浦河沖M5/震度3が発生 2日にも危険な2分割状雲が出現!
07/04 01:27 42.4N 144.7E 50k M4.3 北海道南東部の釧路沖/震度1
07/04 21:31 42.0N 142.5E 70k M5.1 北海道南部の浦河沖/震度3  



 21時半、浦河沖を震源とするM5.1/震度3の地震が発生。さすがに内陸近くでのM5地震は、ここ上砂川町でも震度1を記録。この地震と同4日未明に発生の釧路沖M4.3/震度1の直前前兆と思われる地震雲は、この2日から繰り返し連続して出現していたが、明瞭な帯雲や断層状を形成しないものは正確な震源の特定が難しい。このオボロ月夜の画像もその一つで、美しい月光での彩雲を見せていたが、あっという間に雲行きが悪化して震度3の地震を教える雲模様を見せた。雲はかなり早い流れでこの震源方位へと向っていた。


 2日に危険な2分割状雲を観測しており、注意が必要。先月15日観測のM5深発前兆の結果としては、21日発生の鳥島近海M4.8-488Kを該当候補としたい。トルコ北東部で1日夜にM5の地震が発生して死傷者が出た。一瞬、先月24日観測の2分割状雲が脳裏を過ぎったが、震源方位を確認したところ、このトルコ震源は約126-306度ラインなので、観測の94-274度ラインとは関係がなかった。まだ、この地震雲の結果は不明・・・。


◆◆7月2日(金)日没、空知支庁/砂川市より観測◆◆


 2日の日没19時過ぎ、砂川市から望む北空に2分割状を確認。指向方位は方位角86-266度ラインで、方位的には86度側の色丹島方位の震源を疑う。尚、周囲も暗くて測定精度はあまり自信はない。推定規模はM5以上で、M5.5以上も在り得る。通常は直前型が多いが一週間程度は様子をみる必要がある。


▲2004 6 21 16:01 25.6 28゜ 5.9'N 139゜47.5'E 488 4.8 鳥島近海
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/daily_map/japan/20040621.shtml
(「気象庁サイト地震・津波の資料 毎日の地震活動」より)
 『昨日、15日朝の午前7時半過ぎ奈井江町から観測。たぶんにM5程度の深発(やや深発含む)地震と見られる前兆を確認。震源方位ラインの特定は困難だが、ざっと南空−北空方向か?南南西方位かもしれない・・。大抵、数日内には発生する傾向。』(2004 06/16 05:43 更新)