シュパチ古戦場伝説 寛保3年「買い荷訴え」 伝説と史実のツジツマ250407
シュパチ古戦場伝説 寛保3年「買い荷訴え」 伝説と史実のツジツマ250407

掲載図は、25年2月3日に『釧路新聞』12面に投稿した「シュパチ古戦場伝説」の抄訳である。
 釧路川下流部の幣舞丘陵を舞台に、ハルトリコタンとシラヌカコタンの間で、戦闘があったことを伝える内容を抄記した。
 一方の生活圏のエカシ=長老が、出産品質量ともに豊富とみられるエカシに二項目の要請。

 受けたエカシは即座に断り談合は不成立。釧路川下流に集結した勢力が、要請を拒否した相手に争闘を挑む構図。
 なぜ、談合破綻が争闘に。そこに<むすびつく>史実にあてはまる。そう考えられる史料記載を1970年代と90年代に紹介していたことを思い出した。
 その内容はネットでも公開されている。
 https://www.hokkai.or.jp/history/kusiro-mukasi/1-3.html

 『釧路歴史散歩 釧路昔むかし』の「クスリ商場の開設 蜜貿易」の項。
 著者は釧路市史編さん事務局となっているが、担当した拙稿。「飛内 松前」のキーワードでヒットするとは思わなかった。
 詳細は4月7日掲載、『釧路新聞』12面。そこで解き明かす。