出頭(ホンマモノ) 01.02.13
 今週は(来週も)とても忙しいので更新は遅れます。
 それはそれとして、行って参りました福岡簡易裁判所石城町分室内常駐警察官室へ。
 中に入ると、まず受付で略式命令に印を押して、免許証を取り上げられます。待合室にはすでに受付を済ませた同胞達(?)が刑の執行を待ていて、老若男女を問わず、みなうな垂れているか、落ち着きなくキョロキョロ、ソワソワしているかでした。
 程なく第1の間<警察官室>に呼ばれて書面の内容を確認されます。すでに認めている内容なので、今更、抗弁することも出来ませんから、ハイハイ言っているとものの5分で終了しました。
 すぐに第2の間<検察官室>から呼び出されて、前の部屋と同じようなやりとりをしました。
 これは思ったほど時間がかからないのではないか。そう思ったのですが、そうは問屋が卸しません。待合室には私よりも前に来た方たちが10人近く座っているのです。私は受付時間終了間近に着いたのにです。
 そう、第3の間<裁判所>が曲者なのです。別に中に入って裁判を受けるわけではなく、判決=罰金を決定されて、それを受け取るだけなのに、異常に時間がかかるのです。ここで焦らされたら、さすがに私でも落ち着きません。まさかカバンから雑誌を取り出して読み始めるわけにもいきません。冷静になれば、別にそれでどうなるわけでもないのでしょうが、あの空気の中にいると一挙手一投足を監視されていて、その査定で罰金が変化するんじゃないだろうかといった気にさせられてしまうのです。
 待つこと40分、手渡された略式命令に記された人生の授業料のお値段は80000円。給料日前に、あまりといえばあまりな仕打ちです。
 さらに第4の間<?>に呼ばれて、支払いの段になりました。当然、そんな金額を持ち合わせているわけもなく、さりとて口座にもありません。そんな訳で、来週には検察庁に納付に赴かなくてはなりません。
 みなさんもスピードの出しすぎには注意しましょう。というお話でした。