村松 暎著『中国列女伝―三千年の歴史のなかで 』。 
村松 暎著『中国列女伝―三千年の歴史のなかで 』。 「三千年の歴史のなかで」というサブタイトルをもつ。儒教の国で女性は「名だたる男尊女卑の弱くも烈しい女の生き方さまざま」と帯にある。

 暫く前に読んで積んであった。貞婦・孝女・妬婦が項目として立てられ、その領域で生きた女性が紹介される。
 王の女性といえば、西太后・武則天・呂后らが知られるが、そこのところは伝記的に記載している。(中央公論新社 1987)