アフガンでは地震による死者5000人に達す 恥知らずの自己顕示欲丸出し野郎!
03/26 12:46 23.0N 124.1E 10k M6.9 石垣島南方沖
03/26 17:56 34.3N 135.5E 10k M2.8 和歌山県北部 
03/26 20:41 43.6N 144.6E 10k M3.7 北海道東部の根室支庁北部 
03/27 19:37 28.3N 129.5E 30k M3.0 奄美大島近海
03/27 21:15 44.4N 147.8E 120k M4.6 択捉島付近
03/27 21:49 33.8N 132.6E 50k M3.8 愛媛県伊予灘 

・・・下記データの全て日本時間・・・
03/25 15:18:13 49.53N 155.60E 33.0 4.9M A 千島列島 
03/25 23:56:37 35.97N 69.18E 33.0 6.1M A アフガニスタン


 フゥー、ヤレヤレ。せっかく時間を掛け書き上げた更新の原稿が、突然のPCのフリーズで残酷にも消滅。気を取り直して再びキーを打ってやっと完成。しかし、この更新は実に8時間位も費やしている。あーぁ疲れたー(馬鹿)。

 地震の発生状況だが凄いことになっている。25日深夜の伊予灘M5.0/震度4に続いて、翌26日は石垣島南方沖でM6.9が発生。10センチの津波が生じたが、幸い被害は無かった。25日(日本時間)の深夜、アフガンでM6.1の大きな地震が発生しており、更に27日早朝の強い余震で被害が増大。すでに3万人が住居を失い、死者も5000人に達するという。日本政府はこの酷い惨状を受けて、40万ドルの緊急資金援助を決定した。アフガンでは3月3日にもヒンズークシ山脈を震源とする地震で100人以上が死亡、1998年2月と5月にもM6−7の地震が起き、合わせて1万人近い死者が出ている。
 石垣島南方沖M6.9の関しては、東海アマの岩瀬氏が26日朝の更新情報の中で、南西諸島方面に大きな解放がありそうだと述べていた。トチロー氏によるVLF観測では、4KHzの異常静穏波形を記録、注意を呼びかけていた。サイトviproomでも、15日の観測から南西諸島方面の大きめの地震を察知していた模様。
 私の15日観測の二分割状も、この石垣島南方沖M6.9と関係したのではないか、というご意見を頂いている。確かに震源位置としては、ほぼ観測方位ライン上にある。しかし、どうもここまで大きな地震だとはシックリしない印象。私の観測経験からいえば(といっても僅かであるが)、もし本当にM7前後もの地震雲が出現したならば、地平線から地平線を貫くほどの巨大さと圧倒される恐怖感で気絶するほどのインパクトがあるもの。しかし、観測した二分割状はM5程度、或いは大きくてもM6を越えない程度のものと見ており、ちょうど25日の伊予灘M5.0の結果がほぼ合致している。周囲の山並みの邪魔がなければ、もっとハッキリと発生規模の確認が容易だったと思う。規模の推定は観測と震源データの確認の繰り返しで、自然と身に付いてくるもの。
 27日昨夜に余震M3.8も発生。関西ナマズ予知研さんより労いのお言葉、お褒め頂きまして恐縮です。(T^T)

 25日夜の月の状態に関係するのか、27日夜に択捉島付近でM4.6があった。「こちらは25日夜、やや光冠現象的なムーンシェル状といった感じの靄ついた月を確認。ハッキリはしないが、東北や千島などの北海道付近でM4以上の有感が迫っているのかもしれない。」(2002 03/26 06:14 更新)
 実は27日の日中、恐らくこの択捉島付近M4.6の直前前兆であったかもしれない地震性の形態をとった絹雲が確認できたが、どうも周囲の気象雲が邪魔して判然としなかった(これから発生する場合もあるが)。

 
 画像はM3級か、もしくはそれ以下の規模の波状雲。たぶんに規模が小さ過ぎて海域性の無感レベルで終始しそう。一応、震源方位としては方位角50−230度、紋別市沖のオホーツク海。逆ならば奥尻島方面付近。あまり画像が少な過ぎると読者離れが進行するので、ちょっとサービス?

 岩瀬氏によれば26日夕方、南西諸島方面の余震にしては強過ぎる前兆(M7級前兆?)、アマ無線フニャラの振り切れ、及び遠方の巨大震源特有の畝状雲を観測とのこと。
 29日(03:25ピーク時間)が満月。28日未明から満月トリガーの影響下にて、注意が必要。
 

●●恥知らずの自己顕示欲丸出し野郎!!●●
 うーん、きっ、貴様〜〜〜!!! お・の・れ・が〜...コホッ。バキッ(▼▼)=○(0o)ハウッ って。まー、別に大して怒る気にもならないけどねぇ・・・(笑)。
 実は26日のサイト「かもしれない掲示板」に、なんとこの私のことを、恥知らずの自己顕示欲丸出しの「一山当てたい」ウサン臭い奴だ、などと中傷する酷ーい書き込みがあった。(´д`)ハァ?
 私からの観測報告が悪いのか、或いはたぶんに伊予灘地震についての結果報告のことが気に入らなかったのだろう。どうしても私からの投稿が気に入らない方は、そこだけ飛ばして読んでくれや。
 しかし残念ですね。一生懸命仕事をしているんですけどね。○o!(>。<)y−~

 ならば今回は、ここで少ーしだけ弁解させて頂こうぞ。
 私は地震雲について人々の関心を呼びたいものと願っており、自ら観察を体験される方が増えて欲しいと思って活動している。そして強いては、マコトに地震雲が地震予知の研究対象として真剣に光が投じられる時が来るようにと、ちょっぴりだけ勇気を出して、そのために自ら事前予知の公開へとチャレンジを始めたのである。
 地震雲は本当に地震前兆なのか、予知として有用足り得るものなのかどうか。つまり地震雲の存在を示すためにはどうしても事前予知の公開は欠かせないものと考えた。別に誰だっていい。地震雲の存在を証明できる方で、予知の可能性についてハッキリと提示できる方ならば、誰だって構わない。何も、自分が凄いなどと自慢するためにこれをやっているのではない。私自身が自分の能力の無さにはとても苦々しい想いを抱いているところだ。

 私は地震雲は決して思い込みの産物などではないと見ている。未だ地震予知の確立しない現代において、もしやこれが大地震の悲劇から多くの人命を救える全人類にとっての至宝となるかもしれないのである。そう思うから、私は罵声と嘲笑を受けながらもこれを続けている。これは他の研究者の皆さんもきっと同じだと思う。
 私は普段は自分のサイト内でしか観測報告を上げない。ただ時折り、M5超級かもしくはM6以上の、場合によっては危険な地震と判断した地震雲の場合においては、より多くの人々に伝えるべく情報を持ち寄る大きなサイト掲示板へも投稿するようにしている。  
 それからこれは全く私の個人的な感想なのだが、多くの投稿はその後について、つまり投稿した宏観と関係すると思わしき地震が発生したのか否かについては何も記載がないことが多い(これはあくまでも投稿者個人の判断による地震でしかないのだが)。だから自分は率先して、結果の有無について投稿するようにしている(もちろん、そんなものは不要だという人もいるだろう)。まー、無くてもいいんだけどねぇ。


『【アフガンで地震、約1800人死亡か】
 アフガニスタン北東部で25日夜、マグニチュード(M)5・9の強い地震が発生、26日になっても断続的に強い地震が続いた。カブール訪問中の米政府当局者によると、暫定政権のカルザイ議長(首相)は同日、地震によりバグラン州などで1800人が死亡したと述べた。
 現地からの情報は混乱しており、死者数は大きく変動する可能性がある。北部の司令官筋は26日、震源に近いバグラン州ナフリンで1000人以上の遺体が回収され、4000人以上が負傷したと述べた。ジュネーブの国連人道支援調整官事務所(OCHA)によると、死者が4800人に達するとの未確認情報もある。
 アフガン・イスラム通信によると、カルザイ首相は地震被害に対応するため予定していたトルコ訪問を延期。セディク保健相をバグラン州に派遣した。
 国連当局者によると、旧市街と新市街からなるナフリンの旧市街では、家屋の90%以上が崩壊。多くの市民が家屋の下敷きになっている。アフガンの国営バフタル通信によると、ナフリンでは少なくとも15の集落が全壊。3万人が家を失い、避難を余儀なくされているという。
 バグラン州行政当局は赤十字国際委員会や国連に支援を要請した。カブールに展開する国際治安支援部隊(ISAF)が26日夕にヘリコプターで医療物資を搬送。北部マザリシャリフの国連当局は、食料やテントなどの緊急支援用品を被災地に急派した。
 米地質調査所によると、25日の地震の規模はM5・9で、震源地はカブールの北約170キロ。アフガンでは3日にも、ヒンズークシ山脈付近を震源とする地震が発生、100人以上が死亡した。(共同)』 
http://www.nikkansports.com/news/flash/f-so-tp0-020326-19.html
――――HP[日刊スポーツ新聞社(26日19時)]より