2003 10/13 11:47
Category : 日記
10/08 10:55 37.4N 143.0E 33k 4.8M 日本の福島県遠沖(世界版)
10/09 13:01 28.9N 142.1E 33k 4.6M B 日本の小笠原北端(世界版)
10/10 11:22 42.1N 143.1E 50k M3.1 北海道南部の日高支庁東部
10/10 18:31 34.0N 135.2E 10k M3.0 和歌山県北部
10/10 21:58 42.0N 145.1E 30k M5.1 北海道南東の釧路沖
10/11 09:09 41.8N 144.7E 30k M6.1 北海道南東の釧路沖/震度3
10/11 09:36 41.8N 144.7E 30k M4.9 北海道南東の釧路沖
10/11 10:12 43.8N 148.0E 40k M5.5 北海道東方沖
10/11 14:50 34.1N 135.1E 10k M2.8 和歌山県紀伊水道
10/11 18:25 34.3N 136.0E 50k M3.2 奈良県地方
10/12 03:26 41.6N 144.0E 30k M5.5 北海道南部の十勝沖/震度3
10/12 05:57 42.8N 145.1E 50k M3.9 北海道南東の釧路沖
10/12 06:03 41.5N 142.1E 70k M4.1 青森県東方沖
10/12 06:56 42.3N 143.9E 50k M4.0 北海道南部の十勝沖
10/12 11:05 28.1N 129.6E 10k M3.6 奄美大島近海
10/12 15:19 36.9N 135.6E 20k M4.2 石川県西方沖
10/12 15:36 42.4N 144.6E 50k M4.4 北海道南東の釧路沖
10/13 05:21 24.4N 123.5E 50k M4.0 与那国島近海
・・・下記データの全て日本時間・・・
10/10 07:19:13 13.81N 120.04E 33.0 6.1M A フィリピン
■■9月28日(日)日没観測の該当地震が発生 !!■■
▲10/05 00:29 36.0N 137.3E 10k M4.5 岐阜県北部の飛騨地方/震度4
『28日の午後6時過ぎ。月形町当別寄りから望む国道12号線辺りの上空、全空を覆う分厚い雨雲の中に大変な規模の筋状、もしくは断層形状を確認した。震源方位ラインは方位角210度-30度(南南西ー北北東)、函館市〜富山市〜和歌山県田辺市〜フィリピン/ミンダナオ島西部〜スラウェシ島西海岸〜スンバワ島方位−網走支庁雄武町〜オホーツク海〜カムチャツカ半島/ウスチ ソポチノエ〜ベーリング海峡/アラスカ方位。
推定発生規模はM5.5±0.5、一週間前後は様子を見なければならない。規模の大きな地震の場合には、大抵は超遠方震源で遥か海外の場合が多く、深発や無感ということも在り得る。できれば気象性の単なる見誤りであることを願う。尚、画像は日没時のために撮影は不可。(観測地/砂川市)』
(2003 09/29 03:07 更新)
――結果考察――
測定方位の方位角210度-富山市方位からは−2度程度の誤差だが、規模の推定については大きく失敗した。震度4ほどの強い揺れともなると、マグニュードの予測は過大評価してしまうことがあるかも知れない。また現象が至近距離で、尚且つ出現高度が低く見られる場合にも実際以上に過大評価してしまうこともある。層積雲に出現する地震性の宏観を判断するのは難しい場合があり、多くの人は単なる気象性の偶発として無視しがちである。
▲10/11 09:09 41.8N 144.7E 30k M6.1 北海道南東の釧路沖/震度3
▲10/11 10:12 43.8N 148.0E 40k M5.5 北海道東方沖
▲10/12 03:26 41.6N 144.0E 30k M5.5 北海道南部の十勝沖/震度3
ムーンシェル状がこれほど続くこともあまり記憶にはなく、10日の夜は光環現象(シェル状に酷似しているが、月を囲む膜がもっと大きく外周に赤味を帯びた虹色が着く)も伴い更に強力なものとして目に映った。その該当なのか、翌11〜12日にかけてはやや大きめの十勝沖余震が頻発した。若干、状態は弱くなったものの、依然としてシェル状は継続している。
また、11〜12日は日中の夕方についても、日没間際の太陽に高層雲が掛かかり太陽の周りに見事な「光冠」が見られた。“この輝き(雲が掛からなくてもそれとして判ることもある)”は私の観測経験上において、かなり強く因果関係が疑われる地震性の宏観なので、皆さんも特に注意して欲しいと思う。大抵の場合には、48H以内程度で規模の大きな地震が北海道及び周辺域で発生します。
KS氏のサイトでは読者からの素晴らしい画像レポートが相次いでいるが、特に「No.54」の秋の空さんからの投稿画像は大変なもの。恐らくM6以上の震災級にまず間違いがないと思う。しかし残念ながら、これも地震雲の指向方位が測定されていないために、震源方位の特定ができない。西に向けて撮ったということから、ただ漠然と広島県からの大雑把に南-北方位ラインか?という見方しかできない。これでは注意を呼び掛けることも、結果地震についての検証確認すらもできないので、雲の形態について知る以外には殆ど役に立たない。地震雲の観察を始めた方は、どうかこの震源方位の見方と測定を憶えて欲しいと切に願う。これは全然、難しくありません。
●●幼稚な地震雲懐疑について反論する !!●●
前兆掲示板などに幾つかの典型的な地震雲懐疑の意見投稿、その批判内容が述べられているのが見られる。8年間も観察して「地震雲などはない」と結論付けることに首を傾げざる得ないが、馬鹿げた誤解が氾濫するといけないので、ごく簡単に反論しておく。
まず、「帯状の雲についてですが上空の偏西風の向きに逆らってまでは発生しません」について。これは全くのデタラメか妄想の決め付けであって、帯雲は実際あらゆる方位に指向して出現しており、季節にも左右されることがない。それは私の観測記録(観察推測と結果地震)を見れば一目瞭然である。このこと自体、空をまともに見ることなしに最初から結論付けていることが伺える。
「関西から見て山陰や若狭、紀伊半島や伊勢湾方向(北西〜南東を結ぶライン)には帯状の雲が出ないので、近くで起こる地震であっても全く観測(予知)出来ない」という批判について。これも嘘であって、他の投稿者からは報告は上がっている。尚、雲の規模及び発生地震の規模に拠るのだが、基本原則として帯雲は遠地地震前兆であって、近郊震源の帯雲は出現しない。大体、200km程度は震源から離れている必要がある。
「飛行機雲は気象条件によっては30分程度であれば、刻々とその形を変化させながら、滞空していることがよくあります」として、これは地震雲の多くが飛行機雲の見間違えで説明できるとするよくある批判意見だ。たとえ飛行機雲に類似するタイプにおいても、飛行機などが全く飛んでいなくても突如として出現する、実に不可思議な雲を私は実際に目撃し、画像にも納めている。複数人で目撃したこともあり、その勢いよく形成される様は、ジェット機のスピードなど比較にならない驚異的な速度だ。その雲は形態を殆ど変えることなく、消滅するまでの滞空時間は3時間半を雄に越えるものだった。尚、断層状のタイプにおいてはもっと出現時間は長いことも少ないなく、ほぼ朝から日没後もズーと滞空している場合もある。
「秋特有の雲に夕焼けを異常と勘違いされている心配性な人たちの書き込みと判断してしまう」について。いわゆる秋特有といわれる鱗雲や鯖雲、鰯雲の類いについてだが、これらは一般に秋空において出現頻度が増すという見方がある。つまり、これらは秋の気候の変化に伴う大気の様子が反映されたものであるが、しかし実際には、出現頻度が増すのではなくて、秋の季節は空気が澄み切って高層上層域の雲が地表からもよく見えるようになるという理由も上げることができるのである。
尚、ひまわり画像による波状は出現が増している印象は強いが、しかし地表からの目視ではその形態は確認されないことが非常に多い。これはひまわり画像を見てから外に出て、その対比確認を何度も繰り返してきたことからハッキリとしている。そして実際上、私は秋だから地震雲の観測件数が増えたなどという体験は依然して持つことがない。
夕焼け現象とは、地平線近くに位置する太陽光は通過する大気層の距離が長くなるために、光の散乱しやすい青系色が失われて、結果的に散乱し難い赤系色が強調される現象。これは朝焼けでもほぼ同様。
尚、大型地震の発生が近づくと地殻内部から膨大な地震性エアロゾルが大気中に噴出して広範囲に覆い尽くす。この為に夕焼けが特に強調されて、稀に見る異常焼け現象が確認されるのである。
「放射状雲というのは、別にしているわけではなく、並行している雲がそう見えるってだけ」について。それはこのような下のタイプの雲の場合にのみ当て嵌まること。簡単にいうと複数の帯状が平行している状態だが、元々帯雲はその延長方位に震源が在ると主張しているのだから、視覚上の放射の収束方位に震源が在るといっていること自体は別に問題はない。
しかし、リンクページの上のタイプの場合はそうではない。これは明らかに震源地の上空から放射するように細かい筋状が広がっているのである。私はこれを目撃してから60kmも車を走らせ、湾上に出現している放射状雲の収束点を目前で確認したことがあるのだ。
「ジェット気流に伴う細長い上層雲も、多発します」について。それはジェット気流に伴う雲だから地震とは無関係という批判はこれまで何度も貰っているが、悪いが地震雲観測による結果地震が明瞭に確認されこそすれ、やはり地震とは無関係だったなどという体験はただの一度もない。
「とにかく雲は気象ですから、まず気象の観点から疑ってください」について。あまりにも馬鹿げた批判であり、気象学では全てが気圧、風、気温、光などで説明されているのであって、そこから地震との関係が述べられている筈などあるわけがない。彼らは元々、大気現象と地殻内現象が関係ある筈がないという程度のあまりにも幼稚な思考しか持っていないのだ。
尚、僅かながら少数の、気象学の知識にも長けていながら地震雲を含む大気現象と地震の関係を肯定的に見ている人もいるということは一応、付け加えておく。
まっ、私のほうもまだまだ幼稚な反論ではあるが・・・。
10/09 13:01 28.9N 142.1E 33k 4.6M B 日本の小笠原北端(世界版)
10/10 11:22 42.1N 143.1E 50k M3.1 北海道南部の日高支庁東部
10/10 18:31 34.0N 135.2E 10k M3.0 和歌山県北部
10/10 21:58 42.0N 145.1E 30k M5.1 北海道南東の釧路沖
10/11 09:09 41.8N 144.7E 30k M6.1 北海道南東の釧路沖/震度3
10/11 09:36 41.8N 144.7E 30k M4.9 北海道南東の釧路沖
10/11 10:12 43.8N 148.0E 40k M5.5 北海道東方沖
10/11 14:50 34.1N 135.1E 10k M2.8 和歌山県紀伊水道
10/11 18:25 34.3N 136.0E 50k M3.2 奈良県地方
10/12 03:26 41.6N 144.0E 30k M5.5 北海道南部の十勝沖/震度3
10/12 05:57 42.8N 145.1E 50k M3.9 北海道南東の釧路沖
10/12 06:03 41.5N 142.1E 70k M4.1 青森県東方沖
10/12 06:56 42.3N 143.9E 50k M4.0 北海道南部の十勝沖
10/12 11:05 28.1N 129.6E 10k M3.6 奄美大島近海
10/12 15:19 36.9N 135.6E 20k M4.2 石川県西方沖
10/12 15:36 42.4N 144.6E 50k M4.4 北海道南東の釧路沖
10/13 05:21 24.4N 123.5E 50k M4.0 与那国島近海
・・・下記データの全て日本時間・・・
10/10 07:19:13 13.81N 120.04E 33.0 6.1M A フィリピン
■■9月28日(日)日没観測の該当地震が発生 !!■■
▲10/05 00:29 36.0N 137.3E 10k M4.5 岐阜県北部の飛騨地方/震度4
『28日の午後6時過ぎ。月形町当別寄りから望む国道12号線辺りの上空、全空を覆う分厚い雨雲の中に大変な規模の筋状、もしくは断層形状を確認した。震源方位ラインは方位角210度-30度(南南西ー北北東)、函館市〜富山市〜和歌山県田辺市〜フィリピン/ミンダナオ島西部〜スラウェシ島西海岸〜スンバワ島方位−網走支庁雄武町〜オホーツク海〜カムチャツカ半島/ウスチ ソポチノエ〜ベーリング海峡/アラスカ方位。
推定発生規模はM5.5±0.5、一週間前後は様子を見なければならない。規模の大きな地震の場合には、大抵は超遠方震源で遥か海外の場合が多く、深発や無感ということも在り得る。できれば気象性の単なる見誤りであることを願う。尚、画像は日没時のために撮影は不可。(観測地/砂川市)』
(2003 09/29 03:07 更新)
――結果考察――
測定方位の方位角210度-富山市方位からは−2度程度の誤差だが、規模の推定については大きく失敗した。震度4ほどの強い揺れともなると、マグニュードの予測は過大評価してしまうことがあるかも知れない。また現象が至近距離で、尚且つ出現高度が低く見られる場合にも実際以上に過大評価してしまうこともある。層積雲に出現する地震性の宏観を判断するのは難しい場合があり、多くの人は単なる気象性の偶発として無視しがちである。
▲10/11 09:09 41.8N 144.7E 30k M6.1 北海道南東の釧路沖/震度3
▲10/11 10:12 43.8N 148.0E 40k M5.5 北海道東方沖
▲10/12 03:26 41.6N 144.0E 30k M5.5 北海道南部の十勝沖/震度3
ムーンシェル状がこれほど続くこともあまり記憶にはなく、10日の夜は光環現象(シェル状に酷似しているが、月を囲む膜がもっと大きく外周に赤味を帯びた虹色が着く)も伴い更に強力なものとして目に映った。その該当なのか、翌11〜12日にかけてはやや大きめの十勝沖余震が頻発した。若干、状態は弱くなったものの、依然としてシェル状は継続している。
また、11〜12日は日中の夕方についても、日没間際の太陽に高層雲が掛かかり太陽の周りに見事な「光冠」が見られた。“この輝き(雲が掛からなくてもそれとして判ることもある)”は私の観測経験上において、かなり強く因果関係が疑われる地震性の宏観なので、皆さんも特に注意して欲しいと思う。大抵の場合には、48H以内程度で規模の大きな地震が北海道及び周辺域で発生します。
KS氏のサイトでは読者からの素晴らしい画像レポートが相次いでいるが、特に「No.54」の秋の空さんからの投稿画像は大変なもの。恐らくM6以上の震災級にまず間違いがないと思う。しかし残念ながら、これも地震雲の指向方位が測定されていないために、震源方位の特定ができない。西に向けて撮ったということから、ただ漠然と広島県からの大雑把に南-北方位ラインか?という見方しかできない。これでは注意を呼び掛けることも、結果地震についての検証確認すらもできないので、雲の形態について知る以外には殆ど役に立たない。地震雲の観察を始めた方は、どうかこの震源方位の見方と測定を憶えて欲しいと切に願う。これは全然、難しくありません。
●●幼稚な地震雲懐疑について反論する !!●●
前兆掲示板などに幾つかの典型的な地震雲懐疑の意見投稿、その批判内容が述べられているのが見られる。8年間も観察して「地震雲などはない」と結論付けることに首を傾げざる得ないが、馬鹿げた誤解が氾濫するといけないので、ごく簡単に反論しておく。
まず、「帯状の雲についてですが上空の偏西風の向きに逆らってまでは発生しません」について。これは全くのデタラメか妄想の決め付けであって、帯雲は実際あらゆる方位に指向して出現しており、季節にも左右されることがない。それは私の観測記録(観察推測と結果地震)を見れば一目瞭然である。このこと自体、空をまともに見ることなしに最初から結論付けていることが伺える。
「関西から見て山陰や若狭、紀伊半島や伊勢湾方向(北西〜南東を結ぶライン)には帯状の雲が出ないので、近くで起こる地震であっても全く観測(予知)出来ない」という批判について。これも嘘であって、他の投稿者からは報告は上がっている。尚、雲の規模及び発生地震の規模に拠るのだが、基本原則として帯雲は遠地地震前兆であって、近郊震源の帯雲は出現しない。大体、200km程度は震源から離れている必要がある。
「飛行機雲は気象条件によっては30分程度であれば、刻々とその形を変化させながら、滞空していることがよくあります」として、これは地震雲の多くが飛行機雲の見間違えで説明できるとするよくある批判意見だ。たとえ飛行機雲に類似するタイプにおいても、飛行機などが全く飛んでいなくても突如として出現する、実に不可思議な雲を私は実際に目撃し、画像にも納めている。複数人で目撃したこともあり、その勢いよく形成される様は、ジェット機のスピードなど比較にならない驚異的な速度だ。その雲は形態を殆ど変えることなく、消滅するまでの滞空時間は3時間半を雄に越えるものだった。尚、断層状のタイプにおいてはもっと出現時間は長いことも少ないなく、ほぼ朝から日没後もズーと滞空している場合もある。
「秋特有の雲に夕焼けを異常と勘違いされている心配性な人たちの書き込みと判断してしまう」について。いわゆる秋特有といわれる鱗雲や鯖雲、鰯雲の類いについてだが、これらは一般に秋空において出現頻度が増すという見方がある。つまり、これらは秋の気候の変化に伴う大気の様子が反映されたものであるが、しかし実際には、出現頻度が増すのではなくて、秋の季節は空気が澄み切って高層上層域の雲が地表からもよく見えるようになるという理由も上げることができるのである。
尚、ひまわり画像による波状は出現が増している印象は強いが、しかし地表からの目視ではその形態は確認されないことが非常に多い。これはひまわり画像を見てから外に出て、その対比確認を何度も繰り返してきたことからハッキリとしている。そして実際上、私は秋だから地震雲の観測件数が増えたなどという体験は依然して持つことがない。
夕焼け現象とは、地平線近くに位置する太陽光は通過する大気層の距離が長くなるために、光の散乱しやすい青系色が失われて、結果的に散乱し難い赤系色が強調される現象。これは朝焼けでもほぼ同様。
尚、大型地震の発生が近づくと地殻内部から膨大な地震性エアロゾルが大気中に噴出して広範囲に覆い尽くす。この為に夕焼けが特に強調されて、稀に見る異常焼け現象が確認されるのである。
「放射状雲というのは、別にしているわけではなく、並行している雲がそう見えるってだけ」について。それはこのような下のタイプの雲の場合にのみ当て嵌まること。簡単にいうと複数の帯状が平行している状態だが、元々帯雲はその延長方位に震源が在ると主張しているのだから、視覚上の放射の収束方位に震源が在るといっていること自体は別に問題はない。
しかし、リンクページの上のタイプの場合はそうではない。これは明らかに震源地の上空から放射するように細かい筋状が広がっているのである。私はこれを目撃してから60kmも車を走らせ、湾上に出現している放射状雲の収束点を目前で確認したことがあるのだ。
「ジェット気流に伴う細長い上層雲も、多発します」について。それはジェット気流に伴う雲だから地震とは無関係という批判はこれまで何度も貰っているが、悪いが地震雲観測による結果地震が明瞭に確認されこそすれ、やはり地震とは無関係だったなどという体験はただの一度もない。
「とにかく雲は気象ですから、まず気象の観点から疑ってください」について。あまりにも馬鹿げた批判であり、気象学では全てが気圧、風、気温、光などで説明されているのであって、そこから地震との関係が述べられている筈などあるわけがない。彼らは元々、大気現象と地殻内現象が関係ある筈がないという程度のあまりにも幼稚な思考しか持っていないのだ。
尚、僅かながら少数の、気象学の知識にも長けていながら地震雲を含む大気現象と地震の関係を肯定的に見ている人もいるということは一応、付け加えておく。
まっ、私のほうもまだまだ幼稚な反論ではあるが・・・。