「絶対者に<私>を見てもらえる」 若い女性 in 出雲大社250101
 「絶対者に<私>を見てもらえる」 若い女性 in 出雲大社250101

元日の朝、nhkGの4:54.出雲大社 いずもおおやしろ 拝殿で手を合わせ拝礼する女性。
 「神様に私をみてもらえるように思って」と、熱心に。

 出雲神社。高さは8丈(24メートル)の本殿。
 切り妻、妻入りの構造で、平面は九本の柱を田の字型に配置した正方形の間取り。
 “大社造”と呼ばれる日本最古の神社建築様式。心御柱と称する太柱を中心に、正面向かって右側の側柱との間は板壁となって殿内を仕切る。大国主大神が鎮座され内殿(御神座)を護って。 https://izumooyashiro.or.jp/precinct/keidai-index/gohonden

 人びとはなぜに。壮大な堂宇を築くや。
 1)絶対者=神・仏、絶対者に自身を見てもらう、見てもらいに足を運ぶ。
 2)教典=教義に示された聖地を再現
 3)同朋・同行=受容者が組織するネットワークで非日常を体験。

 時の権力者はしばしば、自身の権威の象徴として華麗・壮麗な拝殿を建築。
 世に残すも時移り、記憶の彼方に位置するとき、護持・持続の営為は再生産されつづけるや。