「 付加価値高め事業継続」230227  地域は成熟できるや230303.
 「 付加価値高め事業継続」230227  地域は成熟できるや230303.

 2023年03月01日。市内を中心に配布される紙面のトップは、次の見出しで飾られた。 「付加価値高め事業継続」「蝦名市長 予算編成、政策など講話」。
 地方公共団体の首長から「付加価値高め」の発言が出た。「釧新懇話会」2月例会での講演ということ、だ。

 文脈は次のように記載されている。市長が話したのは次のワンフレーズ。
 「釧路の自然の魅力を発信するときにはストーリーをつくることが大切だ」「自然保護に取り組んでいるストリーを紹介することで地域の価値があがる」と語ったようで。

 記者はそれを承けて「付加価値を高める継続した事業の重要性を強調した」と結んでいる。
 2023年9月、北海道内で「アドベンチャートラベル・ワールドサミット(ATWS)2023」が開かれ、釧路エリアでは「ポストサミットアドベンチャー」が併設されるようだ。
 その機に向けて市長は、「自然の魅力を発信するときにはストーリー」「自然保護に取り組んでいるストリー」の創造を語ったようで。

 人によっては、「釧路は<日本の自然史博物館>」と申してはばからない。
 ポイントは、「自然の魅力を発信」と「「自然保護に取り組むストリー」が、どこからでも、だれからでも、いつでも、どのような形でも。発信されることが重要では。

 「どこからでも、だれからでも、いつでも、どのような形でも」の発信を生み出す力量。
 それを「地域の、地域にのヒトによる、地域のヒトのための<含み資産>」。
 そう申しておくべきではないか。「べき論」ではなく、平時の「営為」として目指したい。