2011年03月の記事


望遠鏡
 望遠鏡。子供のころ、手作りでたのしんだことがある。

 それを思い出して、玩具店でキッドを購入。手作りしてみた。指示どおりに組み立ててといっても、簡単なことで。

 楽しみに眺めてみて、そうだ。天地が逆にみえること、失念していた。

 星ならどうということないが、建物のネオンの文字がさかさまに見える。

 見る訓練。ピッタリと目標物が視野に入ると、楽しい。でも、それがなかなか、難しい。訓練が肝腎、か。
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大江 正章著『地域の力ー食・農。まちづくりー』
日本経済の工業化と外部資源依存がつづき、地域社会や一次産業の疲弊が指摘されている。

 地域社会や一次産業の疲弊というとき、内外生産物の価格格差や後継者不足がなにより注目される。

 いっぽうで健闘している農漁村や、地域おこしの活動もある。むしろ増えている。そこのところに着目しながら、やはり重要な点は国内生産の国内消費、モノつくりの観点なのか。 本書は、そうした視点を各地の取材を通じて提示しているように、みえるのだが。 (岩波書店 2008年)
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明石 康著『体験的国際平和論』
明石 康著『体験的国際平和論』。かつて著者の「国際連合」を岩波新書で読んだ記憶がある。相当前のことで、ご自身が国連職員の要職につく以前のことかとおもう。

 冒頭、カンボジア和平やボスニア内戦の経緯から始まり、細かくシリアスな局面の紹介が続く。
 PKOについて3段階あると述べる。「対立する国の軍隊の監視・兵力引き離し」の第一世代、「軽装備の本格的軍隊やシビリアン要因が参加している」第二世代、「人道的支援などを目的により重装備」の第三世代。
 
 日本は国連中心主義をとる。経費負担もアメリカについで国際的に第二位。そのアメリカが、経費負担を滞納しているとする。
 基地の経費。日本はかけないかわりに国連で貢献するとして、アメリカは基地の維持費を「おもいやり予算」で日本からうけているうえに、国連経費を滞納している、か。沖縄の基地は、日本をまもるために必要なの?、それともアメリカの世界戦略のために必要なのか、考えさせられる。
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温度差
 温度差といっても、物事に対処する時の感性の違いではない。

 広島市に旅したけれども、室内が寒かった。空調をきかせていないこともあって、こちらから持参した長袖のシャツの下に半袖のシャツを着て、寒さをしのいだ。当地在住者の娘は気にならない様子であった。 

 北海道の室内は、年中21度ー22度で過ごしている。本州の夏の30度超、冬の16度前後は、体に感ずる。

 温度差に変化のないほうが、体によいか。冬の寒さ、夏の暑さに順応しながら過ごす方が強靭な体ができるの、か。さてさて。
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広島行

photo by pacific0035 from OCNフォトフレンド
 大震災のあとでしたが、あらかじめ予定していた用務実施で、旅にでました。

 空路ANA便をつかって、広島空港へ。往路は内陸ルートで左に山を見る感じ。

 で、写真に残すことができました。いつもは羽田空港をたち、東にむかうルートが迂回するときなので、もっと低空で通過しますが、今回は高度も高く、山頂を見下ろす形になりました。

 家族はJAL便での旅。一人旅で、窓外を楽しんでいました。
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原 剛著『日本の農業』。
原 剛著『日本の農業』。広島行きの航空機内で読んだ。1993年に米大凶作があって、店頭から消費者米が消えた。背後では懸命な外米輸入があって、そのことが国際的な食糧需給バランスを歪めることにもなったのだそうだ。

 本書はその後に展開する「新農政」を、環境保護の観点から考えようとしている(まえがき!!!)。
 基本法農政以来、経営体は減少し、兼業はすすみ従事者の高齢化はすすんでいるが、農政は補助や助成の金をばらまき、「画一的な営農スタイルを全国一律に及ぼそうとする」(同!!)。

 所得格差も改善しない。1994年出版の本ながら、工場勤務者の一日あたり労働賃金と、農業従事者の所得は3:1で、農業従事者は日に5600円強の所得であるという。それは地方公共団体に勤務する事務補助の賃金に類似している。

 適正価格。コーヒー生産者が日本の輸入業者に説明するくだりが、記載されている。「適正価格」というものを日本は考えてほしい。そうでないと、必要な所得を確保するために、自然破壊して大きく栽培地を拡大する。しかし、量が確保されると供給過多ということで価格がさがる。「生産者は豊かになれない、自然破壊はすすむ」。記憶しておきたい。
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霧信号復活シンポ
 霧信号復活シンポ。いささかオシャレな別名で、昨日、19日13時から釧路市内で開催された。

 一年前、ダイヤフラムフォーン方式の霧信号が廃止された。所轄官庁からの払い下げがあって、民間によって保存されることになった。

 これまでの霧信号の役割とこれからの保存をめぐるシンポ。その模様は、下記のサイトでながめることができる。

 http://www.ustream.tv/recorded/13413803

 どういうわけか、知人が関与している。会場で従事している場面に出合い、気がついた。
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玄米 炊飯
 地震以来、物資の買い占め、燃料不足、節電といわれて、主食はいただきものの玄米をそのまま、圧力鍋で炊飯。

 精米、炊飯に電力を使うことがなく節電。そのかわり炊飯は、スイッチを押しさえすれば、炊飯官僚とはいかなくなった。

 今朝、指南をうけた。
 「鍋底全体に炎がゆきわたるようにガスを点火」。
 「シューシューと言い出したら、中火にして35分、タイマーをセットして時間がきたら、ガスをとめる」。
 「15分間、そのままにしてのち、へらでかきまぜる」。

 「■」ごとに、「ハイハイ」の返事をしたが、それは省略。
 忘れないように、記録しておきます。
 社会は、買い占め、節電、省資源を求めています。
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東北関東大震災
旧聞となりましたけれども。3月11日午後、本土を巨大地震が発生しておりました。

集会を抜け出し、呼び出しをうけていた打ち合わせの会場に向かうべく、路線バスをまっていました。

そこで、一瞬グラリと揺れを感じたところで、バス停の近くの民家から夫妻が路上にあらわれ、「緊急地震速報ののち、この揺れ」と話かけてきました。

ほどなく到着したバスに乗り、目的の会場に近いバス停からあるいて橋をわたったあたり海上保安部の広報船が「津波、避難」を船舶に伝えていました。、

街を行く広報車も「津波警報発令」と伝えているので、指定された会場を目前にしたところで、先方へ電話をしました、が。携帯がつながりません。そのとき。

タクシーを拾って、元の集会場へ。橋が閉鎖せれ、交通が遮断されていなくて、幸いでした。橋をわたったのが15時20分、警察のパトカーがすでにいました。

16時には橋が閉鎖されたそうで。川の左岸に閉じ込められたらどうしよう。右岸にある、「自宅にも戻れまい」。そう思いましたが、まずは集会場へのもどること。

集会場に客はおらず、他の引率者がまだ、残っていましけれども。

その後には、職場の大先輩の通夜。川口から2番目の橋までが交通途絶。近くの道路には、あきらかに水の跡。冠水したのでしょうか。北海道の東部、港湾都市での体験です。
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市民ワークショップ「釧路川とMOOを語る会」
5日午後開催。100名近い市民がかけつけ、会場の観光交流プラザを埋めた。

 13時、マジックショーで開会。こどもむけのプログラムも含まれていたが、大人が楽しんだ。

 「自然景観の釧路川、修築景観としてのMOO」。手がくわえられた川、その川がふたたび市民の生活と直結するための「釧路川復権」。

 水辺に発生した市民の暮らしと市民がつみあげてきた学びの点で、「水辺は教育資源」。

 川を利用するために投資されたMOO.そのなかに設置されたプールを、「高齢者・若者、時間共有の空間に」。

 伸びた時間のなかで、「地域コミュニティ」に裏付けられた中心街形成、地域コミュニティを高めるために「共有情報の豊富化を」。
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陶淵明
 NHKの朝の漢詩。テキストを購入して番組をみたこともあるが、今は漫然と眺め、気にいった個所はインターネットで調べてみる。

 陶淵明「擬挽歌詩」の末は、次でむすばれるらしい。

 但恨在世時  但だ恨むらくは世に在りし時
 飮酒不得足  酒を飮むこと足るを得ざりしを

 書いた文は忘れられても、呑ん兵であったことは忘れられないの、詩もあった。

 酒について、外からみた回顧、内からみた回顧。
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コーヒー&日本茶
コーヒー&日本茶。朝食後、果物を食べたのちにコーヒー。

コーヒーは自分で落として、呑む。かたわらで、「私のお茶は?」。そかそか、催促があっては。

コーヒーは10グラムの粉で一杯のコーヒーだが、日本茶はスプーン一匙で2杯、3杯と呑む。

入れっぱなしより、2杯めの方が、出が良い。そこで、コーヒーのあとに、日本茶を飲むことがある、が。

東洋の日本茶、西洋のコーヒー。東西の飲み物、腹のなかで、冷戦を演じないか?。今朝は、それが心配。

このお尋ね。入試で、出題中の問題に対する書き込みではありません。
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