歩いている人嬉しそう、お接待のヒトうれしそう 「nhk4K よみがえる新日本紀行 お接待船団〜和歌山・徳島〜」
 歩いている人嬉しそう、お接待のヒトうれしそう 「nhk4K よみがえる新日本紀行 お接待船団〜和歌山・徳島〜」

 番組案内に「葉県から手伝いに来た」女性の記載があった。
 「霊山寺には、お接待を受けて救われたという女性も千葉県から手伝いに来た。お接待を受ける人もする人も共に心が豊かになる日本の文化」
 番組で42歳、看護師という女性が、語っている。

 「業務量が多くなって、忙しくなって、患者さんにやさしくなれない自分が
居まして」。
 「これでは、いけない」。一大決心をして、お遍路さんの旅に出た42歳、?。
 「(遍路旅を)歩いている嬉しそうに」「お接待で<もてなす>人も嬉しそうにしている」。
 「私も嬉しくなって」と、お遍路さんの接待講の<お手伝いさん>に。

 接待講員を継承している家系の女性。
 「自分が健康で、家族もそろって健康」「(子どもたちが)仕事も接待講もうけついでくれている」。
 「それも、これも(弘法)大師さんおおかげ」

 それぞれが、<自身が健康でいる>のは<あたりまえ>と受け止める。
 しかし、<あたりまえ>に生きる、生活することが<難しい>ことであって、いつ病気になっても、いつ死んでも不思議ではない、この身の上で>ということなり、や。

 どこか一か所。病気になって気が付く、人間の体のもつバランス。その絶妙な、役割分担。カバーする姿が、どこかにアンバランス。

(例によって「番組案内」)https://www.nhk.jp/p/ts/W56365KYPX/episode/te/D858KK9LJK/ 
 48年の歳月を経ても、和歌山から海を渡って来るお接待は続いていた。コロナ禍で中断していたが、今年は3年ぶりに復活した。その旅を和歌山の有田市から徳島の鳴門市まで追う。代表の松本弘夫さんを中心に、二百年続く伝統を守ろうと名産のみかんを集めて船に乗る。行先の霊山寺には、お接待を受けて救われたという女性も千葉県から手伝いに来た。お接待を受ける人もする人も共に心が豊かになる日本の文化を伝える。
 4月28日(金)午後0:00 ほか 放送予定へ