2001 12/22 00:35
Category : 日記
12/19 00:07 34.9N 139.7E 33k 4.1M B 千葉県南沖(日本既出?)
12/19 16:21:42 42.98N 137.30E 289.1 4.6M A 北海道西沖(日本既出)
12/20 02:05 28.3N 129.5E 30k M3.4 奄美大島近海
12/20 02:21 31.5N 142.2E 54k 4.7M A 伊豆諸島の東(世界版)
12/20 09:32 28.3N 129.5E 30k M4.3 奄美大島近海/震度3
12/20 13:21 34.7N 137.1E 10k M3.4 愛知県三河湾
12/20 17:45 24.0N 122.9E 20k M4.7 与那国島近海
12/20 19:58 32.0N 130.4E 10k M2.9 鹿児島県北西部の薩摩地方
12/20 22:19 28.5N 130.2E 30k M3.4 奄美大島近海
12/20 03:36 23.9N 123.0E 10k 4.5M B 与那国島近海(世界版)
12/21 06:21 24.3N 123.6E 10k M4.3 西表島付近/震度3
12/21 15:06 43.2N 145.3E 100k M4.4 釧路支庁中南部
12/21 16:02 28.5N 128.9E 10k M4.2 奄美大島近海
12/21 00:54:30 49.37N 156.20E 33.0 4.7M A 千島列島北部(日本時間)
19日朝の彩雲の結果が当日夕方、北海道西沖M4.6(M5にも満たなかった)であったかどうかは判らないが、その後も21日に千島列島北部でM4.7、釧路でM4.4なども発生した。21日も昼頃に日傘が、そして午後からは椋平虹と彩雲が見られたことから、再び北海道近郊域でもM5級以上、もしくは海外でのM6超級直前を疑う。この日は非常に地気が激しい空の印象。太陽の輝きが強くて照り返しが凄い。こういう宏観は数日内に近郊域で大型のM6超級が発生してきている。場所的には根室沖〜北方領土〜千島列島、もしくは青森県東方沖などが怪しい。n氏やQ太郎氏が指摘している北海道近郊での強い地震も或いはそれではないだろうか。
トチロー氏が警告していた波形の乱れはほぼ静穏に戻った模様。データからは18日の与那国島近海M7.3が原因として濃厚。
●●地震雲の信憑性を疑わしくしているのは観測者か !?●●
地震雲の認知度が増すこと自体そのものは喜ばしいが、地震雲が見られればそれでその地域で地震が在るものと短絡的に思っている者、或いは東空に見られたらそのまま東方位で地震が在ると思っている者、中には国内のどこかで震度3以上が発生するなどという者すらいる。誠に残念ながらこれらが大凡、地震雲に対する社会的な信憑性を疑わしいものにしてしまっているのである。
あまり他の地震雲サイトを悪くは言いたくないが、とても地震雲による地震予知とは言いがたい可笑しな予知発表、円形で殆どの広域を色づけするという理解し難い予知を公表し、その根拠たる地震雲の観測記録・データについては一切公表しないという地震雲研究の中では有名なサイトもある。ここでは掲示板の書き込みにも一切無反応の一方通行。私からの問い合わせにも何ら挨拶すらない。そして、ただひたすら会員募集を呼びかけ続けるだけという奇異な研究サイトだ。こういうところの予知など、如何に著名な研究家のサイトであっても私は一切信用もしないし、相手にもしない。
またメール・アドレスが公開されていなくて問い合わせの不可な一方通行サイトが幾つか見える。忘れているのか、まさかホームページの設立者でありながらメーラーが起動するリンク設置を知らないとも思えないが、或いは意図的に問い合わせを拒んでいると見られてもこれでは仕方あるまい。
それから地震雲の結果としての地震が無くても、防災意識の喚起には役立った(役立てばそれでいい)などという者も結構多い。しかしこれは逃げ口実であって、あまりにいい加減な――そして当たらない――地震雲予知(判断)ならば、その人はやはり深く反省して真剣に改善に向けて取り組み直すか、それができないのならいっそ辞めるべきなのだ。そんなものは地震雲の信憑性を著しく低下させるだけでしかない。
以上、幾つか地震雲観測のこの世界に対する不満をぶちまけたが、私自身、PISCO掲示板からの指摘を受け、どうやら私が用いてきたメルカトル図法地図による予測・検証(特に海外の超遠方震源の場合)には根本的に無理が大きいということが明らかとなってきた。これは最大の欠陥であり、とても大きな一つの課題ができた。
来年度からはこの問題に自分はどう対処すればいいのか、その自己の考えを明確にしなければならない。今後も積極的、且つ建設的な地震雲に対するご意見を期待したい。
私の観測データにも幾分ノイズ含みであることがハッキリしてきたが、それでも地震雲とは地震に先行する前兆、自然現象の一つである、という私の信念は未だ揺らいではいない。これは決して、防災意識を喚起できたから地震(地震雲の結果)がなくてもいいじゃないか、などというようないい加減なものではない。また東に見られれば東の地震などという馬鹿げたものでもない。地震雲は明らかに震源を指して向いているのであり、その方位を測定することが絶対原則である。そしてこれは繰り返し述べているが、地震雲は発生地震の規模に比例した規模(長さ)で出現する。これは大雑把ながら私の観測結果、予測・推定規模と結果地震の規模とを比較したデータ表を見れば明らかである。それが私の見ている地域での地震雲特有なこと、などということはとても考えがたい。私の観測で明らかならば、それはどこの地域で観測しても同様であろう。そうでなければとても一環した法則性とは言えない。
私の関心事は真実とは何かだ? もしも結果的に、地震雲が思い込みの産物であったとしても、それが明らかとなるならばそれでいい。迷信の排除こそが全てだ。
12/19 16:21:42 42.98N 137.30E 289.1 4.6M A 北海道西沖(日本既出)
12/20 02:05 28.3N 129.5E 30k M3.4 奄美大島近海
12/20 02:21 31.5N 142.2E 54k 4.7M A 伊豆諸島の東(世界版)
12/20 09:32 28.3N 129.5E 30k M4.3 奄美大島近海/震度3
12/20 13:21 34.7N 137.1E 10k M3.4 愛知県三河湾
12/20 17:45 24.0N 122.9E 20k M4.7 与那国島近海
12/20 19:58 32.0N 130.4E 10k M2.9 鹿児島県北西部の薩摩地方
12/20 22:19 28.5N 130.2E 30k M3.4 奄美大島近海
12/20 03:36 23.9N 123.0E 10k 4.5M B 与那国島近海(世界版)
12/21 06:21 24.3N 123.6E 10k M4.3 西表島付近/震度3
12/21 15:06 43.2N 145.3E 100k M4.4 釧路支庁中南部
12/21 16:02 28.5N 128.9E 10k M4.2 奄美大島近海
12/21 00:54:30 49.37N 156.20E 33.0 4.7M A 千島列島北部(日本時間)
19日朝の彩雲の結果が当日夕方、北海道西沖M4.6(M5にも満たなかった)であったかどうかは判らないが、その後も21日に千島列島北部でM4.7、釧路でM4.4なども発生した。21日も昼頃に日傘が、そして午後からは椋平虹と彩雲が見られたことから、再び北海道近郊域でもM5級以上、もしくは海外でのM6超級直前を疑う。この日は非常に地気が激しい空の印象。太陽の輝きが強くて照り返しが凄い。こういう宏観は数日内に近郊域で大型のM6超級が発生してきている。場所的には根室沖〜北方領土〜千島列島、もしくは青森県東方沖などが怪しい。n氏やQ太郎氏が指摘している北海道近郊での強い地震も或いはそれではないだろうか。
トチロー氏が警告していた波形の乱れはほぼ静穏に戻った模様。データからは18日の与那国島近海M7.3が原因として濃厚。
●●地震雲の信憑性を疑わしくしているのは観測者か !?●●
地震雲の認知度が増すこと自体そのものは喜ばしいが、地震雲が見られればそれでその地域で地震が在るものと短絡的に思っている者、或いは東空に見られたらそのまま東方位で地震が在ると思っている者、中には国内のどこかで震度3以上が発生するなどという者すらいる。誠に残念ながらこれらが大凡、地震雲に対する社会的な信憑性を疑わしいものにしてしまっているのである。
あまり他の地震雲サイトを悪くは言いたくないが、とても地震雲による地震予知とは言いがたい可笑しな予知発表、円形で殆どの広域を色づけするという理解し難い予知を公表し、その根拠たる地震雲の観測記録・データについては一切公表しないという地震雲研究の中では有名なサイトもある。ここでは掲示板の書き込みにも一切無反応の一方通行。私からの問い合わせにも何ら挨拶すらない。そして、ただひたすら会員募集を呼びかけ続けるだけという奇異な研究サイトだ。こういうところの予知など、如何に著名な研究家のサイトであっても私は一切信用もしないし、相手にもしない。
またメール・アドレスが公開されていなくて問い合わせの不可な一方通行サイトが幾つか見える。忘れているのか、まさかホームページの設立者でありながらメーラーが起動するリンク設置を知らないとも思えないが、或いは意図的に問い合わせを拒んでいると見られてもこれでは仕方あるまい。
それから地震雲の結果としての地震が無くても、防災意識の喚起には役立った(役立てばそれでいい)などという者も結構多い。しかしこれは逃げ口実であって、あまりにいい加減な――そして当たらない――地震雲予知(判断)ならば、その人はやはり深く反省して真剣に改善に向けて取り組み直すか、それができないのならいっそ辞めるべきなのだ。そんなものは地震雲の信憑性を著しく低下させるだけでしかない。
以上、幾つか地震雲観測のこの世界に対する不満をぶちまけたが、私自身、PISCO掲示板からの指摘を受け、どうやら私が用いてきたメルカトル図法地図による予測・検証(特に海外の超遠方震源の場合)には根本的に無理が大きいということが明らかとなってきた。これは最大の欠陥であり、とても大きな一つの課題ができた。
来年度からはこの問題に自分はどう対処すればいいのか、その自己の考えを明確にしなければならない。今後も積極的、且つ建設的な地震雲に対するご意見を期待したい。
私の観測データにも幾分ノイズ含みであることがハッキリしてきたが、それでも地震雲とは地震に先行する前兆、自然現象の一つである、という私の信念は未だ揺らいではいない。これは決して、防災意識を喚起できたから地震(地震雲の結果)がなくてもいいじゃないか、などというようないい加減なものではない。また東に見られれば東の地震などという馬鹿げたものでもない。地震雲は明らかに震源を指して向いているのであり、その方位を測定することが絶対原則である。そしてこれは繰り返し述べているが、地震雲は発生地震の規模に比例した規模(長さ)で出現する。これは大雑把ながら私の観測結果、予測・推定規模と結果地震の規模とを比較したデータ表を見れば明らかである。それが私の見ている地域での地震雲特有なこと、などということはとても考えがたい。私の観測で明らかならば、それはどこの地域で観測しても同様であろう。そうでなければとても一環した法則性とは言えない。
私の関心事は真実とは何かだ? もしも結果的に、地震雲が思い込みの産物であったとしても、それが明らかとなるならばそれでいい。迷信の排除こそが全てだ。