ツルの生息する村 鶴居村・北海道
ツルの生息する村 鶴居村・北海道.
 阿寒(あかん)郡鶴居(つるい)村.阿寒郡は明治2年8月に決められたが、鶴居村は昭和12年に<二級町村制の舌辛村>から、独立した.

 舌辛村は大正13年に阿寒郡に設定された二級町村.のちの阿寒村、鶴居村の二村からなる.
 役場はのちの鶴居村本村、中雪裡(なかせつり)に開庁している.



 村名は、「タンチョウ生息地」に由来.周囲を釧路湿原にかこまれ、国の天然記念物指定地内も含んでいる.

 タンチョウは昭和10年に生息地指定され、昭和27年に特別天然記念物に指定されている.
 特別天然記念物指定後は、毎年、タンチョウの生息数確認調査が行われている.

 日本航空機の尾翼には、「ツルマーク」が記載されている.客室乗務員の親睦会がマークにちなみ、給餌用の費用を募金し、届けてくれるということが、あった.