッコいい!」とか「サイコー」とか言ってるらしいです)。オマケにこれのプロモーションのためのラジオもその話ができないばかりかNGワードが多くて大変だとか、おそらくは日本一テロの影響を受けた声優ぶりを余すところなく披露してくれました。

 夏樹リオが一旦退場すると、今度は浅川悠の登場です。衣装はゼブラ柄のチューブトップに同柄のパンツでした。
 まず2曲、夏樹リオに比べると、遥かにライブハウス向きの声質とそれに合った選曲。考えてみると浅川悠の歌をまともに聞くのはこれが初めてだったのですが、仲々カッコよかったです。
 ところが、その2曲が終わった途端、MCでは急に弱気な発言を連発していました。「2曲も歌っちゃったので、もう帰りたい」とか(笑)。いかにも男系のキャラと立居振る舞いなのに、なんでこんなに弱気?と思うほどでした。もっとも、その言葉の根拠は次の曲の歌詞を間違えるあたりにふんだんに発揮されていました。それから初披露という「Waiting for YOU」を歌ってトークだったのですが、こちらも笑わせてくれました。
 この春、仕事がなかったらどうしようか真剣に考えていたとか、出演中の「ヴァンドレッド2nd」は見られないとか、「とっとこハム太郎」も4週間出番ナシで、劇場版には出られるかどうか分からない。といった状況を淡々と教えてくれました。来春もオーディションで役が決まってるそうですが、これはまだ言えないとのことでした。
 
 後半ツインボーカルかな?と思ったのですが、またまた夏樹リオが登場。今度は昨日買ったアルバム「ラッキィの鳥は捕まえなきゃ逃げてく」からのナンバーが多かったので、何とか分かりました。しかし、ライブ前にちゃんと予習したのっていつ以来だろう(笑)。ここでのトークはリハのことや浅川悠との関係のことなどでまた笑わせてくれました。楽屋に浅川悠の母親が差し入れに来たときに「可愛くなったわね」と言われて喜んでいたら「お世辞ですよ」って言われたこととか、浅川悠と付き合うにはおおらかにならなきゃならないとか(特に時間とか。当日も3、40分遅刻したそうです)。仲のよさをアピールしてました(笑)。ちなみにこのパートで多少はしゃぎすぎまして、かなり前まで移動してましたが、アルバムのタイトルチューンで一旦終了しました。

 そして、やたらと長〜いアンコールの拍手の中、バンドメンバーがなぜか上半身ハダカで登場。遅れてやってきた2人の衣装ですが浅川悠は黒のタンクトップに赤地にチェックのミニスカート、夏樹リオはカーキのタンクトップにバーバリーのミニスカートでした。
 今回のアンコール衣装は「チェック」ということしか決めてなかったそうですが、これはステージ用に購入したものではなくて、何年も前に買ってタンスの肥やしと化していて私物だそうです。
 前回まではチャイナや浴衣など、テーマを決めて衣装を買いに行っていたそうなのですが、もう先立つものがない、ととてもわかりやすい理由をダイレクトに教えてくれました。ライブ中、「物販ヨロシク♪」と聞こえていたのは地の叫びだったようです。浅川悠いわく「厳しいとは聞いていたけど、こおまで厳しいとは」とこれまた夢見る若者の希望を打ち壊すようなハナシをしてくれて、とても面白かったです。実際、年を越すのに誇張でなくモチも買えないということがあるようです。その流れで今ある仕事のハナシになったとき、先述したように浅川悠はWOWOWもDVDも見られない環境なので自身の出演作も見られないのに思わず「キレイなので」と言いかけて、「説得力ないな」と自分でつっこんでました。それでもアフレコで近年まれに見る絵の入り具合とフォローしたところ夏樹リオに「フルメタルパニックも絵、入ってるんだけどなぁ」という自虐的なネタでかっさらわれました。
 あらためて衣装のハナシですが、浅川悠が自分の格好を「今まで築いてきたイメージ台無し」と言っていました。確かにこの人のミニスカは貴重かもしれないです(笑)。夏樹リオはバーバリーの同タイプのスカートを5色持っていたらしいのですが、それはちょっと前(?)に安室奈美江が結婚記者会見で履いていてはやったときにまとめて買ったものだそうなのですが、そのうちの1枚は後輩に売って、今では浅川悠に読み終わった「横浜ウォーカー」を頂戴と言う凋落ぶり、本人も「あの頃は夏樹バブルだったんだよ」と笑っていました。
 とまぁ、本人たちも認めるほど「歌よりも長いMC」の後で今日最後の曲は「今夜はハリケーン」でした。これがリアルタイムで発売されてた頃は中学生だったんですけど、今でも好きな1曲なのでこれは盛り上がりました。歌詞どころかオリジナルのコーラスまで暗記してますから(苦笑)。
 それから2人にお褒め(?)のコトバをもらって終了です。なんでもPHASEの店員に「声優さんなんですって」と聞かれて、なんでそんなことを聞くのかと思ったら、「お客さんの雰囲気がいつもと違うので」と言われたそうです(苦笑)。そこで「始まったらスゴイの見せますから」と言ったらしく、私たちは浅川悠に「よくやった」と言われたわけですが、ホントにいいのか、それで。

 終演後、物販コーナーに二人が出没、売り子の手伝いやアンケートの回収をしていました。この辺が「自主企画」の所以でしょう。常連さんの顔やHNはバッチリ覚えてらっしゃるようでしたから、何度も足を運ぶファンがいるのもうなずけます。
 なんとなくその様子を眺めていると、夏樹リオの隣に男性がひょこっとやってきて挨拶していました。誰だろうと思っていると、夏樹リオが「FFのティーダがいるよ〜」とイキナリ声を出しました(夏樹リオはルールー役)。しかし、みなさんノーリアクション。ヤローに興味はないということでしょう(苦笑)。ちょうどFF�]プレイ中の私はちょっと声をかけて、3人でちょっとFF�]話をしました。夏樹リオはルールーを相当育てているようですが、森田成一はまだビサイド島にいるらしいです。主役なのに(笑)。今月20日に秋葉原で、ユウナ役の青木麻由子とCD発売記念イベント(参加は別会場)を行うのを知っていたので、それに行きますよと伝えると、すごく嬉しそうでした。なにより「どこで知ったんですか?」と聞かれてしまったので、あんまり告知してないのかなぁと思いました。帰りしなにも「イベント、来てくださいね」と声をかけられました。発売日は会社帰りに秋葉にダッシュです。お気づきとは思いますが、目的はもちろん青木麻由子です(笑)。