2003 01/07 16:29
Category : 詩惑抄
誰かの声が聞こえる
救いを差し伸べる手は
何処にあるのだろう
寒さに凍えているのだろうか
餓えているのだろうか
孤独に悲しんでいるのだろうか
何れでもなく
我が身の立つ地が
崩れ落ちて行く恐怖に
慄いているのだと
自らの過ちに
恐怖しているのだと
気も狂わんばかりに
地位を失う事を
怖れているのだと
さあ、そこから離れなさい
そうすれば、救われる
そうすれば
誰かの手が届く場所に
あなたは行く事ができる
ただ泣いていてはだめ
ただ怒鳴っていてはだめ
「恐怖」と言う名の怪物を
倒すのはあなた自身
救いを差し伸べる手は
何処にあるのだろう
寒さに凍えているのだろうか
餓えているのだろうか
孤独に悲しんでいるのだろうか
何れでもなく
我が身の立つ地が
崩れ落ちて行く恐怖に
慄いているのだと
自らの過ちに
恐怖しているのだと
気も狂わんばかりに
地位を失う事を
怖れているのだと
さあ、そこから離れなさい
そうすれば、救われる
そうすれば
誰かの手が届く場所に
あなたは行く事ができる
ただ泣いていてはだめ
ただ怒鳴っていてはだめ
「恐怖」と言う名の怪物を
倒すのはあなた自身