12日福岡出現の断層状雲の結果か、バヌアツでM6.1が発生 !? 15日ピーク、金環日食の新月大トリガーに突入!
12/13 05:37 36.2N 139.8E 50k M3.8 茨城県南部

12/12 07:59:28 53.82N 160.60E 71.6 4.6M A カムチャッカ半島(日本時間)
12/12 21:53:20 17.29S 167.62E 51.1 6.1M A バヌアツ(日本時間)
12/12 23:02:35 42.78S 124.82E 10.0 7.0M A オーストラリアの南(日本時間)


 12日、福岡上空に出現し話題となった凄い断層状雲の結果を疑う地震がすでに発生している。正確な雲の断層ラインの方位は判らないが、高知大の可視履歴の画像からは大凡、南東-北西ライン。ちょうどその福岡からの南東方面の延長バヌアツにて、12日夜にM6.1が発生していたことが判った。発生規模と場所(震源方位)、そして直前前兆の場合が多い傾向からもこの発生地震が12日出現の断層状雲の結果ではないかと私は思う。
 PISCO宏観情報で、神奈川県鎌倉市からの湧き水異常の報告が上がっていた。以前にも湧き水が止まって地震が発生しており、今回、水量が増えた後に止まったという。これは気になる情報だと思う。
 新月は15日(土)05:47ピーク時間だが、今回は金環日食(中央太平洋方面)の惑星整列大トリガーで、すでにこのトリガー影響期間に突入していると見ていいと思う。今は、嵐の前の静けさのように有感地震が止まっている。
 14日の今朝は、ふたご座流星群の極大だそうだが、当地は生憎と完全に曇っており、観測は不可。

■■12月6日(木)夕方観測の該当地震が発生 !!■■
▲12/13 02:08:36 51.15N 178.13W 33.0 4.6M A アリューシャン列島(日本時間)
 『・・・ちょうど観測中、千島方面震源を疑う東北東−西南西(68−248度)ラインの帯雲が形成されるのを見たが、この前兆虹や太陽柱の震源と同一前兆かは不明。印象としてはそれほどの規模ではなくM4.5±0.5程度。この半月トリガー中での発震、12月9日以内が最も怪しい。震源ラインは知床岬〜千島・択捉島〜アリューシャン列島方面で、やや遠い震源かも知れない。逆の場合には岩内町〜北海道南西沖方面。』
(2001 12/06 22:49 更新)
――結果考察――
 結果的に半月の9日までではなく、次の月齢トリガーこの新月近くでの発生だった。震源方位の精度としては大凡、73度辺りで+5度の誤差。少しカーブした帯雲だったこともあり、この程度の測定誤差には納得。発生規模も妥当なところ。