大陸・域外を見据えて 太宰府政庁跡181220

主要部 太宰府政庁跡

​​ 大陸・域外を見据えて 太宰府政庁跡181220.教科書に読んだ太宰府.

 齢75歳を録して、その枢要地に初めて立った.小野老、大伴家伴、菅原道真.

 政策上の位置に、親王の大宰帥(だざいのそち/だざいのそつ)を補任する文人・権帥・大弐.人材の片鱗は、そこかしこに揃えられていた.

 近くに位置する<太宰府天満宮>のヒトの波には比べがたいが、和歌を嗜む方には<ここぞ>の聖地.

 芝生の<緑>が九州の風土、師走のこの時季に、なお生彩.

 規模はコジンマリでも藤原京や平城京の区割りを想い起こさせてくれる.色、繊細の職衣のスソ、袖を風に泳がせ、奈良朝の荘重がよみがえるの感.