2017年12月の記事


「モスクの内部」
<<エジプト>--カイロ--


絢爛豪華なモハメッド・アリ・モスクの中の天井は、眩いばかりに輝いていた。

天井にはシャンデリアと、無数の電線が下げられており、その先端にはたくさんの電球が着いていて場内を照らしている。

更に広いドームの床には、分厚い絨毯が一面に敷かれていて、この内部に入るには皆靴を脱いで入らなければならないのだ。

此処を訪れたイスラム教の信者たちの一行は、頭首の指揮のもとイェレサレムの方向に向かって、敬虔な祈りを何度も繰り返していた。

後日トルコに行った時分かったことだが、トルコには此処と同じようなモスクがたくさんあり、事実此処のモハメッド・アリ・モスクを建てたのは、トルコから派遣された4人の建築家によって建立されたのだということが分かった。

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「モハメッド・アリ・モスク」
<<エジプト>--カイロ--


カイロ市街を見渡すモカッタルの丘に聳え立つ、モハメッド・アリ・モスクの偉容。

カイロ旧市街はイスラム軍の支配により街が作られたが、その中の代表する建物が、このモハメッド・アリ・モスクである。

嘗てはシタデルと呼ばれて、イスラム軍の軍事拠点であったこともある。

11世紀に建てられたこのモスクは、19世紀中頃にアブディーン宮殿が出来るまで、モスクの一部が王宮としても使われていた。

このモスクは、カイロを訪れる観光客が必ず訪れる観光スポットでもある。

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「X'mas路上ライブ」
<<日本>--池袋--


池袋西口駅前のイルミネーションをバックに、路上ライブを行う二人の若いミュージシャンの姿。

この日、一年ぶりに学生時代の仲間と、パワー・ランチを摂った。


お試しセットと言う、6種類の日本酒の中から、自分の飲みたい銘柄3種類を選んで試飲できる利き酒などがあり、美味しい料理と相まって、久々に良いお酒を味わった。

お互い酔うごとに、現役時代に戻っての会話は尽きることが無く、時間の経つのは早いもので、すっかり良い気分になって外に出たら、駅前で彼等のライブを聴くことが出来た。

歌は上手いが聞きなれぬ言葉に、あれっ彼等はひょっとして韓国人?と思い、久々にKポップスを堪能したのであった。





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「エジプトの仲間たちと」
<<エジプト>--ルクソール--


カルナック神殿で、エジプトのボーイスカウトたちと一緒にカメラに納まる娘と婿さん。

エジプトの数ある神殿の遺跡の中で、最大の規模を誇るカルナック神殿を探索中に、突然彼等に取り囲まれてしまった。


我々三人を見付けて彼等の一人が、中国人かと問い掛けられたので、日本人だよと私が答えると、彼等の中のリーダー格と思しき男性が、我々はエジプトのボーイスカウトだけど、ぜひ我々と一緒に写真を撮らせてほしいと、親しみを込めて頼まれてしまい、お互いに写真を撮りつ撮られつし、その中で私のカメラで記念写真を撮った一枚である。

そのリーダ君曰く、我々エジプト人は、礼儀正しい日本人には特に親近感を持っており、こうして一緒に写真を撮れたことは、とても良い記念になりました、と感謝の気持ちを表してくれ、最後に皆と握手を交わして別れたのであった

しかし最初彼等にぐるりと取り囲まれた時は、一瞬危険だなと感じたのも事実である。





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「ラムセス二世像」
<<エジプト>--メンフィス--


歴代エジプトの王の中で、一番国内繁栄に貢献したラムセス二世の石像。

この巨大な石像が発見されたのは、嘗てエジプトの首都であったメンフィスから出土され、発見当時二体あった内の一体は、現在のエジプトの首都であるカイロ考古学博物館に安置されている。


ラムセス二世は、エジプトの繁栄に大きく貢献し、人望も厚かったので、エジプト国内のあちこちにその雄姿を象った石像が見受けられる。

余談だが、一階の入り口に座っている見張り番の男は、石像にカメラを構える旅行者を良く覚えていて、見学を終えてこの建物を出る時に、チップをよこせと要求する。

別に撮影禁止とも書いてないので、要求される筋合いはないが、チップを取ることが、この男の唯一の楽しみであるように思えた。

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「駱駝の警官」
<<エジプト>--ルクソール--


ギザの三大ビラミットを駱駝に乗って、巡回パトロールする警官の雄姿。

お国柄馬でなく、ラクダに乗ってビラミットを守るための巡回するところが、いかにもエジプトらしく思えた。


カメラを向けると、その雄姿を披露するためにポーズをとってくれたのだが、世界の有名な観光地の警官ならではの仕草だろう。

しかし、この当時からイスラム原理主義のメンバーによる観光客襲撃事件などが続いていたから、警官の武器もピストルなどではなく、機関銃を携えているところが、普通ではないなと感じたのであった。

ビラミットは高台に位置していて、背景にかすかに遠望できるのは、ギザの街並みである。

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「ナイト・バザール」
<<エジプト>--ルクソール--


エジプト・ルクソール神殿の裏手に有る夜の市場の情景。

ベトナムシリーズも終わりとなり、今後は過去の海外旅行で印象に残った場面やページに載せなかった場面等を掲載してみたいと思う。


パックツアーでない娘夫婦と3人だけの、ロンドンから出発たエジプト旅行は特に印象に残る旅であった。

カイロの考古学博物館でツタンカーメンの黄金のマスクなどを見学した後、ルクソールに移り、古代エジプトを支配した歴代の王たちが建造し滞在したルクソール東岸の神殿などを見学した後、西岸の王家の墓の数々を見学するのであるが、先ずは夜のバザールに繰り出したのであった。

最初は得体の知れないナイト・バザールの様子に、恐々と3人固まって行動したのだが、2日目から危険は無いと感じて自由に行動出来たのであった。

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「芸術的なスープ」
<<ベトナム>--ハノイ--


ベトナム旅行最後のディナーに出た、スープの綺麗な絵模様。

コーヒーなどで、ちょっとミルクをアレンジして、絵模様を現すことが有るが、こんなに綺麗にデザインされると、ちょっと崩して飲んでしまうのが勿体なくなる。


ベトナム人の繊細さは、日本人に良く似ていると言われるが、こんな所にもその片鱗を伺わせることに感心する。

正にベトナム最後の晩餐に相応しいディナーの幕開けであった。

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「最後の晩餐」
<<ベトナム>--ハノイ--


久々にベトナムシリーズに戻った。

ベトナム旅行最後の夜は、思い切って様々なお酒や料理を楽しんだ。


テーブルに置かれている二種類のボトルは、ベトナム産の赤ワインと白ワインである、そして更にハノイ産のビールを追加した。

前菜を食べながらワインの味を楽しんだが、ちょっと濃厚な味は、私の口には意外と楽しめた。

最後の夜だというので、いささか飲み過ぎた感があったのを今でも覚えている。

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「切り落とし大根」
<<日本>--川越--


菓子屋横丁の漬物屋「綾香」で売られている、切り落とし大根の浅漬けの漬物。

これも文七さんの七味同様、私のお気に入りの漬物である。


新鮮な大根の切り落としを甘辛く浅漬けした味は、そのままおやつで食べても、酒の肴にしても実に美味しく、大根の辛味が食欲をそそり、値段の安さからもお薦めである。

ただし、生の大根を浅漬けにしてあるので、夏場は鮮度が落ちるので。9月半ば過ぎから売り出されるが、ちょうど今頃が旬で、パリッとした歯ごたえが良く、食べ終わると、すかさず買いに行くのが習慣になってしまった。

この店では、この他にも実に沢山の漬物が売られており、それら全てが試食出来るので、お気に入りの漬物を買うことが出来るのである。

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「文七さん」
<<日本>--川越--


菓子屋横丁で露天の店を張る、文七さんの七味唐辛子店。

彼が七味を調合する時に、薬研堀の七味売りの口上と共に作ってくれる七味は、実に香りが良く、みそ汁や漬物その他何に振り掛けても風味があり美味しく、すっかり癖になってしまい、七味が切れる前に出掛けて買ってくるのが習慣となってしまった。


文七さんの、謙虚で気さくな人柄がまた素晴らしく、もう何年も前から、女房共々すっかり顔馴染みになってしまった。

彼が露店で店を張る雑貨屋が、3年前の菓子屋横丁の大火で消失してしまい、しばらくは焼け跡に朱傘を立てて。商いをしていたが、雑貨屋が見事に再建されたときに、彼の居場所も店が作ってくれて、雨風を凌ぐ素敵な露店が誕生したのである。

雨の日も風の日も、休むことなく店を張る彼の姿も、年と共に年輪が重なったが、いつまでも元気で口上付きの七味売りを続けて欲しいものである。

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「コスプレ・カップル」
<<日本>--川越--


菓子屋横丁の入り口付近でポーズをとる、和服姿のヤングカップル。

彼らはいったい何者なのだろうか、こんなおどけた格好で、カメラを構える男性にポーズをとって写真に納まっている。


それにしても女性の衣装は、ただの和服姿ではなく、絢爛豪華な衣装ときているから、理解に苦しむ。

勝手な推測だが、川越のタウンページの、コマーシャル用の写真撮影現場なのかもしれない。

決して一流俳優や女優でないところに親しみを感じるが、2人ともちょっと若すぎるのが気になった。

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