「遥かな道」
--コンヤ--


「遥かな道」

ひた走るバスの車窓から眺める果てしない遥かな道の光景。

石灰棚のパムッカレから遺跡の町コンヤまでは5.5時間の道程である。
途中休憩所でのトイレタイムの他は、バスは片側一斜線の道路を100キロ以上のスピードで飛ばす。

遥か彼方に、街らしい光景が現れた所で、この写真は撮った。
きっとこんな場所で先日のトルコバスツアーの横転事故は起きたのだろう。

雨中の夜間高速走行では、単純な一本道だけに、急ブレーキを掛ければスリップは免れないだろう。

こんな道でも所々に悪路が有ったり、道の脇に馬車が停まっていたりする。
我々の乗っていたバスも、晴天の昼間走行ではあったが、はらはらする場面が何度か有った。