東海道沖で大深度M5.5が発生 釧路市方面−雄冬・増毛町方面震源を疑う二分割状
2001 11/12 23:37

11/11 22:47 31.2N 131.9E 30k M4.0 宮崎県日向灘
11/12 03:13 33.2N 137.5E 380k M5.5 東海道沖
11/12 12:25 35.3N 135.9E 10k M2.9 滋賀県北部
11/12 17:48 35.6N 140.1E 70k M3.7 千葉県北西部
11/12 20:30 41.3N 142.2E 60k M4.6 青森県東方沖 
11/12 02:56 36.3N 141.6E 20k M4.5 茨城県沖


 12日未明、東海道沖でM5.5の大深度地震が発生。サイト関西ナマズ予知研での御用達情報提供者による10日更新情報で、東海沖〜紀伊半島沖のM5超を予測していたと思われる記載があった。また測定方位からは猫魚氏による観測の結果でもある可能性。9日10:00頃観測(11/10 01:13 更新)の29−209度、北海道斜里町〜静岡県浜松市〜沖大東島近海ラインの龍状雲がそれである。尚、前回更新、11日の深発地震を疑う空の宏観がこの地震の前兆だったかどうかは不明。画像に写っている雲の指向性方位は近しい印象ではあるが、過去の経験からこれほどの大深度地震のM5超の前兆が出る際には、もっと凄く際だった宏観が確認できるものと考えている。
 12日の夕方、なかなか見事な二分割状が見られた。気象性の偶発である場合も有り得るが、多分にM5前後の地震性、深発的な宏観だった。精度が悪いが、先月30日観測の地震雲の結果を疑う地震、青森県東方沖でM4.6が発生。
 次の月齢トリガー・ピークは15日(15:40時間)の新月、しかも中央太平洋方面では金環日食となっている。過去の結果からは、このような惑星整列は地震のトリガー力が強まる傾向が考えられる。  

◆◆11月12日(月)夕方、空知支庁・砂川市より観測◆◆
 
 午前中から降雨だったのが、一時は途中、晴れ間も見えるほど変化の激しい天候の日だった。午後3時頃、南空が見る見る内に地震性を疑う二分割状の形態を取った。断層の指向方位は東南東−西北西(108−288度)、釧路市方面−雄冬・増毛町方面延長の何れかに震源が在ると思われる。ハッキリしないが、発生規模は推定M5.0±0.5程度あってもいいと思う。分厚く覆う層雲のモコモコした状況からは100�q超の深発地震の可能性。11月18日以内までと予測。ただし気象性の偶発的形態という場合も有り得る。

■■10月30日(火)日没観測の該当地震が発生!!■■
▲11/12 20:30 41.3N 142.2E 60k M4.6 青森県東方沖 
 『午後5時半過ぎ、層雲の塊が断層状を形成しているのを目撃。暗くて測定は困難だが、おおよそ南南東−北北西(165−345度)ライン。震源は165度側の静内沖方面が濃厚。規模の把握も難しく、ざっとM4.5前後程度か。発生は同じく11月3日以内まで。』(2001 10/31 02:36 更新)
――結果考察――
 随分と発生が遅れたが、恐らくはこれが該当地震と思われる。ただ撮影が不可であったほどの暗い日没後の状況もあって、方位測定の精度は酷いもので+8度程度もズレていた。規模推定だけは妥当なもの。

 『はな > 18時半のニュースでもどりかつおの不漁でここ一ヶ月マイワシが和歌山県沖で大漁だそうで、釣りをする時の網を海の中にいれるとマイワシが入ってくるのだそうです。漁師さんがこんな事は、初めてで気持が悪いと言ってました。何も無い事を祈ります (11月12日20時16分)』
―――――――HP[地震の前兆現象研究のための掲示板(チャット)]より転載