<至高の美、演出> 蔭の諸職・京都御所
 <至高の美、演出> 蔭の諸職・京都御所.

 屋根=檜皮葺き職と森林業者、
 畳=畳店とイグサ栽培農家・泥職人、襖絵の裏打ち紙=表具師と楮栽培、白壁=左官職と様似の銀杏草.間に<衣紋道学ぶ御所職員>.

 2015年に最初の放送.なんどか繰り返し放送されているようで.
 なかでも深刻は福山のイグサ加工の泥職人.すでに後継者が絶えていっる.そこで栽培農家が技術と機材をうけついだ.
 しかし、しかし、切り取ったばかりのイグサに風合いを生みだす<泥>が、「あと2年分しか無い」と.

 伝統文化の技術を継承するシステム.
 寺院・神社の支持基盤が拡大・強靱化する.なによりマネーゲームやマネー戦争に終止符.地についた価値をつくる経済活動が不可欠か.

 銀杏草.
 白壁のセッカイを接着させるギンナンソウ.北海道日高国の産が好適だそうで.
 古く接着剤のギンナンソウ.昨今はやはり、<市場にでない海鮮食品>.食品に昇格=北海道日高振興局の水産課提供峡のレシピで、食資源としての位置.いや、価値と申すべきや.