2003 09/24 23:46
Category : 日記
09/16 06:49 44.1N 148.0E 52k 4.9M 択捉島近海(世界版)
09/17 00:16 36.2N 136.3E 10k M3.0 福井県嶺北地方
09/17 06:50 43.9N 147.8E 浅い M5.1 北海道東方沖
09/17 19:27 42.4N 139.2E 217k 4.3M 北海道南西沖(世界版)
09/18 09:41 32.0N 130.4E 10k M2.9 鹿児島県薩摩地方
09/18 14:29 32.8N 129.9E 10k M3.0 長崎県南西部
09/18 17:33 29.9N 138.8E 424k 4.3M A 伊豆諸島南西部(世界版)
09/18 20:17 38.5N 141.3E 10k M3.4 宮城県北部
09/19 17:09 34.3N 139.2E 浅い M2.6 新島・神津島近海
09/20 00:50 35.5N 138.8E 10k M3.4 山梨県東部
09/20 00:59 28.2N 142.8E 33k 4.7M A 小笠原北部(世界版)
09/20 12:55 35.1N 140.3E 80k M5.5 千葉県東方沖/震度4
09/20 16:09 36.5N 140.6E 50k M3.8 茨城県北部
09/20 18:31 41.4N 143.0E 60k M4.7 青森県東方沖
09/22 06:47 40.5N 141.8E 100k M4.4 青森県東方沖
09/22 12:27 35.3N 140.5E 10k M3.4 千葉県東方沖
09/22 12:35 34.3N 139.2E 10k M2.9 新島・神津島近海
09/22 15:42 38.4N 141.2E 10k M2.8 宮城県北部
09/22 15:58 40.4N 142.1E 50k M3.6 岩手県沖
09/22 16:20 35.0N 139.1E 浅い M3.1 静岡県の伊豆半島東方沖
・・・下記データの全て日本時間・・・
09/22 03:16:12 19.91N 95.72E 10.0 6.5M A ミャンマー
09/22 13:45:35 19.67N 70.67W 10.0 6.5M A 西インド諸島北部のドミニカ共和国
皆さんは、21日夜に放送の地震の特集TV番組をご覧になったでしょうか? ここ最近の中では非常に内容が濃くて、凝縮された情報であったと思います。番組中、当サイト上でも取り上げている、南関東大地震の予知を公開した串田氏も登場していました。
09/21(日) 後06:56 >> 後08:54 テレビ朝日 社会・報道/ドキュメンタリー
徹底分析!もし東京を巨大地震が襲ったら…あなたは生き残れるか
▽地震予知の最前線!各地で不気味な前兆…
▽富士山噴火!津波!火砕流!恐怖の列島崩壊
▽奇跡のサバイバル術▽阪神・淡路の教訓命を守る1番大切なもの…
◇緊急サバイバル特番!巨大地震は必ず来る!!
◇巨大地震の恐怖をさまざまな角度から検証する。
現在、巨大地震が発生する可能性は高いとされている。それを予知、予測することは可能なのか。驚異的な精度で地震を予測する研究者を紹介。その予測法に迫る。また、関東大震災クラスの直下型地震が再び東京を襲ったときの被害を、科学者や専門家のデータや研究をベースに探る。
22日、関東周辺域で凄まじい断層状雲が目撃されたようで、前日のTVで紹介されたものと酷似することから恐れ慄いている状況があちらこちらで見られています。このことについて、そしていくつかの地震雲に関する誤解についてを、これから簡単に説明致します。
まずは、2CH掲示板などで報告された22日出現といわれる断層状雲の画像例です。尚、画像の1、2は帯状で、これもM5以上が想定される危険な地震雲です。
画像1、画像2
青山から千葉方面。右手に六本木昼図。
無題左側に東京タワー大体、東方面です。
今日22日17時38分撮影
画像6
東京都
画像7
三重県設置のライブカメラ 09/2212:59:48
(画像3.4.5はサーバートラブル続きでリンクを切りました)
まず、これらの断層状は地震雲として疑うべきであり、かなり危険なタイプにほぼ間違いありません。実は、これら断層形状の長さが地震の規模(M=マグニチュード)を示しており、画像例のような鮮明かつ明瞭な形状を形成したということは、まず小さくてもM4.5程度は想定して然るべきで、多くの場合にはM4.8-5.3位の地震が発生します。もしも、断層形状部が空の端から端まで跨っている場合には、少なくともM5.5程度。完全に空の両端を貫いている場合には、M6以上の震災級を疑う必要があります。
ただし、その地震雲の原因であった結果地震というのは、その目撃周辺地とは全く関係がありません。これは私自身の何十もの断層状雲の観測経験からみて、99.999999999%の確信を以って断言することができます。それで大地震が発生するなら、私の住む家は当の以前に壊滅し、それこそ跡形も無く吹っ飛んでいるでしょう。
特に私の住む中空知を震源とする有感地震は、年間を通じて殆ど無い地域でありまして、他地域からの揺れでさえも数える程度なのです。これら断層状雲を見て揺れた試しなどは、ただの一度もありません。
もし、断層状雲を見て数日後に揺れたという経験をお持ちの方がいましたら、それは擬似相関(勘違い)であると私は申し上げたいと思います。頻繁に有感地震で揺れる地域に住む方は特に震源と雲の相関を誤り易いのです。
この誤った認識の大きな原因になったものと私が見ているのが、TVでも紹介された岡山理科大学/弘原海教授によって集積-編集された阪神淡路大震災の「前兆証言1519!」です。。そこにはTVで何度も紹介されている断層状雲の報告を見ることができます。たまたま目撃した断層状雲と阪神淡路大震災とを関連づけてしまった擬似相関の代表でしょう。
「・野島・須磨断層に沿って快晴の空に一直線でクッキリ境界の出来た地震雲が出ていた。」
地震雲は断層の上に出現するとか、断層状雲の断層ラインに沿った真下がそのまま活断層であるとか・・・、これらは地震雲について説明するために発案されたものなのですが、しかし未だ誰によっても確認された試しがありません。
私が見ている限りは断層状雲はあらゆる方向、あらゆる位置に滞空しており、とても知られている活断層帯とは合致しません。何故なら、断層状雲は遠方震源前兆であって、その真下や周辺の断層やらとは全く関係がないからです。
それともう一つは、これもTVで繰り返し登場している、阪神大震災の前に撮影されたという有名な「竜巻雲」についてです。
まず一見、竜巻雲に見える雲の殆どは飛行機雲の見える位置関係や角度による目の錯覚によるものです。私も過去に何度か似たものを目撃し驚いたものですが、じっくり時間を掛けて観察することで、それがただの飛行機雲であることを確認しています。批判派(地震雲などは無いという)がいうところの一つの主張については、つまり私自身も確認しています。
しかし、断層から噴出すようなタイプの地震雲も存在している可能性は非常に高く(断層状とは異なるタイプとして)、その一つが「竜巻雲」として知られるタイプであると理解しています。これは地震に先行する地殻の亀裂から噴出したプラスイオンが核となって竜巻状の雲を形成したものだと弘原海教授は説明しています。しかしながら、阪神大震災前に出現したことで恐れられているにも関わらず、過去の殆ど瓜二つのような見事な竜巻状雲であっても、まずそこが揺れたことなどは無いというのが事実です。ましてや関係のあるような強い地震がそこで発生したのを見たことが一度もありません。このことから、竜巻雲=大地震という見方は全く間違っているということです。地震との関係すらも、まだハッキリと明確ではありません。
ここで再び、断層状雲の話へと戻るわけですが、いいでしょうか!
帯雲や断層状雲を形成している震源というのは遥か遠方地であって、決して目撃地域には震源は無いと知るべきなのです。特に地震の規模が大きいほどに前兆雲は遠方地上空に出現する比例関係にあるのです。これは何か、エネルギーの強さと距離との関係であると理解しています。断層状雲は発生地震の規模が比較的大きく、尚更、その震源は遠方であり、M6以上といった大型の場合にはまず例外なく、超遠方の海外外国の大型地震なのです。
地震雲で分かることの一大特徴とは、その雲の震源の在る方位を知ることができることであり、帯雲や断層状の場合にはその延長方位のいずれかにおいて震源が必ずあります。これは(あなたから)地震雲の見えている方向のことではなく、地震雲自体が指し示している方位のことです。これは全く異なったものですから誤解しないようにしましょう。
震源方位の見方と測定についての解説を是非、ご参照して下さい。これに従うならば、誰にでも震源方位について知ることができるものであって、誰々の特技というものではありません。この通りに従うことで、必ず発生地震の結果について確認できる筈です。また地震雲が出現して、その結果地震が発生しないということも、まず到底、考えられません。そういう方は結果地震をまだ見つけていないのです。
参照:
2001年観測記録
2002年観測記録
取りあえず、以上です。
09/17 00:16 36.2N 136.3E 10k M3.0 福井県嶺北地方
09/17 06:50 43.9N 147.8E 浅い M5.1 北海道東方沖
09/17 19:27 42.4N 139.2E 217k 4.3M 北海道南西沖(世界版)
09/18 09:41 32.0N 130.4E 10k M2.9 鹿児島県薩摩地方
09/18 14:29 32.8N 129.9E 10k M3.0 長崎県南西部
09/18 17:33 29.9N 138.8E 424k 4.3M A 伊豆諸島南西部(世界版)
09/18 20:17 38.5N 141.3E 10k M3.4 宮城県北部
09/19 17:09 34.3N 139.2E 浅い M2.6 新島・神津島近海
09/20 00:50 35.5N 138.8E 10k M3.4 山梨県東部
09/20 00:59 28.2N 142.8E 33k 4.7M A 小笠原北部(世界版)
09/20 12:55 35.1N 140.3E 80k M5.5 千葉県東方沖/震度4
09/20 16:09 36.5N 140.6E 50k M3.8 茨城県北部
09/20 18:31 41.4N 143.0E 60k M4.7 青森県東方沖
09/22 06:47 40.5N 141.8E 100k M4.4 青森県東方沖
09/22 12:27 35.3N 140.5E 10k M3.4 千葉県東方沖
09/22 12:35 34.3N 139.2E 10k M2.9 新島・神津島近海
09/22 15:42 38.4N 141.2E 10k M2.8 宮城県北部
09/22 15:58 40.4N 142.1E 50k M3.6 岩手県沖
09/22 16:20 35.0N 139.1E 浅い M3.1 静岡県の伊豆半島東方沖
・・・下記データの全て日本時間・・・
09/22 03:16:12 19.91N 95.72E 10.0 6.5M A ミャンマー
09/22 13:45:35 19.67N 70.67W 10.0 6.5M A 西インド諸島北部のドミニカ共和国
皆さんは、21日夜に放送の地震の特集TV番組をご覧になったでしょうか? ここ最近の中では非常に内容が濃くて、凝縮された情報であったと思います。番組中、当サイト上でも取り上げている、南関東大地震の予知を公開した串田氏も登場していました。
09/21(日) 後06:56 >> 後08:54 テレビ朝日 社会・報道/ドキュメンタリー
徹底分析!もし東京を巨大地震が襲ったら…あなたは生き残れるか
▽地震予知の最前線!各地で不気味な前兆…
▽富士山噴火!津波!火砕流!恐怖の列島崩壊
▽奇跡のサバイバル術▽阪神・淡路の教訓命を守る1番大切なもの…
◇緊急サバイバル特番!巨大地震は必ず来る!!
◇巨大地震の恐怖をさまざまな角度から検証する。
現在、巨大地震が発生する可能性は高いとされている。それを予知、予測することは可能なのか。驚異的な精度で地震を予測する研究者を紹介。その予測法に迫る。また、関東大震災クラスの直下型地震が再び東京を襲ったときの被害を、科学者や専門家のデータや研究をベースに探る。
22日、関東周辺域で凄まじい断層状雲が目撃されたようで、前日のTVで紹介されたものと酷似することから恐れ慄いている状況があちらこちらで見られています。このことについて、そしていくつかの地震雲に関する誤解についてを、これから簡単に説明致します。
まずは、2CH掲示板などで報告された22日出現といわれる断層状雲の画像例です。尚、画像の1、2は帯状で、これもM5以上が想定される危険な地震雲です。
画像1、画像2
青山から千葉方面。右手に六本木昼図。
無題左側に東京タワー大体、東方面です。
今日22日17時38分撮影
画像6
東京都
画像7
三重県設置のライブカメラ 09/2212:59:48
(画像3.4.5はサーバートラブル続きでリンクを切りました)
まず、これらの断層状は地震雲として疑うべきであり、かなり危険なタイプにほぼ間違いありません。実は、これら断層形状の長さが地震の規模(M=マグニチュード)を示しており、画像例のような鮮明かつ明瞭な形状を形成したということは、まず小さくてもM4.5程度は想定して然るべきで、多くの場合にはM4.8-5.3位の地震が発生します。もしも、断層形状部が空の端から端まで跨っている場合には、少なくともM5.5程度。完全に空の両端を貫いている場合には、M6以上の震災級を疑う必要があります。
ただし、その地震雲の原因であった結果地震というのは、その目撃周辺地とは全く関係がありません。これは私自身の何十もの断層状雲の観測経験からみて、99.999999999%の確信を以って断言することができます。それで大地震が発生するなら、私の住む家は当の以前に壊滅し、それこそ跡形も無く吹っ飛んでいるでしょう。
特に私の住む中空知を震源とする有感地震は、年間を通じて殆ど無い地域でありまして、他地域からの揺れでさえも数える程度なのです。これら断層状雲を見て揺れた試しなどは、ただの一度もありません。
もし、断層状雲を見て数日後に揺れたという経験をお持ちの方がいましたら、それは擬似相関(勘違い)であると私は申し上げたいと思います。頻繁に有感地震で揺れる地域に住む方は特に震源と雲の相関を誤り易いのです。
この誤った認識の大きな原因になったものと私が見ているのが、TVでも紹介された岡山理科大学/弘原海教授によって集積-編集された阪神淡路大震災の「前兆証言1519!」です。。そこにはTVで何度も紹介されている断層状雲の報告を見ることができます。たまたま目撃した断層状雲と阪神淡路大震災とを関連づけてしまった擬似相関の代表でしょう。
「・野島・須磨断層に沿って快晴の空に一直線でクッキリ境界の出来た地震雲が出ていた。」
地震雲は断層の上に出現するとか、断層状雲の断層ラインに沿った真下がそのまま活断層であるとか・・・、これらは地震雲について説明するために発案されたものなのですが、しかし未だ誰によっても確認された試しがありません。
私が見ている限りは断層状雲はあらゆる方向、あらゆる位置に滞空しており、とても知られている活断層帯とは合致しません。何故なら、断層状雲は遠方震源前兆であって、その真下や周辺の断層やらとは全く関係がないからです。
それともう一つは、これもTVで繰り返し登場している、阪神大震災の前に撮影されたという有名な「竜巻雲」についてです。
まず一見、竜巻雲に見える雲の殆どは飛行機雲の見える位置関係や角度による目の錯覚によるものです。私も過去に何度か似たものを目撃し驚いたものですが、じっくり時間を掛けて観察することで、それがただの飛行機雲であることを確認しています。批判派(地震雲などは無いという)がいうところの一つの主張については、つまり私自身も確認しています。
しかし、断層から噴出すようなタイプの地震雲も存在している可能性は非常に高く(断層状とは異なるタイプとして)、その一つが「竜巻雲」として知られるタイプであると理解しています。これは地震に先行する地殻の亀裂から噴出したプラスイオンが核となって竜巻状の雲を形成したものだと弘原海教授は説明しています。しかしながら、阪神大震災前に出現したことで恐れられているにも関わらず、過去の殆ど瓜二つのような見事な竜巻状雲であっても、まずそこが揺れたことなどは無いというのが事実です。ましてや関係のあるような強い地震がそこで発生したのを見たことが一度もありません。このことから、竜巻雲=大地震という見方は全く間違っているということです。地震との関係すらも、まだハッキリと明確ではありません。
ここで再び、断層状雲の話へと戻るわけですが、いいでしょうか!
帯雲や断層状雲を形成している震源というのは遥か遠方地であって、決して目撃地域には震源は無いと知るべきなのです。特に地震の規模が大きいほどに前兆雲は遠方地上空に出現する比例関係にあるのです。これは何か、エネルギーの強さと距離との関係であると理解しています。断層状雲は発生地震の規模が比較的大きく、尚更、その震源は遠方であり、M6以上といった大型の場合にはまず例外なく、超遠方の海外外国の大型地震なのです。
地震雲で分かることの一大特徴とは、その雲の震源の在る方位を知ることができることであり、帯雲や断層状の場合にはその延長方位のいずれかにおいて震源が必ずあります。これは(あなたから)地震雲の見えている方向のことではなく、地震雲自体が指し示している方位のことです。これは全く異なったものですから誤解しないようにしましょう。
震源方位の見方と測定についての解説を是非、ご参照して下さい。これに従うならば、誰にでも震源方位について知ることができるものであって、誰々の特技というものではありません。この通りに従うことで、必ず発生地震の結果について確認できる筈です。また地震雲が出現して、その結果地震が発生しないということも、まず到底、考えられません。そういう方は結果地震をまだ見つけていないのです。
参照:
2001年観測記録
2002年観測記録
取りあえず、以上です。