イラク基本法が成立。。。
 またまた、地元紙の引用になりますが。。。

 イラク人による暫定統治機関、統治評議会は八日、六月末の主権回復後の暫定憲法となる基本法に署名した。米国主導の占領統治を終結させ、イラク人への主権移譲を図る一連の政治プロセルは、イスラム教シーア派や少数民族クルド人など国内各派の利害対立による混乱の末、ようやく一歩を踏み出した。

 統治評議会は一日に全会一致で基本法を採択。しかし中部カルバラでの同時テロや、基本法案にシーア派が反発したことにより、署名は二度に渡って延期された。

 基本法は、大統領評議会による集団指導制と連邦制を採用し、旧フセイン政権のような独裁体制復活に歯止めをかけた。

 イスラム教を国教とし「立法の基礎の一つ」としながら、信教の自由や男女平等を明記した。

 また直接選挙で選ばれるざんてい国民会議が大統領評議会を選出、選挙の実施期限は来年一月末とした。国内各派の利害が対立する連邦制の線引きや各地方政府の具体的な権限などは、暫定国民議会での議論に先送りした。。。

 ↑は今日付けの地方紙よりの引用です。