災害 近世記録
 江戸時代の寺院記録。地震と外国船接近の緊張感が伝わってくる。

 外国船接近記録には、寺院あげて退散祈祷の営みが記録されている。しかし、地震にはない。

 地震と津波の記録はあるが、祈祷の記載はない。地震・津波は旱害、干ばつや大雨とはことなり、一過性のためなのか、な?。

 地震、すわ一大事、津波到来。祈祷よりも避難がさきか?。一息ついた山上で、懇ろに祈祷ということでもないようだ。

 ひとつ、揺れと津波の因果関係を人から教えられたほどで、関係を承知していなかった。

 ふたつ、外国接近はヒトの営為だが、地震は天災で人智が及ばない。

 みっつ、瞬時であるため、祈祷の必要がない。さてさて。