2011 05/10 20:12
Category : 日記
近づいて遠くなってゆく 踏み切りの音
夕暮れの街は どこか寂しくて
人々もなぜかうつむいて見える
あの場所に残してきたものは
きみへの小さな手紙と 結局 渡せなかった想いと
今頃 きみは 僕を探してるだろうか
不安になっているだろうか
小さな小さな 子供のように
泣いているのだろうか
僕はもう その肩を抱いてあげられない
僕はもう そこにはいない
人生は思いのまま歩けはしない
波のように流されてゆくだけ
それでもその先で いつか必ず
同じ場所へ流れ着くから
そこからまた ふたり 流れてゆこう