250年育てた土&らさず維持が課題」 和歌山*豊かな農地を再び~希望のひまわり~nhkG241004
 「200年、250年かけ育てた土」「荒らさず維持が課題」 和歌山*豊かな農地を再び~希望のひまわり~nhkG241004
 
 和歌山県・日高町。江戸時代から米作地帯で続く農村にも「空閑田 あいた水田」が発生。
 およそ甲子園球場ほどの農地の再生を期する。空いている農地に<ひまわり>を播種 たねまき すること。
 
 241004 nhk和歌山放送局が放送した「豊かな農地を再び~希望のひまわり~ |
 NHK→https://www.nhk.or.jp/wakayama/lreport/article/000/23/
 「肥料用のひまわりで背丈が低いのが特徴」「(ひまわりは)深く土壌に根ざし、地下で分解されて肥料」「咲いたあとのひまわりを土に混ぜ込むことで豊かな土壌を生み出」。

 しかし、想定外の問題が生まれた。
 播種後、芽がでず。なぜか。大雨で流失、加えてシカの食害。
 手植えに切り替え、水やり、草取り。その作業を住民みんなで「甲子園球場の広さの畠」で展開。
 参加者は語る。「200年、250年も先人が守ってきた農地を荒らさないで、どのように維持していくかが課題です。歴史ある農地を次の世代に残すことが私たちの使命です」。

 1970年頃、本で読んだ。首都圏で農地が相次ぎ、住宅地に転用されて行くとき農民は<ツブヤク>。
 農地も1平方メートル、宅地もⅠ平方メートル。同じ広さの1平方メートルでも、単位当たり生産量はまったく、違う。
 農地Ⅰ平方メートルは、400年の間汗と血をにじませ、造り&育てた<栄養豊富な、うまい農作物栽培地>。

 和歌山県人の「200年、250年かけて育てた土」に、1970年代の「同じ広さの1平方メートルでも、単位当たり生産量はまったく、違う」を、重ねて読み込んでいる。