和算&算額奉納 庶民が心得ている江戸の文化21011
 和算&算額奉納 庶民が心得ている江戸の文化210117.



「歌舞伎」「浮世絵」「食文化」「手妻」「長屋」「和算」で括られた「江戸文化」。

 和算と算額の奉納について、話題が彷彿。
 スペイン:「江戸時代、農民に数学があったとは驚き」「スペインでは考えてもいなかった」。
 フランス:「天才がうまれれば、それで良い」「大衆に教養があると、権力は庶民を支配しにくい」。
 中国:「日本では数学を考えていたようだが、中国では数字パズルをあやつりながら<株>で儲けること考えている」

 神社に算額を奉納。
 「解けたことを感謝し、次を育てるために額を納める」
 「数学は学問なのに、算額の奉納は神がかり行為で不可思議ながら、そこには<日本人の謙虚さ>が表れている」。

「庶民は文学を読み、芝居を観るのと同じように、数学を考えていた」。「支配者のみなならず、日本社会は農民を含めて数学を学ぶ理由を知っていた」。

 210117 BS1 「Cool Japan 選」として、過去に放送の再放送。写真は「松山 伊佐爾波神社」から。

 (以下、番組案内)
 「いま世界から注目される日本文化の多くは、江戸時代に生まれ育まれたもの」。
 「世界文化遺産に登録された和食も、その基礎は江戸時代に完」。
 「類いまれな表現力と技術で世界中で評価を得ている」
 「浮世絵や歌舞伎などの文化芸能も江戸時代に花開き、現在にも大きな影響を残している」。
 「江戸文化は、何が独特で画期的だったのか」。
 「外国人の視点で江戸文化を解剖。独特な文化誕生のルーツと背景を探り、クールな日本のヒントを見つけ出す」。