街路のツツジ二題 初夏・道東


街路のツツジ二題 初夏・道東
 街路の生け垣が今、満開.カメラを向けて、<爛漫>を記録.
 陽光に照らされ、寒風に健気.それだけでヒト様に注目され、称賛されねば<咲いた甲斐>も半減.

 それは、花粉に出会うと良いが.でも、すぐに朽ちて摘み取られる.

乙女が振り向かぬ.
 なかなか乙女は関心も、感動も、称賛も淡泊ではない、か.
 彼女たち、華より<男子>とはばからない、が.だが、待てよ-.<男子>は、<男子>と読んで、<ダンゴ>とは書かぬ.

 ダンゴなら、<団子>と書いてほしい.だれもそうは書くまいが、乙女は団子より男子に目がゆく、か.