2013年04月の記事
2013 04/30 21:37
Category : 景観
羊ヶ丘 札幌 旧北海道農業試験場農場ということ。三浦綾子氏の小説で舞台に登場したことがあった、はず。
前回は6月の羊ヶ丘。今回は雪のある羊ヶ丘。一面、広い。広い。
遠くに札幌ドームがみえて、北海道進出当時の日本ハムファイターズ選手の手形がしつらえられている。
クラーク像が名所のひとつ。その台座に投函するレターペーパー。一件100円。「青年よ大志たれ」の足元に、「誓いの一言」を投ずるとよい。
あとで、日程・氏名を伝えると開示してくれるとのこと。
前回は6月の羊ヶ丘。今回は雪のある羊ヶ丘。一面、広い。広い。
遠くに札幌ドームがみえて、北海道進出当時の日本ハムファイターズ選手の手形がしつらえられている。
クラーク像が名所のひとつ。その台座に投函するレターペーパー。一件100円。「青年よ大志たれ」の足元に、「誓いの一言」を投ずるとよい。
あとで、日程・氏名を伝えると開示してくれるとのこと。
2013 04/29 17:13
Category : 書評
安渓 遊地 安渓 貴子著『大学生とマチに出よう―地域共生授業をつくる』
今、高等教育機関は研究、教育の支援にくわえて「地域貢献」ということが、仕事の一部になっていると指摘し、「地方の小規模な大学の教育とはどういう仕事か」と、出版の意図・読者の対象を明記する(「はじめに」)。
「地域共生授業で地域と大学の教育力を統合する」に「地域は教科書、住民は教師」と整理し、地域リーダーを講師に、その群れが「ふるさと山口発見」と銘うった<トランポリンの網>を支えて、学生を跳躍・躍動させるイラストで説明する。
また、「水(人材)の循環と水圧(教育力)の関係」は<噴水>で図化され、噴水の量と水を上にあげる水圧に「地域課題解決の実践能力」と掲げて、人材育成のために地域、学部、大学院がかかわる理念と実践力のありようを図式化する(20p)。理論を明解に示すための工夫には、なみなみならぬものがある。
「学生の社会認識と問題解決能力を養成するワークショップ型の演習」を掲げ、山口県の公立大学で精力的に取り組む(徳地 法華寺 40p)。
地域の自然観察の方法は、「キャンパスから出る」が方法論としても有効のように見受けた。「その草になってみて」「その草の気持ちがわかるかな」の部分に、魅了された。
高等教育機関での情熱と、地域に寄せる深い愛情と信頼にくわえて、地域の潜在能力を可視化する努力が、高い評価をうけている。(みずのわ出版 2010年)
今、高等教育機関は研究、教育の支援にくわえて「地域貢献」ということが、仕事の一部になっていると指摘し、「地方の小規模な大学の教育とはどういう仕事か」と、出版の意図・読者の対象を明記する(「はじめに」)。
「地域共生授業で地域と大学の教育力を統合する」に「地域は教科書、住民は教師」と整理し、地域リーダーを講師に、その群れが「ふるさと山口発見」と銘うった<トランポリンの網>を支えて、学生を跳躍・躍動させるイラストで説明する。
また、「水(人材)の循環と水圧(教育力)の関係」は<噴水>で図化され、噴水の量と水を上にあげる水圧に「地域課題解決の実践能力」と掲げて、人材育成のために地域、学部、大学院がかかわる理念と実践力のありようを図式化する(20p)。理論を明解に示すための工夫には、なみなみならぬものがある。
「学生の社会認識と問題解決能力を養成するワークショップ型の演習」を掲げ、山口県の公立大学で精力的に取り組む(徳地 法華寺 40p)。
地域の自然観察の方法は、「キャンパスから出る」が方法論としても有効のように見受けた。「その草になってみて」「その草の気持ちがわかるかな」の部分に、魅了された。
高等教育機関での情熱と、地域に寄せる深い愛情と信頼にくわえて、地域の潜在能力を可視化する努力が、高い評価をうけている。(みずのわ出版 2010年)
2013 04/29 08:38
Category : 旅紀行
大倉山 札幌周遊。ここはジャンプ競技でお馴染みの大倉山シャンテ。
昭和初期、のちの秩父宮が「オリンピックの開かれるときには」の思いれで設置がきまり、大倉財閥が経費負担をおこなったとされる。
ジャンプ台はロープウェーで昇ることができるが、たずねたのガイダンス施設に設けられた資料室。
札幌五輪の開催期の日ごとにあわせて、資料が展示されている。展示方法に関心。写真におさめてきたのであるが。
。
昭和初期、のちの秩父宮が「オリンピックの開かれるときには」の思いれで設置がきまり、大倉財閥が経費負担をおこなったとされる。
ジャンプ台はロープウェーで昇ることができるが、たずねたのガイダンス施設に設けられた資料室。
札幌五輪の開催期の日ごとにあわせて、資料が展示されている。展示方法に関心。写真におさめてきたのであるが。
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2013 04/28 05:36
Category : 書評
高杉良著『小説・日本興業銀行〈第1部〉』。著者 : 企業小説。金融業界の政策過程を描く作品の第一部。
1965年5月に行われた山一証券の破たん回避にむけた日銀特別融資(日銀法第25条発動か)から始まる。田中角榮蔵相の著名な政策判断のひとつとされる案件が紹介される。
興銀出身の証券社長に対し、それゆえ関わりをもつ興銀社員の対応が注目されるが、それぞれが自身の入行時代に直面した昭和恐慌の体験が、随所で教訓として意識される点に読みどころがあるのかも。
転じて、その1965年前後の興銀幹部たちが中堅時代に体験したことになるGHQによる興銀閉鎖危機回避に向けた企業内の対峙が描かれる。
敗戦にいたる過程で政府の軍需産業に対する命令融資に対するGHQ
の評価にはじまり、合衆国との金融制度の相違、戦時責任をとう「追放」で経営陣は若返りを迫られ、昭和恐慌時に入所した社員は「中堅」ながら「経営の中枢に位置」しつつも、大蔵省、日銀、GHQ間を調整しながら興銀の安定継続に一喜一憂する点が明解。
ある種、企業防衛の側面でもある。
企業小説。金融領域では山崎豊子著『華麗なる一族』を読んだことが、遠い昔にないではない。
当該書はある意味、中山素平なるヒトの伝記的位置づけかもしれない。五部作かの最初の巻を読んだのみである、が。
1965年5月に行われた山一証券の破たん回避にむけた日銀特別融資(日銀法第25条発動か)から始まる。田中角榮蔵相の著名な政策判断のひとつとされる案件が紹介される。
興銀出身の証券社長に対し、それゆえ関わりをもつ興銀社員の対応が注目されるが、それぞれが自身の入行時代に直面した昭和恐慌の体験が、随所で教訓として意識される点に読みどころがあるのかも。
転じて、その1965年前後の興銀幹部たちが中堅時代に体験したことになるGHQによる興銀閉鎖危機回避に向けた企業内の対峙が描かれる。
敗戦にいたる過程で政府の軍需産業に対する命令融資に対するGHQ
の評価にはじまり、合衆国との金融制度の相違、戦時責任をとう「追放」で経営陣は若返りを迫られ、昭和恐慌時に入所した社員は「中堅」ながら「経営の中枢に位置」しつつも、大蔵省、日銀、GHQ間を調整しながら興銀の安定継続に一喜一憂する点が明解。
ある種、企業防衛の側面でもある。
企業小説。金融領域では山崎豊子著『華麗なる一族』を読んだことが、遠い昔にないではない。
当該書はある意味、中山素平なるヒトの伝記的位置づけかもしれない。五部作かの最初の巻を読んだのみである、が。
2013 04/27 04:34
Category : 景観
月はじめ、札幌に滞在。札幌35階 JRタワー日航 曇り空ではあったが、視界は十分。
手前に札幌テレビ塔。遠くにスロープのある山。さて、名前はあるのか?。
碁盤目の都市が目の前に拡がって、躍動が伝わる。
春は入り口の季節ながら、気持ちはなごむ。高所からの眺め。英気、気分転換。
手前に札幌テレビ塔。遠くにスロープのある山。さて、名前はあるのか?。
碁盤目の都市が目の前に拡がって、躍動が伝わる。
春は入り口の季節ながら、気持ちはなごむ。高所からの眺め。英気、気分転換。
2013 04/25 06:09
Category : 地域
鶴居神社は阿寒郡の神社。神社記によると明治41年、京都・石清水八巻宮から招いて「中雪裡八幡宮」と祭られた。
のち鶴居神社と名称変更、宗教法人格を取得とある。
境内のミズナラ?。大きな木が対に。取り付け道路が丁寧に用意されているところが氏子さんの、この樹木の寄せる愛着が伝わる。
タンチョウの里の、村の鎮守。
のち鶴居神社と名称変更、宗教法人格を取得とある。
境内のミズナラ?。大きな木が対に。取り付け道路が丁寧に用意されているところが氏子さんの、この樹木の寄せる愛着が伝わる。
タンチョウの里の、村の鎮守。
2013 04/24 06:21
Category : 地域
color="maroon">今朝、朝一番は「もういちど日本」の讃岐うどん。
讃岐・香川はもちろん、うどんと聞いている、が。連絡船の船内で乗船直後に食べるのが、よかったらしい。「高松に帰ってきた!!」。
宇高連絡船のなくなった今、駅構内の「連絡船うどん」がかわらずの人気。「あの味をなくさないで」。
食べ物に、「空腹をみたす」、「栄養を補給」の用途のほかに、「高松に帰ってきた」は讃岐うどんへの「思い入れ」。それは経済性をこえた必要出費で、文化というべきか。、
その「思い入れ」こそが、讃岐で讃岐うどんの需要をささえる。後継者にも勇気をあたえ、うまみ文化の継続がささえられる。
ところで廃止された宇高連絡船。高松からの行き先は、宇品?、岡山県の宇野?。ネット情報によると「宇野」とあるが。
讃岐・香川はもちろん、うどんと聞いている、が。連絡船の船内で乗船直後に食べるのが、よかったらしい。「高松に帰ってきた!!」。
宇高連絡船のなくなった今、駅構内の「連絡船うどん」がかわらずの人気。「あの味をなくさないで」。
食べ物に、「空腹をみたす」、「栄養を補給」の用途のほかに、「高松に帰ってきた」は讃岐うどんへの「思い入れ」。それは経済性をこえた必要出費で、文化というべきか。、
その「思い入れ」こそが、讃岐で讃岐うどんの需要をささえる。後継者にも勇気をあたえ、うまみ文化の継続がささえられる。
ところで廃止された宇高連絡船。高松からの行き先は、宇品?、岡山県の宇野?。ネット情報によると「宇野」とあるが。