2003 11/13 01:06
Category : 日記
11/12 00:32 38.9N 141.7E 70k M3.8 宮城県沖
11/12 03:49 22.7N 143.7E 290k M3.5 父島近海
11/12 07:20 33.1N 131.2E 10k M2.8 大分県西部
11/12 08:20 33.1N 131.2E 10k M3.3 大分県西部
11/12 17:27 33.1N 136.9E 390k M6.5 紀伊半島沖/震度4
■■11月11日(火)朝観測の該当地震が発生 !!■■
▲11/12 17:27 33.1N 136.9E 390k M6.5 紀伊半島沖/震度4
『11日朝、明瞭な地震雲が二つあった。一つはM4.7以上は確実に見える、場合によってはM5.5以上も在り得る危険な断層状雲を観測。震源方位ラインは方位角200−20度。秋田市付近〜新潟市付近〜静岡県浜松市。超遠方の場合はインドネシア/セラム海、逆方位はオホーツク海。やや測定の精度に自信なし。(観測地/砂川市)』
(2003 11/12 02:02 更新)
――結果考察――
今晩、画像掲載を含めた詳細報告をと考えていたが、早いものですでに結果が出たものと思われる。
画像の右側、断層状雲の方位角20度側の端がやや途切れかがっているように見えたので(遠くて判然とは難いが)、規模の推定は最低レベルで見てM4.7以上としたが、逆の200度方位側がピンネ山に突入して見えなくなっていた。それで大きい場合も十分に考えられるとして、一応、M5.5以上も在り得る危険なものと評価した。地震雲の端が山などの障害物で確認できない場合は、単に「・・・以上」という程度しか判別できなくなる。
ご覧の通りの黒色雲の場合は発生が早い傾向があり、雲の形状的印象からも深発地震的なものに見える。方位測定は急いで大雑把だった割に誤差は、プラス側に1度程度という高精度だった。
今更ながら、地震雲の馬鹿にできない脅威というものを体感した。蓄積する疲労と時間との戦いの中で、翌日の画像アップと詳細報告を、などとやっているとこの有様だ。取りあえずは、簡単な内容でも報告を上げていたことで、後出し批判の追従をなんとか避けることができた。
尚、同日に出現していたもう一つの地震雲とは、黒色帯雲とは全く別に滞空していた層雲中に見られる複数のシャープネスな長い筋状模様で、時間的な都合で画像はなし。震源方位も単純に目測で色丹国〜後島付近方位。こちらもM5以上の場合も在り得るが、無感データ扱いになるかもしれない。
前兆掲示板にお知らせ投稿したところ、早速、懐疑派からのツマラナイ批判があった。ちなみに紹介すると、
「地震雲と判断されていますが、違うと思いますが、気象学上の単なる普通の雲だと思いますが、切れ目が一直線の雲は良く見てますが、明らかに地震とは無関係と思いますよ。そんなに地震の影響が雲に現れるのであれば、他の物にも明らかな影響が出てますし、昔の人も既に感じて記録に残していたと思いますよ。反応のし過ぎだと思います。」
一体、何を根拠にして地震とは無関係などと、彼はどのようにしてそれを調べているのか? このような雲はよく見られるというがそんなものは当たり前であって、私もこのタイプの雲で沢山の結果地震を見てきた。珍しくもない。(しかも、こちらはまだ画像も上げていないのに、10日観測の別の画像を見ていっているようにみえる・・・)
雲と地震を結びつける古い記録は地震雲の鍵田氏以前の遥かな昔から存在する。調べれば、文献の抜粋文を提示もできるが、今は面倒なのでしない。「他のものの影響」というのは当然、震源付近において増える筈であって、ただその報告が事前に上がっているかどうかは全く別問題だ。
尚、遠地地震の前兆であるこれらの地震雲と震源付近に多発する前兆現象とを混同してはいけない。「気象学上の単なる普通の雲」などいう輩は、いずれ近い内に“生きた化石”のような存在の扱いを受けるものと私はみなしている。
科学的を自称する批判懐疑派たちを他所に、一般大衆の人々はマスメディアを通じて地震雲の存在を広く知るところとなり、自然現象の一つとして素直に認知されていくことになる筈だ。
▲11/12 10:54:25 39.97S 74.76W 31.6 5.5M A チリ中部沖(日本時間)
10日観測、M6も在り得る疑いの二分割状雲について、或いは該当となる結果地震かもしれない震源データが上がってきた。しかし、まだ様子をみている必要がある。
「もしもこの地震が、釧路市以遠の超遠方震源の場合は南米チリ方位。逆方位の場合にはウラジオストク以北〜モンゴル南部〜チベット高原以西方位(釧路市〜チリ中央/サンティアゴ付近方位−ロシア/ルドナヤ プリスタニ〜モンゴル南部/ゴビ砂漠〜パキスタン/ラホール〜アラビア半島オマーン/ハッド岬方位)である。」(2003 11/11 02:19 更新)
★Crystalからのお知らせ!
月刊「anemone」11月号に引き続いて、地震雲の素晴らしいオールカラー特集がマスコミ掲載されました。是非、売り切れ前にお買い求め下さい!
週刊「FLASH」11.25号の46.47ページ、「見上げれば・・・地震雲!」---11月震災説がささやかれるなか、地震の直前に出現するという“怪しい雲”を緊急特集---
かつて、地震雲存在に対して、このような熱い扱いがあったでしょうか? まさにマスコミと大衆の関心の高さの表れであると思います。画像提供と解説は、再び登場の我らが東海アマの岩瀬氏です。(うーーむ。どうりで見たことがある画像だと私は思いましたね・・・。東海アマサイトを熱心に見ている読者なら、知っていても当然ですわね.)
10月末の更新で呼びかけたマスコミ雑誌掲載の資料コピーの配布で応募頂きました皆様、ありがとうございました。大変遅くなりましたが、12日昼に発送しましたので、楽しみにしていて下さい!
11/12 03:49 22.7N 143.7E 290k M3.5 父島近海
11/12 07:20 33.1N 131.2E 10k M2.8 大分県西部
11/12 08:20 33.1N 131.2E 10k M3.3 大分県西部
11/12 17:27 33.1N 136.9E 390k M6.5 紀伊半島沖/震度4
■■11月11日(火)朝観測の該当地震が発生 !!■■
▲11/12 17:27 33.1N 136.9E 390k M6.5 紀伊半島沖/震度4
『11日朝、明瞭な地震雲が二つあった。一つはM4.7以上は確実に見える、場合によってはM5.5以上も在り得る危険な断層状雲を観測。震源方位ラインは方位角200−20度。秋田市付近〜新潟市付近〜静岡県浜松市。超遠方の場合はインドネシア/セラム海、逆方位はオホーツク海。やや測定の精度に自信なし。(観測地/砂川市)』
(2003 11/12 02:02 更新)
――結果考察――
今晩、画像掲載を含めた詳細報告をと考えていたが、早いものですでに結果が出たものと思われる。
画像の右側、断層状雲の方位角20度側の端がやや途切れかがっているように見えたので(遠くて判然とは難いが)、規模の推定は最低レベルで見てM4.7以上としたが、逆の200度方位側がピンネ山に突入して見えなくなっていた。それで大きい場合も十分に考えられるとして、一応、M5.5以上も在り得る危険なものと評価した。地震雲の端が山などの障害物で確認できない場合は、単に「・・・以上」という程度しか判別できなくなる。
ご覧の通りの黒色雲の場合は発生が早い傾向があり、雲の形状的印象からも深発地震的なものに見える。方位測定は急いで大雑把だった割に誤差は、プラス側に1度程度という高精度だった。
今更ながら、地震雲の馬鹿にできない脅威というものを体感した。蓄積する疲労と時間との戦いの中で、翌日の画像アップと詳細報告を、などとやっているとこの有様だ。取りあえずは、簡単な内容でも報告を上げていたことで、後出し批判の追従をなんとか避けることができた。
尚、同日に出現していたもう一つの地震雲とは、黒色帯雲とは全く別に滞空していた層雲中に見られる複数のシャープネスな長い筋状模様で、時間的な都合で画像はなし。震源方位も単純に目測で色丹国〜後島付近方位。こちらもM5以上の場合も在り得るが、無感データ扱いになるかもしれない。
前兆掲示板にお知らせ投稿したところ、早速、懐疑派からのツマラナイ批判があった。ちなみに紹介すると、
「地震雲と判断されていますが、違うと思いますが、気象学上の単なる普通の雲だと思いますが、切れ目が一直線の雲は良く見てますが、明らかに地震とは無関係と思いますよ。そんなに地震の影響が雲に現れるのであれば、他の物にも明らかな影響が出てますし、昔の人も既に感じて記録に残していたと思いますよ。反応のし過ぎだと思います。」
一体、何を根拠にして地震とは無関係などと、彼はどのようにしてそれを調べているのか? このような雲はよく見られるというがそんなものは当たり前であって、私もこのタイプの雲で沢山の結果地震を見てきた。珍しくもない。(しかも、こちらはまだ画像も上げていないのに、10日観測の別の画像を見ていっているようにみえる・・・)
雲と地震を結びつける古い記録は地震雲の鍵田氏以前の遥かな昔から存在する。調べれば、文献の抜粋文を提示もできるが、今は面倒なのでしない。「他のものの影響」というのは当然、震源付近において増える筈であって、ただその報告が事前に上がっているかどうかは全く別問題だ。
尚、遠地地震の前兆であるこれらの地震雲と震源付近に多発する前兆現象とを混同してはいけない。「気象学上の単なる普通の雲」などいう輩は、いずれ近い内に“生きた化石”のような存在の扱いを受けるものと私はみなしている。
科学的を自称する批判懐疑派たちを他所に、一般大衆の人々はマスメディアを通じて地震雲の存在を広く知るところとなり、自然現象の一つとして素直に認知されていくことになる筈だ。
▲11/12 10:54:25 39.97S 74.76W 31.6 5.5M A チリ中部沖(日本時間)
10日観測、M6も在り得る疑いの二分割状雲について、或いは該当となる結果地震かもしれない震源データが上がってきた。しかし、まだ様子をみている必要がある。
「もしもこの地震が、釧路市以遠の超遠方震源の場合は南米チリ方位。逆方位の場合にはウラジオストク以北〜モンゴル南部〜チベット高原以西方位(釧路市〜チリ中央/サンティアゴ付近方位−ロシア/ルドナヤ プリスタニ〜モンゴル南部/ゴビ砂漠〜パキスタン/ラホール〜アラビア半島オマーン/ハッド岬方位)である。」(2003 11/11 02:19 更新)
★Crystalからのお知らせ!
月刊「anemone」11月号に引き続いて、地震雲の素晴らしいオールカラー特集がマスコミ掲載されました。是非、売り切れ前にお買い求め下さい!
週刊「FLASH」11.25号の46.47ページ、「見上げれば・・・地震雲!」---11月震災説がささやかれるなか、地震の直前に出現するという“怪しい雲”を緊急特集---
かつて、地震雲存在に対して、このような熱い扱いがあったでしょうか? まさにマスコミと大衆の関心の高さの表れであると思います。画像提供と解説は、再び登場の我らが東海アマの岩瀬氏です。(うーーむ。どうりで見たことがある画像だと私は思いましたね・・・。東海アマサイトを熱心に見ている読者なら、知っていても当然ですわね.)
10月末の更新で呼びかけたマスコミ雑誌掲載の資料コピーの配布で応募頂きました皆様、ありがとうございました。大変遅くなりましたが、12日昼に発送しましたので、楽しみにしていて下さい!