予知公開の様々な波紋と誤解 !?
09/15 13.57 39.0N 141.7E 70k M3.7 岩手県沿岸南部
09/16 02:51 35.1N 132.8E 10k M3.1 島根県東部
09/16 17:43 36.0N 140.1E 60k M3.7 茨城県南部


 串田氏の予知情報の公開にて、様々な波紋が広がっているようです。
 まず第一に、これは言わずもがの展開でしたが、ごく一部分だけの偏った情報の独り歩きが起きていること。そして歪曲化の問題です。まるで発生地震が確定しているかのような報道がされたり、60%の予知が撤回されたとか、10月に変更されたといって、いい加減なものだと憤慨する者など・・・。
 予知情報は最初から三つの可能性として提示されており、発生が確定している筈もありません。単一地震の場合には10月以降に遅れる可能性、そして全く発生しないケースについても最初から発表されています。また地震には、ヌルヌル/サイレント地震といって、非常にゆっくりと時間を掛けて発生して、結果的には無害で済む場合や震源が深いために規模(M=マグニチュード)の割りに揺れが殆ど小さい場合なども十分有り得るということを知るべきです。

 私は、いずれの未来に必ず来るであろう「地震予報」のキッカケとして、今回の串田氏の予知公開が見られるようになるかも知れないという想いで見ています。今回の串田氏の講演内容は、すべての予知研究者(特に民間研究者)たちを代弁するものとして大変、立派な姿勢であったと高く評価したいと思います。

 私自身もそうですし、各情報確認においても今すぐに発生するような状況ではないように見受けられます。まだ長引くということかもしれません。時間が取れるのはいいことなので、今の内に再度、ご自分と周囲の防災について確認しましょう。

参考:「最近の報道等に関して」串田嘉男
   2ch@臨時地震板
     ☆「9月14〜19日に予想されている地震について」まとめサイト☆


『PISCO宏観異常報告
投稿日 9月15日(月)19時14分 投稿者 天変地異@埼玉県上尾市
しばらく見ていなかったPISCOの宏観異常集計表を見て驚いたのですが、
ここ3ヶ月の宏観異常報告件数は神奈川県がダントツになっています。

 県  異常報告   モニタの人数 件/人数(%)
埼玉     17     108     15.7
東京     41     464      8.8
神奈川 ※102      275     37.1
千葉     39      89     43.8
兵庫     51     229     22.3
滋賀     46      34    135
大阪     33     271     12.2
奈良     18      35     51.4
京都     24      82     29.3
愛知     47     280     16.8
静岡     26     209     12.4
岐阜     4       45      8.9
三重     18      53     34.0

今回の報道の影響かと思ったのですが、検索した所、
神奈川では7月下旬から8月上旬に宏観現象のピークが一度あり、
その後だらだらと宏観が続いています。
つまり、串田氏の報告以前から観察されていたようです。
全数では、天象の異常が一番多く、その次が人体、電気器具、鳥類となっています。

e-PISCO地方別宏観件数表示(関東)
http://www1.pisco.ous.ac.jp/maspa/view/gis/gis_koukan.html 』
-------------------「前兆現象掲示板」より転載