「青丹よし」歌碑 太宰府政庁跡181220.
 「青丹よし」歌碑 太宰府政庁跡181220.この歌は小学校6年生の教科書で記載があった.

 原文は『青丹吉 寧楽乃京師者 咲花乃 薫如 今盛有』.
 「あをによし寧楽(なら)の京師(みやこ)は咲く花の薫(にほ)ふがごとく今盛りなり」が表記ということで.



 この歌が、太宰府で歌われた歌と承知したのは、後年のことで.

 太宰府展示館を出て、政庁跡にむかう誘導路の取り付け口に本碑は存在.

 作者・小野老は時に、「太宰少弐(大宰府の次官)」と.728年の赴任で、誕生年は不詳とされる.

赴任後10年ほどののち、737年歿と記録があるようで.
 奈良の繁栄.太宰府を小奈良の気持ちで読詠したか.