一夜明けて。。。
 何とか稲も無事だった。。。良かった♪折角植えた「アキタコマチ」なのだから、無事に育って貰いたい。。。

 この辺は、私の実家とは土質がまるで違う。実家の方が山際にあるので、美味しい。で、此方は美味しいといわれる米を植えてもやっと、普通かな?と言う程度の米になる。オマケに、実家だと、何しろ刈り取って、天日干しにする。これがお米を一層美味しくしている。

 コンバインで刈り取られた米は一晩か二晩かけて、強制的に乾燥させられる。乾燥機の中は一体何度ぐらいになるのだろう。。。お日様の光とはまるで違う乾燥の仕方で、刈り取って恐らく二日後には新米の出来上がり。ということになる。実家だと、これが、さて、何日掛かるだろう。十分乾燥させて、それから脱穀して、また籾摺りという行程がある。なかなかお米にはならない。昔はみんなこうだったのに。味の違いを分かる人が少なくなってしまった。誠に残念な日本人になったものだ。

 お米には手間を掛けられないというのもそのひとつかも知れないと思うのは、米を栽培しても、農家の儲けにはならない。こんなことで、兎に角時期が来たら米を植えて。。。と言う感じの農家が多くなって来た。野菜栽培を中心にしている農家などは、早い種類の稲を植えて、刈り取ったら早速野菜栽培の始まりとなる。お米の味などはどうでも良いということになる。野菜を植えるために、その前に米を栽培しておいて。まずいお米は農協へ出荷して、美味しいのは人様が作ったのをお買い上げ。これが現実。

 買う人がいかに不味いお米を食べさせられているか。これでおわかりかな?なんて、こんなことを書いたら、石をぶつけられそうなのですが。。。