「アプサラ・レストラン」
<<ベトナム>>--ダナン--


国内便でダナンに到着し、そのままレストランに直行した。

ちょっと遺跡の雰囲気を醸したレストランの名前は、アプサラである。

鮮やかなネオンに彩られたレストラン名の下には、仏像を象った壁画がライトアップされている。

本来、アプサラの語源は、アンコール地域遺跡整備機構の頭文字であり、フランス、日本、アメリカなどが協力して、カンボジアやベトナムに点在する遺跡の修復を目的とした、団体の名前である。

しかし今では、アプサラの言葉自体がアプサラダンスや、アプサラ料理など、この地域の代名詞みたいに幅広く使われているのである。

時間も夕食の時間であり、ホテルにチェックインする前に、このレストランでベトナムの、郷土料理を味わう事になった次第である。

この日は一日中朝から動き続けていたので、喉がカラカラで、先ずはビールに在り付きたいと思ったものだ。