2019年04月の記事


「はなてー!!」
<<日本>>--川越--


川越藩火縄銃鉄砲隊の発射の光景。

鉄砲隊の行進がやって来て、ちょうど私の前で停止し、隊長の号令「玉込め!」「放てー!!」の大声のもと一斉射撃となった。

分かってはいるものの、あまりの発射音の大きさに、シャッターを押す指がずれてしまうのだ。

空砲ではあるが、銃の先端から腰袋に用意されている丸い火薬を込めて、火縄銃の脇にセットされている細い鉄棒で筒の中に弾を押し込み、火の点いた火縄の先端を撃鉄にセットし、引きがねを引くのである。

短時間の内にこれらの一連の作業をするのには、かなり訓練を積まないと難しいのではないかと思われた。

こうして蔵の街を行進しながら、要所要所で射撃の発射デモを行う光景には、沿道の観衆もかなりのエキサイティングな感動を覚えるのであった。

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「出陣用意!」
<<日本>>--川越--


川越藩火縄銃鉄砲隊の出陣直前の光景。

今年も川越の春祭りを告げる、川越藩の鉄砲隊の威風堂々の行進を見学することが出来た。

隊長を務めるご老公の姿は変わらぬものの、鉄砲隊や槍隊などのメンバーが去年よりはかなり増えていて、実に見ごたえの有るデモ行進であった。

矢張り鎧兜と甲冑に身を固めた武者の姿は老若を問わず、男性の憧れらしく、この隊列に加わることが晴れがましく思えるのか、参加希望者が増えるのであろうか。

先ずは槍隊が先頭を切り、その後に鉄砲隊が続き、続いて大将などを擁護する武者達の行列が続くのである。

火縄銃の発砲は要所要所で行われるが、かなり遠くからでもその号砲は天地を揺るがし、発射音の後には観衆の驚きの歓声が起こり、続いて万雷の拍手が起こるのであった。

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「弁天の森」
<<日本>>--自宅付近--


わが街の外れにある、憩いの森の桜の風景。

この公園は私が子供の頃は、自然の泉が湧く鬱蒼とした深い森の中に、弁財天を祀る小さな祠が有った事から「弁天の森」と呼ばれていた。

当時「さんや」と呼ばれる各地を移動しながら蓑や竹籠を作る一家が、ある期間だけ此処の森に逗留して、生計を立てていた事が思い出される。

今ではこの森もすっかり開発整備され、憩いの場所として子供たちの遊戯施設などのある市民の公園に生まれ変わった。

この掘は新設されたものだが、両岸の桜は昔から存在しており、今の時期見頃を迎えているが、この日は生憎花曇りの寒い日で花見の客も少なかった。

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「競演」
<<日本>>--川越--


川越の新河岸川桜まつりは正に宴たけなわの情景である。

行きかう舟遊びの小舟の脇の土手には、桟敷が設けられていて、地元川越の踊りや歌、演技のチームが、この時とばかり日頃の練習の成果を披露している。

対岸の土手伝いには満開の桜の下で、多くの花見客の人々が、舞台の演技と行き交う小舟を眺めながら、花見の宴を張っているのだ。

川の右下に見える桟橋は、2年前まで船に乗り降りする人々が利用した船着き場であったが、乗船待ちをする人々の長い列と花見の宴を張る人々が、交じり合って混雑してしまったために、別の場所に船着き場を変更した時の名残なのである。

たった1日だけの舟遊びではあるが、春たけなわの催しだけに、散る桜花と同じように、名残惜しさが残るのである。

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「桜花の中を」
<<日本>>--川越--


3月31日の川越新河岸川の舟遊びの光景、題して「新河岸川桜まつり」。

例年行われているこの舟遊びも、年毎に宣伝が行き届いて有名になり、昨年まで乗船するのに無料だったのが有料となったにも拘らず、限定600名までの制限はとっくに売り切れてしまった。

と言うわけで出遅れた我々は、乗船出来ずに写真撮影だけとなってしまった具合である。

天気も肌寒く、桜の花は8分咲きくらいといった様子であったが、人出が多く従来駐車出来た場所も駐車禁止となり、遠くの臨時駐車場まで車を停めに行かなければならなくなってしまった。

何事もあまり有名になり過ぎると、嘗ての地元民を自称する私にとっては有難迷惑と言った感じではある。


とは言え、こうして情緒ある春の催し物は今後も続けて欲しいものだと思いながら、撮影に熱中したのであった。

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「国際交流」
<<日本>>--川越--


川越春祭りでのひとコマをパチリ。

いよいよ今日から春祭りが始まった、去年とは打って変わった肌寒い一日であったが、家でじっとして居られずにカメラを持って出かけてみた。

「江戸の日」と題したオープニングのこの日は、天気に関係なく歩行者天国の蔵造り通りは、相変わらず多くの人出でにぎわっていた。

川越在住の人々は、この日ばかりは江戸時代にタイムスリップして、武士や町人に成り切ってパフォーマンスを演じている。


外人の親子ずれが一緒に写真を撮ってくれと頼まれて、こんな和やかなスナップとなった。

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