「運上」 中世は租税でなくとも、近世は「雑税で小物成(こものなり」
​ 「運上」 中世は租税でなくとも、近世は「雑税で小物成(こものなり」と.

 辞書に曰く.
  「江戸時代の雑税で小物成の一種」.「pもに商・工・鉱業や漁・狩猟などの各種の営業で課税したもので、営業税・免許税の性格をもつ」、と.

 類似のものに冥加金 
 「冥加は税というより献金としてのウェートが高い」とも.「税率は一定していない」「しかし両者とも浮役=うきやくの一部とされたので、普通は混同してもちいられた」
 「幕府では、運上の収納を勘定所の運上方がつかさどった」、とも.