南南西の新潟県中越地方〜御前崎/遠州灘方面。 M5レベルの二分割状地震雲が出現!
2002 04/04 01:04

04/02 19:59 26.9N 128.4E 40k M4.0 沖縄本島近海
04/02 22:13 37.1N 138.8E 20k M4.1 新潟県中越地方/震度3
04/03 17:25 32.9N 130.7E 10k M3.4 熊本県熊本地方 
04/03 23:51 36.5N 141.8E 40k M4.4 茨城県沖


 2日午前中、三宅島の雄山で小規模噴火。31日の台湾地震の死者は5人。2日の日暈に対応する地震か、同日の夜に新潟県中越地方でM4.1/震度3。つい先ほど、茨城県沖でM4.4が発生。これが2日観測の綱状地震雲の結果ならば、測定方位に7度程度もの狂いがあったことになる。果たしてどうだろうか、もう数日間の様子を見たい。
 前兆掲示板には、ほくと@富士宮氏からの投稿。 岩瀬氏からの伝言で「柏崎のM氏より地電流その他の異常値検出。関東南部から伊豆方面にM7クラスの被害級かも?5日の半月トリガーを観測者は厳重注意」だという。その他ほくと氏の観測からは、静岡中部方面と箱根方面の帯電エアロゾルが猛烈級。AM各波長域でもノイズレベルが上昇中とのこと。
 3日夕方、当地より私が観測した地震雲と赤焼けの宏観は要注意だと思う。

◆◆4月3日(水)夕方、空知支庁・上砂川町より観測◆◆
 
 
 前日の巻雲の吹き出しと日暈の影響か、一日中どんよりとした嫌な天候。夕方、西空の見事な赤焼け現象を目撃。規模はそうでもないが、焼け具合は昨年10月10日の様子に似たものがあった(推定地震は同月13日の未明発生、マリアナ諸島の南 M7.0)。
 焼けた雲は二分割状的な形態を見せており、雲の断層ラインは南南西−北北東(方位角198−18度)。震源方位は、方位角198度側が疑わしく、方位からはやや連発傾向にある新潟県中越地方震源が近しい。その延長方位としては御前崎/遠州灘方面で、東海方面のボルト折れレベルの可能性もある。更に遠方の場合にはインドネシアのセラム海・バンダ海、逆の場合には18度のサハリン/アニバ岬方面。しかし震源は、たぶんに国内範囲の印象。尚、今回は測定誤差がやや大きいかもしれない。
 推定規模としては、断層部分の全貌が把握できなかったためにハッキリしないが、M5程度(前後)が疑わしい。一応、M4.7〜5.6を予測したい。
 4月5日(00:29ピーク時間)の下弦半月が迫っており、直前型で数日内の可能性が高い。一応、一週間の4月10日以内まで。


『【三宅島で小規模噴火=住民の一時帰島中、けが人なし】
 2日午前10時2分ごろ、伊豆諸島・三宅島の雄山で約5分間にわたって小規模の噴火があり、約300メートルの噴煙が上がり、島東部で降灰があった。
 三宅村新宿事務所によると、この日は今週から毎週月、火曜日に行うことになった一時帰島のため、島民179人が島にいたが、けがなどはなく、予定通り同日午後2時出港の船で東京に帰る。今後の一時帰島にも影響はないという。[4月2日14時2分更新]』 
――――[時事通信]より転載
 
『2002年4月1日(月)
【台湾で強い地震/5人死亡、250人以上けが】
 31日、午後2時53分(日本時間同3時53分)ごろ、台湾東部・花蓮県の東方44キロの海底で、マグニチュード(M)6・8の強い地震がありました。台湾中央気象局によると、震源の深さは約9・6キロと浅く、各地で大きな揺れを感じました。
 台北市信義路では、建築中の高層ビルの54階に据え付けられていたクレーンが落ち、信号待ちの車を直撃しました。足場も崩れ落ち、台湾のテレビによると、作業員4人と車に乗っていたとみられる1人の計5人が死亡、20人がけがをしました。
 また、同市承徳路では、4階建てビルの1、2階が押しつぶされ、8人がとじこめられたが、救助されました。買い物客約30人が、割れた窓ガラスでけがをするなど、台湾全体で約250人以上が負傷しました。 台湾では、1999年9月21日、中部でM7・7の地震が発生、2400人以上の死者が出ています。』
http://www.chunichi.co.jp/kodomo/all/20020401.htm
――――HP[みんなのニュース]より転載