2011年05月の記事


ひとりでは

今まで自分ひとりだけを 守ってきた

   

気づけばきみが そばにいて

   

気づけば自分を傷つけながら

   

僕はきみのこと 守っている


   
そんな僕を きみは笑顔で

   

そして涙で癒してくれる

   
   
人がひとりで生きられないのは

   

弱い存在というよりも

   

誰かの涙を知るからだろう
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ただずっと

僕はきみにはなれないけど


きみの心はわからないけど


転んだ時に手を差し伸べて


泣いた時には涙を拭って


寂しい時には黙って隣に


嬉しい時には手を取り合って


僕はきみにはなれないけど


きみの心はわからないけど


きみが笑顔でいられるのなら


きみが悲しまなくていいのなら


僕は僕の出来る事を


きみのために出来る事を


今僕が出来る事を


いつだって


いつだって


ずっとずっと


僕はきみにはなれないから


僕は僕の出来る事を



大切に想えるきみのために
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満月

きれいな満月だった

  
ケイタイを向けて撮ろうとしたら

  
画面の中の月はとても小さくて

  
なんだかとてもつまらないものに見えた

  
あらためて夜空を見上げてみると

  
月はやっぱり大きくて 



とてもきれいなものだった



手に入れようとしなくても、その目で感じればいいんだと

  
まるでやさしい老人のように

  
月は静かに 僕に語りかけてるみたいだ

  
僕はまた 夜空を見上げた

  
メールも写メも何もいらない

  
この僕がきれいだと

  

感じてるそのことが 大切なんだ
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大切なもの

命はひとつしかない

それを自ら捨ててしまったら

もう戻る事は出来ない

その人の心の苦しみは

その人にしかわからないけど

それでも生きて欲しいと願う

誰のためでもない

自分のために

生きられない人もいる

生きているということそのものが

それこそが幸せなんだと

そう感じて欲しい

人は悩む

だから生きてゆける

人は苦しむ

だから楽しさを知ってゆける

人は悲しむ

だから優しくなれる

人は涙する

だから笑顔が美しくなる

命は一つしかない

あなただけの

あなたしかもっていない

たったひとつの

たからものだってことを

かけがえのないものだってことを

その想いを

なくさないでいて欲しいと願う



芸能人の自殺の報道悲しいですね
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波のように・・

近づいて遠くなってゆく 踏み切りの音

   
夕暮れの街は どこか寂しくて

   
人々もなぜかうつむいて見える

   
あの場所に残してきたものは

   
きみへの小さな手紙と 結局 渡せなかった想いと


   
今頃 きみは 僕を探してるだろうか

   
不安になっているだろうか

   
小さな小さな 子供のように

   
泣いているのだろうか

   
僕はもう その肩を抱いてあげられない

   
僕はもう そこにはいない


   
人生は思いのまま歩けはしない

   
波のように流されてゆくだけ

   
それでもその先で いつか必ず

   
同じ場所へ流れ着くから


   
そこからまた ふたり 流れてゆこう
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いつかの月の夜

眠れない夜だった 

   
気づけばカーテンの隙間から
   
柔らかな光がもれている

   
手を伸ばして開けてみる
   
ほんの少し欠けてはいたけど、とてもきれいな月だった

   
こんな美しい夜空の中で、月はとても寂しそうで
   
それでいてとても静かな存在で、僕たち地上の生き物を
   
語りもせず、見守ってくれてる

不思議な絵画みたいな気がした

   
もしも月に心があるなら、こんな僕をあの月は
   
どんなふうに思っているのか

   
泣いた日も 笑った日も 誰かを傷つけた日も
   
そして傷つけられた日も、どれも知っているのだろうか

   
そんな僕らを癒す為に
   
こんなに寂しく輝くならば、月はなんて優しいのか

   
やがて光が月を消すように
   
僕もそっと、この僕を消してゆく

   
また満ちたあなたに出会おう
   
眠れない、いつかの月の夜に
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